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過去問の取り組み方<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年11月18日 12:07 AM
  • 未分類

テストで間違えた問題をやり直すのは、次に同じような問題が出てきた時に点数を取れるようにするためです。それができないのであれば、やり直しをする意味がありません。「その問題」のやり直しだけをして、〇をつけて(もらって)満足している生徒は、思うように成績が上がっていないはずです。次のテストでまた同じような失敗をして、悔しい思いをしてしまうことが多いでしょう。もちろん、それ(テスト直し)すらしていない生徒は論外ですが…

どのように復習をしていけばよいのか、具体的に説明します。テストで点数を落としてしまう原因は、大きく分けて3つあります。そのそれぞれにおいて、やらなくてはならないことが違ってきます。
1つ目は問題が難しすぎるケース。いわゆる捨て問です。この間書いてきた通り、このレベルの問題は復習・やり直しをする必要がありません。テスト中に捨て問であるということを認識できるように、そういう意味での復習をしておけばOKです。そのことが自分で理解できるようになるまでは、塾の講師の指示を仰ぎながら取り組んでいく必要があります。

2つ目は、知識不足・訓練不足によるものです。算数・数学で言うと、定理・公式や重要基本パターンを忘れていたり、1つ1つの知識は頭に入っていたのに、それを組み合わせて解く手順をうまく進められなかったようなケースです。その場合には、ノートに定理・公式をまとめ直したり、解き方の手順を一般化してまとめたり、自分がその問題で点数を取れなかった原因を「抽象化」する必要があります。その作業をしないで、「その問題の」やり直しだけに終始してしまうと、自分がなぜ点数を落としたのかが理解できず、本質的な力がつかないので、次に同じタイプの問題が出てきても点数を取れるようにならないのです。

3つ目は、いわゆる「ケアレスミス」です。実は、これについては「分からくて解けなかった」問題よりも復習を重視する必要があるのです。しかし実際には、「この問題は本当はできたから…」とか考えて、復習をおざなりにしている生徒が多いのではないでしょうか? 分からなかった問題は、理解できるようになれば点数を取れるようになる場合が多いでしょう。しかし、ケアレスミスが多い生徒は、ミスをなくす習慣作りや対策を真剣にしていかないと、いつも同じようなミスを繰り返すことになります。
ノートに、どこでどんなミスをしたのかをはっきり明示しておくことが必要です。人間は、嫌なことは封印しよう、すぐ忘れようと無意識にしてしまうので、あえてそれを形に残していくことが必要なのです。もちろん、折に触れてそのノートを見返すことも重要です。そういう意味では、テストの解き直しは、レポート用紙やルーズリーフにやらないで、きちんと大学ノートに通し番号をつけて進めていくべきだと思います。さらに、見直しの仕方も含めて、そういうミスをなくすためにはどうしたらいいのかという点まで踏み込んで分析しておくと効果的です。自分がするミスをしっかり見つめて頭の中を整理しておけば、ミスの発生率はかなり下がると思います。
ミスが多い生徒に限って、「僕は(私は)ミスが多くて…」とか言って自慢(?)していることが多いのですが、入試本番でも同じようなミスをして帰って来て、青ざめることになります。
今、ある女子生徒の顔が浮かびました。その生徒は、数学の問題で円周率の Π をつけ忘れることが多かったのです。Πは3.141592…という数字ですから、付け忘れたら普通は部分点はなく0点になってしまいます。その度に、「失敗(失Π)すんな! 丸いものが出てきたら必ず確認しろ!」と言い続けて、ノートにも「絶対に失Πはしない!」とかまとめていたのですが、第一志望校の入試本番(都立進学重点校でした…)の数学の一番最後の問題で、円すい台の体積の問題でΠを忘れて帰って来てしまったのです。問題用紙に書いていなかったので(恐る恐る)指摘したら、解答用紙にも書いていないという確信があったそうです。(おい、そんなにはっきり覚えているならちゃんとつけろよ!) その生徒は、そのことを認識した瞬間に、地べたにへなへなと座り込んでしまいました。結局、この生徒は合格したので笑い話で済んだのですが、ぎりぎり不合格になっていたら、泣くに泣けなかったと思います。
(次回に続く…)

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