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就活戦線異状あり<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年12月27日 8:08 AM
  • 未分類

企業が大学の成績を重視するようになった理由がもう1つがあります。それは、年功序列・終身雇用の形態が崩れてきていることです。特にここ数年でのその部分の社会の変化はとても大きいと感じています。大学を卒業して新卒で入社しても、3年以内に3人に1人が退職してしまう時代です。業種によっては半分以上です。外資系の大企業を中心に、リストラの嵐が吹き荒れています。何十年と会社に貢献してきても、今今戦力になっていなければ、冷遇されてしまう時代です。クビにこそならなくても、給料は上がらない、まともな仕事をさせてもらえない、かつての部下が上司になる、退職金もどうなるか分からない… 少なくとも、一昔前のような、「大卒でそれなりの会社に就職したら、60歳・年金をもらう頃までは安泰だ」というような時代は、とっくに終焉を迎えていることは動かしようのない事実です。日本全体の問題ですが、企業の体力がなくなっていることが一番大きな要因です。もちろん、社員の働き方や意識の変化に因るところも少なくありません。入社する時点で、一生その会社に骨をうずめようなどど考える若者の割合は、とても少なくなってきているのです。

そうであるならば、企業の採用基準もそれに合わせて変えていく必要があるということです。一昔前であれば、現在は多少荒削りであっても、長い目で将来会社を引っ張っていってくれるような高いポテンシャルを持った学生を見つけ出す必要があったわけです。大学の成績やペーパーテストだけではそういう学生を選別するのは難しいため、小論文や面接・集団討論を繰り返す中で、何とか学生の本質を見極め、将来伸びそうな学生を選び出していた(少なくとも人事担当や役員がそう思っていた)のです。
しかし、近年のような状況となり、入社後何年で辞めてしまうか分からず、ましてや数十年後の活躍ぶりなど考える必要すらなくなったため、とりあえず何年かの即戦力を採用すればいいという考え方に変わってきているのです。その基準であるならば、特に高度なスキルや、部署全体を引っ張っていけるようなリーダーシップは必要なく、休まず遅れず会社にやって来て、言われたことをきちんとやっていくことができればいいわけで、それならば大学の成績で選ぶのが一番確実だろうということになってきているのです。
(次回に続く…)

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