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道徳のことを忘れていました<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年8月16日 1:57 PM
  • 未分類

教科としての道徳で評価を行う際に一番問題となるのは、何をもって「道徳性」がある・ないというのかという基準です。文科省は、この部分を依然としてあいまいにしています。
そこでこの基準を探るために参考になるのが、新しいテキストの中身です。最終的には検定教科書を作成してそれを使用していくことになるようですが、それまでの繋ぎとして、文科省がかなり費用(税金!)をかけて「私たちの道徳」という教材を作成しました。すでに生徒たちはこれを基に指導を受けています。(不思議なことに、家庭に持ち帰ってはいけないという指導を受けている学校があるようです。なぜだろう…?) 私も小学生低学年の分から中学生の分まで、細かい部分も含めてすべて目を通しました。アニメチック・ポエムチックなところはもう少し何とかならないかなと感じますが、それについても今の子供たちが少しでも興味を持つように工夫したのだとプラスに捉えることにします。全体の内容的には、以前の教材に較べるとだいぶよくなったと思います。特に、(私が視察した際に行われていたような)教師たちが勝手に用意したであろう教材に較べれば、安心感があります。特に偉人伝の部分等、相変わらず価値観の押しつけだと感じる箇所も少なくないのですが…
これらの教材から私が読み解いた、「文科省が道徳性を高めるために重要だと考えていること」(つまり評価する際の基準)について、羅列してみたいと思います。

〇集団(社会)の中でのルールを守ること
〇嘘をつかないこと
〇他者に対して優しい気持ちを持つこと
〇自分を大切にすること
〇家族に感謝の念を抱くこと
〇国を愛し日本人としての誇りを持つこと

<番外編>
〇いじめをしない・させないこと
〇ネット・SNS対策

番外編の2点が、実は学校としては早急に何とかしたい部分だと思います。文科省も、道徳教育の大きな目的の1つとして「いじめの撲滅」を挙げています。道徳教育を強化したからと言っていじめがなくなるわけがないのですが、みんな(生徒・保護者・教師)が意識を共有化することで、多少は改善される部分があるのかもしれません。ここについて最終的には、学校の(特に担任の)覚悟の問題が大きいと思います。「うちの学校(クラス)ではいじめは絶対に許さない」、「万一いじめられている生徒がいたら、学校が(自分が)体を張って全力で守る」というメッセージを真剣に伝えられるかどうかにかかっているのではないでしょうか。

全体としては、盛り込まれている内容のバランスは悪くないと思います。特に中学生に対して、最後の項目で少し右寄りの表現が多いような気もしますが、一定の愛国教育は必要だと思いますし、目くじらを立てるレベルのものではありません。
(次回に続く…)

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