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都立高校からの大学受験<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年3月27日 10:54 AM
  • 未分類

もう1つは、学校の授業や課題等も含めて、日常的な取り組みの「質」の部分の差です。

西高校の卒業生2人が声を揃えて言っていたのは、学校の授業だけでも、ある程度のところまでは何とかなると思うということです。この2人は高1の時から予備校に通っていたのですが、友だちの中には塾・予備校に行かずに、学校の勉強+α くらいで難関国立大学に合格した生徒もいるそうです。(学校で行う)夏期講習などは、講座の取り方にもよりますが、予備校に通う暇がないくらいに学校で拘束されることもあるとか… 学校の外に(西高生のための)自習室があり、毎日夜9時まで開いているため、かなりの生徒が利用しているとのこと。東大に進学したOBが交代で常駐していて質問や相談に乗ってくれたり、先生方も時々回って来て質問等を受けてくれたりするそうです。
普段の授業や課題等が、大学入試のところに直結しているので、とても安心感があったということと、過去問や英作文などは、学校の先生に見せに行くと喜んで見てくれて、とても丁寧に添削してくれたことがとてもためになったと、2人が同じことを言っていました。

一方、武蔵中高の卒業生はまったく逆のことを言っていました。普段の学校の勉強があまり大学入試に直結していない気がすると… はっきり書いてしまうと、かなり大変なことをさせられるのだけど、課題やレポート等、かなり無駄に感じることも多かったということです。確かに、中学生たちの様子を見ていてもそのことは強く感じます。私も生徒たちのノートや課題等を定期的に見ていますが、時間ばかりかかって、あまり本質的な力はつかないだろうと感じる課題が多いのは事実です。確かに中学生のうちは、高校入試もないですし、そういう部分の取り組みが重要なことは理解できます。しかし、高2・高3の受験期になっても、その傾向があまり変わらなかった(少なくとも生徒たちがそう感じていた)のであれば、大学入試のところで勝てるわけがありません。

また、これも卒業生の話から感じたことですが、中学入学組の中での学力差がとんでもなく大きくなってしまっていて、成績下位の生徒たちは、とても大学受験どころではないというような状況になってしまっていたようです。高校入学組も学力的にはかなり厳しい生徒が多く、1年間別クラスで鍛えたくらいではとても追いつけない状況です。そういう部分も含めて、(大学受験に立ち向かうという意味で)学校やクラスの雰囲気もあまりよくなかったようです。先生方も、どちらかと言うとその学力的に厳しい生徒たちをどうするかに向いてしまっていて、優秀な生徒たちをどうやって鍛えて難関大学に合格させるかというところに目が向いていない気がします。
あの適性検査の問題で選抜されたことと、6年間という長い期間によって、様々な意味で生徒たちの幅が広くなってしまっていたのだと思います。そういう意味では、西高校などの進学重点高校は全員高入生ですし、全員が(少なくとも3年前には)一定の学力が担保されているので、とんでもない生徒が紛れ込む確率がとても低いのです。
その武蔵中高の卒業生に、もし高校入試の時に西高校を受けていたらどのくらいの生徒が合格したと思う?といじわるな質問をしてみました。「半分以上は受からないと思う。いいとこ1/3くらいかな…」だそうです。このことがすべてを表しているように思います。
(次回に続く…)

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