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財務省が文科省に喧嘩を売っています<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年10月31日 11:11 AM
  • 未分類

来年度の教育に関する予算について、文科省と財務省が真っ向から対立しています。

文科省は、今後7年間で公立学校の教師を全国で3万5千人ほど増やす計画を立てています。少人数学級の実現や、昨日書いた習熟度別クラス分け等を睨んでのものです。1人1人の子供に、もう少し目をかけたいという現場の先生方の思いも詰まっているようです。(中にはもっと楽をしたいという声も詰まっていそうですが…)
ところが、これに財務省が待ったをかけています。少子化が進行しているのだから、教師の数や予算を削減せよと主張しているのです。財務省の試算では、毎年2千人ずつ、7年間で1万4千人は減らせるはずだと言うのです。
財務省は、さらに各学校に配置を進めている「カウンセラー」も、あまり効果がないので廃止すべきという提言もしています。非公式には、カウンセラーがいてもいなくても子供に起きる問題に変化はない、とまで断言しています。無駄な予算は極力カットせよと…

私は、教師の数は現状維持がいいと考えています。経費は変わらずに、少子化で子供が減る分少し余裕ができます。主要教科のレベル別授業も進めるのがいいでしょう。
カウンセラーの廃止については、財務省の意見に賛成です。先生との仕事の分担や関係構築がうまくいかないことも多いようですし、そもそもカウンセラーの数と力量の不足は否めず、費用対効果が著しく低いのは明らかです。特に、いじめ対策でカウンセラーを増やすなどという方向性は、まったく意味がないと断言できます。
私は心理カウンセラーの資格を持っていますが、これは民間の資格です。実は、カウンセラーの国家資格は存在しないのです。学校カウンセラーになるためには、臨床心理士の資格や、大学で心理を教えた経験等が必要とされているのですが(つまり、私はなろうと思ってもなれない!)、これらの資格を持っているから学校現場で子供と対峙することが上手くできるかと言うと、残念ながらそんなことはありません。少なくとも、私がお会いした何人かの学校カウンセラーは、(若い方が多かったこともあり)明らかに経験不足・力不足でした。そもそも、優秀なカウンセラーは、学校には回ってこないでしょう。(もちろん、例外はあるでしょうけど…)
先生方が、カウンセラー的役割を担えばいいのです。それはそんなに難しいことではありません。

この問題が最終的に決着するのは、年明けになりそうです。それにより、4月以降の教師やカウンセラーの配置数も大きく変わってくるので、とても重要な決定です。
(次回に続く…)

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