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道徳の評価は入試で利用しない!?<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年6月25日 12:25 AM
  • 未分類

私は数年前に、東京都の教育モニターとして、いくつかの学校において道徳の授業を見学する機会に恵まれました。とにかく、ここでの授業の内容が酷かったのです。(「おっ、いいな」と感じた授業もありましたが、ごく少数でした) 私の中でこの時の印象がとても強いため、「あれで生徒たちの評価をされてしまったのではたまらない…」という思いが強くあります。

抽象的な話だと分かりにくいと思うので、具体的な事例を挙げてみます。プライバシーの問題もあり、学校が特定されてしまうとまずいと思うので、多少授業内容の設定を修正していることをご承知おきください。

<事例1>
テーマは「将来の大きな夢を持とう!」。将来の職業や活躍したいこと等について、大きな夢を持つことが大切だという教師の話の後に、生徒たちに1人ずつ将来の夢を語らせる。教師はそれに対していちいちイチャモンをつける。「もっと大きな夢を持ちなよ~!」とか、「それは無理無理!」とか… ある生徒が、「自分はみんなのような壮大な夢はありません。普通に働いて、普通に結婚して家庭を持って、普通に生活して行ければいいと思います」と発言したら、「今からそんなことでどうするの!」と叱責モード。最後のまとめとして、「夢は努力によって必ず叶います。夢を叶えるために、毎日きちんとした努力を続けて行きましょう!」と。

<事例2>
テーマは「いじめの撲滅」。「いじめは絶対に許されないことなので、いじめのないクラス・いじめのない学校にしよう!」という話からスタート。いじめが起こった時には、3通りの関係者がいる。加害者と被害者と傍観者である。実は傍観者の責任がとても重い。いじめを見かけた時に、見て見ぬふりをするからどんどん問題が大きくなる。なぜ、いじめを止めようとしない? 傍観者は加害者と同じである。今後は、いじめを見つけた瞬間に勇気を持って止めること。そうすれば、いじめのないクラスになります。

<事例3>
テーマは「世界での日本人の活躍」。野球のイチロー選手、サッカーの本田選手の話が中心。小学生の時の作文を引き合いに出して、「彼らは小学生の時から明確な目標を持って、毎日血の滲むような練習を続けて来たから今があるんです。皆さんも今からそのくらい頑張って、イチローや本田くんみたいになれるように頑張りましょう!」
後半は女子サッカーのワールドカップで日本が優勝した話題に。チームを牽引したS選手の話が中心。35歳を過ぎて現役で頑張っていることに触れて、「何てすばらしい生き方なんでしょう! 普通はできませんよ。(結婚もしないで)自分の人生を犠牲にして、日本のために身を粉にして頑張っているのです。皆さんもそういう充実した人生を目指しましょう!」 担任は、妙齢の女性の先生でした。

皆さんは、これらの道徳の授業の事例をどのように受け止めたでしょうか?
(次回に続く…)

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