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成績が上がる生徒・上がらない生徒<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年10月31日 12:39 PM
  • 未分類

<成績が上がらない生徒>

当然、成績が上がる生徒の類型と反対の項目が並ぶことになるわけですが、視点が異なる部分もあるので、改めてまとめてみます。

〇受験校が決まっていない
→明確な目標を持って、それを達成するために邁進していなくてはならない時期を迎えているわけですが、その根本が揺らいでいる生徒はうまく行きません。成績がまったく足りないのにまだ憧れ程度の夢を見ていたり(この時期は可能性が0に近い学校についてははっきりそう伝えています)、学校見学に行って、「あっちがいい、ここはダメ」とか言っていたり(そんなことはもっと早い時期にやるべきことです)、とにかく腰が落ち着かないのです。
この時期は、自分が実際に受ける学校の過去問をやり込んでいかなくてはならない時期なのです。GSの生徒たちには、「過去問管理シート」を持たせて取り組ませていて、その出来具合を点検しています。この時期に受験校が決まっていなければ、その部分でも乗り遅れてしまうわけです。

〇トレードオフの関係を持ち出して言い訳をする
→あっ、すいません。トレードオフというのは一般的な言葉ではありませんね… 簡単に言うと、「~だったので、~ができなかった」という言い訳が増えてくるということです。「学校行事が忙しくて勉強ができない」とか、「〇〇の科目を頑張っていたので、〇〇の科目に時間が回らなかった」とかいう感じのことを言っている生徒のことです。中1・中2生でも、部活を言い訳にしている生徒は伸びません。「そんなもん、自分で決めたんだから全部きちんとやれよ!」ということです。決してトレードオフの関係ではありません。
入試の時期は決まっていて、待ってはくれません。当日に点数を取らないと、その学校に入学することはできないのです。やるべきことの総量と残された時間はみんなに平等です。いかに言い訳を排除して頑張って行くかが勝負の分かれ目になります。

〇無駄な時間をかけている
→効率の悪い勉強をしている生徒は、この時期になって成績が停滞して来ます。ノートまとめに意味なく時間を使っていたり(色をたくさん使ってきれいなノートを作っている生徒は要注意です)、分からない問題1問にかなり時間をかけてしまったり、入試に出ないことを延々とやっていたり…
過去問の取り組みについて、特にそれが顕著になります。どういうシチュエーションで解いて、誰が採点して、やり直し・復習をどんな風にやっているかという部分です。この時期に、過去問の本やノートを持って廊下や職員室をウロウロしている生徒は、だいたい状況が良くない生徒です。理由を考えてみてください。

〇「自信がない」が口癖になっている
→言葉に出さなくても、ずっとそう思っているのであれば同じです。そういう生徒たちに、「なんで自信を持てないの?」と聞くと、決まって「やってもやっても成績が上がらないから」とか、「みんなができることを自分だけできないから」というような返事か返ってきます。しかし、私が見ている限り、まったく因果関係が逆である生徒の方が多いです。そんなことを言いながら(考えながら)やっているから、成績が上がらないのです。常に言い訳を用意してやっている状態なのですから、うまく行くわけがありません。
中には、「自分は成績が上がらない、きっと合格できない」というような自己暗示をかけながらやっているような生徒もいたりします。この時期に、そういてう生徒たちの目を覚まさせるのは簡単です。「本当に受かりたいのかどうか」を迫ればいいのです。「自分は本当に合格したいんだ、だからやるしかないんだ」というところに行き着くことができれば、劇的に変わって取り組み出せるようになる場合が多いです。

〇友達に足を引っ張られている
→特に小学生で、中学受験をしない学校の友達と仲が良い生徒は要注意です。日々の行動の基準が違うわけですから、同じように遊んでいたり、連絡を取り合って無駄な時間を使っていたりすると最悪です。特に成績が思わしくなくなって来ると、受験から逃げたいという気持ちもあり、「公立中にあの子たちと一緒に行けばいいか…」というような雰囲気になってしまったりします。
それは中学生についても同じことが言えます。本気で受験勉強に取り組んでいる生徒とそうでない生徒に2分されるので(中学校によっては後者の方が多いところも…)、どういうグループに属しているかはとても大きいのです。女子生徒に多いのですが、この時期不安が大きくなって来るので、その不安を周囲にまき散らす「かまってちゃん」があちこちに出没します。そういう生徒には近寄らないことです。不安が伝染してしまったり、とにかく時間を無駄に奪われます。
私は、「友達は選べ!」ということを常に発信しています。こういうことを書くから、後藤は冷たい奴だとか言われてしまうわけですが(苦笑)、このブログで毒にも薬にもならないことを書いても意味がないでしょう…「みんなで仲良く」ということはお題目としてはいいのですが、受験や将来にとってマイナスになるような関係を大切にしていくのはナンセンスです。外に目を向ければ、自分の成長につながるような環境もあるはずです。そういう意味では、やはり塾の選び方、そして塾の利用の仕方がとても重要なのだと思います。

〇親子関係が最悪
→昨日も書きましたが、この時期この部分はとても大きいと思います。生徒が塾に来た時に様子がおかしい場合は、だいたい来る前に親子バトルをしています。よく毎日毎日飽きないなぁと感じてしまうご家庭もあります(ました)。中学生の場合は母親vs女の子、小学生の場合は母親vs男の子のケースが多いのですが、週末になると父親を交えたバトルに発展することになったりします。中学生の場合、お父さんとの距離がとても遠い生徒も多いのですが、それも良し悪し両面があります。「ここはお父さんの出番なんだけどなぁ…」と感じる場面で、ご協力いただけるかどうかがポイントです。
簡単に言うと、保護者の方が子どものことを信頼できているかが大きいのですが、もちろん信頼できないようなことを子どもがしている場合もあります。これを言ってしまうと身も蓋もないのですが、受験期になって慌てて親子関係を修復しようとしてもなかなか難しいのです。小さいお子様をお持ちの方は、今のうちからぜひ良好な関係を築いておいてください。受験期になってどうにもならない場合は、我々塾の講師が間に入って取り持つ羽目になったりします。今までに家庭訪問をしたことも数え切れないくらいあります。
もう一つ付け加えておくと、お父さんとお母さんの仲が悪いと、確実に子どもにとってマイナスになります。子どもの前でそういう場面を見せなかったとしても、子どもたちには伝わっています。せめて受験直前期くらいは、お願いしますよ!

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