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都立中入試得点開示<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年3月16日 1:32 PM
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今年から、都立中の入試問題(適性検査)が「全校共同作成」に変更となりました。各中学校から選ばれた作成委員の先生が、共同で共通の問題を作成することになったのです。ただし、適性Ⅰ・適性Ⅱの大問3題・適性Ⅲ(一部の中学校のみ実施)のうち、2問までは各中学校で差し替えができることになっています。例えば今年の南多摩と立川国際は、作文を自校作成にして、適性Ⅱはすべてそのまま共同作成問題を使用しました。問題の質の向上を目的として謳っていますが、自校作成による先生方の負担が大きくて悲鳴が上がっていたことが根底にあります。
その影響もあると思いますし、ここ数年の各校の採点基準にもその匂いを感じるのですが、「今までとは違うタイプの生徒を獲りたい」という意志を感じます。簡単に言うと、「通信簿と作文の点数だけで合格する生徒を減らしたい」ということです。中学校にもよるのですが、数年前まではそれこそ作文だけで合格した生徒が少なくありませんでした。作文以外の適性の方が難しすぎたりしてあまり差がつかず、逆に作文の方で90点以上の点数を乱発したために、そんな事態が起こっていた中学校が少なくなかったのです。作文で90点や100点がついていた答案も、必ずしも内容が飛び抜けてすばらしいと言えるものばかりではありませんでした。(特に作文の)採点基準が曖昧だったこともその状況を後押ししていたように思います。
その結果、どういうことが起こってしまっていたかと言うと、「本当に力がある生徒を獲れなくなっていた」ということです。ごく一握りの本当に優秀な生徒はどういう状況であっても合格するのでしょうが、私の感覚だと合格者の半分~2/3くらいは、もう1回入試をやったら不合格者と入れ替わってしまうように感じていました。当然、そういう中学校は、大学入試の出口のところで結果が苦しくなることが目に見えています。
一部の中学校は、大学入試のところでもよく頑張っていると思います。今年も小石川で東大の現役合格者が9名出ました。(これはすごいことだと思います) 過去数年の数字を見る限り、桜修館や両国も踏ん張っていると思います。しかし、武蔵・立川国際等、西の方の中学校は今のところ大変苦戦しています。南多摩・富士・三鷹等は、来年度から初めて大学受験に参戦しますが、中には決して楽観できる状況ではない中学校もあるようです。このことは、前述した入試問題(適性検査)の質と採点基準の部分の失敗と無関係ではないと私は感じています。

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