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大阪の住民投票の結果を見て感じたこと<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年5月19日 4:30 PM
  • 未分類

以上のことから導き出される結論は、世代間での投票率の差がかなり大きいだろうということです。20代の投票率がかなり低く、60代・70代の投票率がかなり高いことが予測されます。
現時点でこの年代別のデータは公表されていませんが、過去のデータを紐解いてみると、大阪市に限らずどの地域でもこの傾向ははっきりしています。例外なく、年代が上がるほど投票率は上がりますし、60代・70代の投票率は、20代の2倍~3倍にもなるケースが多いです。この状況のために、世代ごとの人口が同じくらいであっても、高齢者の方の考えが反映されることになる場合が多くなるわけです。

もう1つ、昨日のブログを書いた後に気付いたのですが、期日前投票の影響も大きかったのではないでしょうか? 今回は、期日前投票をした方の数が、全投票者の20%以上もいたのです。この部分については、組織票も多かったようですし、病院や老人ホーム等での投票も結構あったようですので、当然年代が上の方の割合が高かったことが推測されます。そうであるらば、反対票の割合も(当日投票よりは)高かったはずです。
一方、出口調査というのは、(当たり前ですが)当日投票をした方の分しか反映されていません。そのあたりのことも、私が昨日感じた違和感の理由になっているのではないかと思いました。

ただ、私はこのことによって、「こんな大事なことを決めるのに投票に行かないなんて、最近の若者はけしからん。おかげで高齢者の考えが優先されて、都構想がつぶれてしまったじゃないか…」という考え方には賛同できません。確かに、20代・30台くらいの若い世代の方がもっと投票に行っていれば、結果は違っていたかもしれません。当日忙しかったら、期日前投票にも行けただろうという指摘もその通りだと思います。
しかし、このことは何も今に始まったことではないのです。笑い話のようですが、今の高齢者の方が若者だった頃(30~40年前くらい前)のデータを見てみると、やっぱり20代の投票率が一番低いのです。今よりは、少しその差が小さい感じはしますが、年代が上がるほど投票率が高くなる傾向も変わっていません。今の若者が政治に無関心でダメなのではなく、社会の構造的にそういうことになってしまっているのです。
お恥ずかしい話ですが、私自身のことを振り返ってみても、20代の頃はほとんど選挙に行きませんでした。日曜日にほとんど仕事があったからということもありますが、前述した通りそれは理由になりません。30代になって少し行き始め、40代ではさらに機会が増えて、今はほとんど欠かしたことがありません。これから50代・60代では、おそらく(自分の)投票率はかなり高くなると思います。政治的関心が高まったというよりも、生活に余裕ができたり、同世代がみんな行くからとか、話題に乗り遅れないようにというような消極的な理由が大きいように思います。
(次回に続く…)

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