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子供たちのボランティア活動に思う<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年4月26日 7:53 AM
  • 未分類

このような記事をブログに書いている私が言うのも何なのですが、こういうことになってしまうと、一番可哀想なのは本当に心から奉仕の思いを持って、ボランティアに参加している学生たちだと思います。人に言われて嫌々参加していたり、内申点や推薦等の見返りを期待して取り組んでいたり、周囲の迷惑を考えずに自分たちの自己満足のために行動していたりという学生たちは問題だと思いますが、一方で本当に純粋にボランティアに参加している学生も少なくないのです。そんな学生たちこそもっと「評価」されるべきであって… あれっ?、それじゃダメなのか… う~ん、なかなか難しいですね。

今書いているうちに考えたのですが、今回指摘した様々な問題は、学生本人たちというよりも周りの大人たちに責任があると思います。今回の件で言うと、あしなが育英会の方で最低限のマナーやルールを事前にもっと徹底しなくてはいけないと思いますし、当日の現場の様子を少しは確認するべきでしょう。今回もそれなりの立場の人が現場にいたのかもしれません。(私が見た限り気づきませんでしたが…) だとしたらなおさら問題です。あの状況を見て放置していたわけですから。
今回はおそらく学校単位で派遣された学生が多かったと思いますが(同じ制服の学生がたくさんいました)、そうだとしたら、学校の先生にも責任があります。事前指導についてもそうですし、気乗りしない学生も含めて大挙して派遣することもどうかと思います。制服を見ればどこの学校かは分かる人には分かるので、そのことにより学校の評判を落としてしまうことになる可能性は考えなかったのでしょうか? 私が今後生徒を受験させようかどうか検討する時に、今回の学生たちの様子を頭に浮かべてしまうことは避けられそうにありません。

今回の件で言えば、全体としてはとてもいいことをしているはずなのに、やり方を間違えるてしまうと、結果として周りに迷惑をかけてしまったり、不満を持たれてしまうことがあるのだということをきちんと教えてあげるべきだと感じています。それは子供たちに限らず、会社や組織など大人の社会でもよくある話です。もしかしたら、今回の学生たちも、まだ自分たちではそのことに気づいていないかもしれません。頑張ってかなりいい働きをしたと満足して帰った学生が多いのかもしれません。そのことを周りの大人が教えてあげないと、子供たちは今後もそういう取り組みを続けていってしまうことになります。
実は今になって、私はかなり反省しています。その場で学生たちに指導をしてあげるべきだったのではないか…と考えてしまっているのです。もちろん、優しくですよ… しかし、あの場で咄嗟にはそれはなかなかできなかったですね。立場が立場なので、周りの目もあるし… そういう意味では、私も周りの大人と「同罪」なのだと思います。

また、入試や就職での見返りを求めてボランティアを行う学生が多いことについても、そういう制度を作っているのは大人たちなのですから、子供たちを責めるのはお門違いだと思います。そういう意味では、数年後からの大学入試でボランティア活動を評価に入れるということを国が明言してしまったことは、大問題だと感じます。(本質的に奉仕の気持ちを持っていなくても)それを目当てにボランティァに取り組む学生がますます増えてくるであろうことは容易に想像できてしまいます。

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