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中学生も理科・社会を原則必修とします!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2021年11月10日 7:06 PM
  • 未分類

<理由1>都立高校の理社の問題が難化しているから
ここ数年で、都立高校の理科・社会の問題が難しくなって来ているのです。数年前からその傾向がありましたが、今春の入試での平均点は、近年では最も低い方になりました。進学指導重点校を受検する生徒でも、90点が当たり前という状況ではなくなって来ました。理科も社会も、80台後半の点数を取ればOKというイメージです。(逆に言えば、100点近い点数を取れば。そこで差をつけられるわけです)
問題をかなり細かく見ましたが、正直問題の作り方が下手なために平均点が低くなっている要素もあります。意味なく問題文を長くしたり、いらない要素を入れ込んだり、選択肢の問題を複数完答でないと(何問か正解しても)0点になってしまったり…という感じになっています。ただし、それだけ完璧な知識が身についていないと、そして(記述問題も含めて)練習をかなり積んでいないと点数を取れなくなって来ているという意味では、今まで以上に理科・社会の学習に時間をかけないとならなくなって来ていることは間違いありません。ある程度上辺の知識を注入して、中途半端な力しかなくても、今までは90点以上とか高得点を取れたケースも少なくありませんでした。しかし、ここ数年の問題のレベルだと、ちょっと何かズレると平気で60点台くらいの点数を取ってしまう生徒も出てしまう感じです。そうなってしまうと、進学指導重点校の場合は、理科・社会の失敗だけで不合格となってしまうこともあり得るわけです。

<理由2>中学校の授業の質が劣化しているから
これも大きな理由の1つです。以前からその感覚はありましたが、特にここ数年、GSの生徒が多い(距離的に近い)中学校において、授業(教師)のレベルが酷い状況になっていることは明白です。昨年のコロナ休校の影響もあると思います。進度がとんでもなく遅れている中学校(クラス)もあります。中3の1学期の後半まで歴史を学習している中学校や、中3の受験期になってイオンや天体を習っていませんという中学校があるのが現実です。進度以外でも、学級崩壊のような状態になっているクラスが増えている気がします。生徒の言うことなのですべてをうのみにしているわけではありませんが、うるさくて授業が聞こえなかったり、素行の悪い生徒を注意している時間が多くてまともに授業が行われていないクラスも結構あります。(近隣の小学校の学校公開には私も行きましたが、それはそれは酷いものでした… その学校ではいじめもかなり増えていると聞いていますが、それはそうだろうと感じるレベルでした。ひと言で言うと先生が舐められていて、生徒をまったく統率できていない状況です) 教科の中身以前の問題が大きいと思いますが、生徒のノートやプリントを見せてもらっても、これじゃできるようにならないだろうと感じるケースが多いです。先生が趣味の世界で好き勝手に授業をやっている感じが見て取れる場合もあります。
まとめて言うと、「理科・社会の学習は(塾では)中3になってからで全然OK」という場合、中1・中2のうちに学校できちんと取り組んで、基本的なことはある程度仕上げておくことが前提となっています。それが根底からくずれてしまっていて、中学校で真面目に取り組んでいても、中3になった時に取り戻すのが相当しんどい状態になってしまっている生徒が増えて来ているということです。(英数国の3教科が完璧に近く仕上がって来ている生徒であってもです) 中学校が当てにならないのであれば、塾で最初から全部きちんと指導するしかないというのが、ここ数か月で出した結論です。

<理由3>高校入学後や大学受験のことを考えたから
GSでは、昨年から高校部(大学受験)の指導を本格的にスタートしました。そこで感じていることは、中学生のうちに理科・社会をきちんと学習しておかないと、高校に入ってからまったく話にならなくなってしまうということです。内容・レベルが、都立高校の入試問題とはまったく違って来るからです。高校の定期テストで赤点を取ってしまう生徒もいますし、大学受験のところで共通テストのレベルですら相当苦労してしまう生徒が少なくありません。結果、理科・社会がどうにもならないために(時間が必要以上に取られてしまうことがわかったために)、泣く泣く国立大学を断念して、私大文系に絞らざるを得なくなるケースも出てしまいます。理科・社会についても、中学生の時にほとんどやらないで高校に入ってから頑張って取り戻すというのは、無理だと断言してしまってもいいと思います。そういう意味では、私立高校のみを受験する(都立高校は受けない)予定の生徒であっても、中1のうちから理科・社会の学習にきちんと取り組んで行くことは必要になるわけです。
GSでは、理科・社会についても、中学校の定期テストや都立高校の入試問題のレベルでとりあえず点数を取ればいいやという指導はしていません。勉強量をこなすことはもちろんですが、本質的な部分の理解をしっかりしてもらい、高校入学後や大学入試につなげることを意識して取り組ませています。そこまで先のことを考えて、中学生も原則理科・社会を必修にするという決断に至ったということです。

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