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都立高校願書差し替え日程の憂鬱<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2021年10月6日 5:40 PM
  • 未分類

都立高校の願書を差し替える場合、まず出願した高校に行って、願書を取り下げて来なければいけません。最初の出願はすべて郵送で済みますが、差し替えは(2回とも)わざわざ高校に出向かなければならないのです。その日程が2月10日となりました。今までで一番早い日程です。
2月10日は、大半の生徒が私立高校の受験に出かけています。私立の中では本命校の受験をしている生徒も多いです。翌日も入試が控えている生徒もたくさんいます。当日の問題を復習して、翌日に備えることも重要なことです。そんな中で、都立高校に願書の取り下げに出かけなくてはならなくなるわけです。保護者が代わりに行くことも可能ですが、合格発表が当日に行われる高校もありますし、この日は保護者も忙しいのです。そんなことは都教委も十分分かっているはずです。

それ以上に問題なのは、その時点で願書の差し替えを決断させることの無意味さです。中には、公表された都立高校の倍率(だけ)を見て差し替えをを決める生徒もいるでしょう。しかし、割合として多いのはそうではなく、私立高校の合否結果を踏まえて差し替えをする生徒です。少なくとも、GSでは過去の生徒たちは全員そのケースでした。
わかりやすいように具体例を挙げます。例えば、2月10日に中大附属高校を受けていたとします。そこで合格を取れれば、都立西にチャレンジ。万一中附がダメだったら、八王子東で確実に合格を取りに行く。そんなケースが多いのです。私立高校は滑り止めの(併願確約を取れた)高校のみ受験して、都立高校は最初から受験する高校が決まっていて変えることはない、という生徒は問題ないと思いますが、GSの生徒たちのように私立も都立も常にぎりぎりの勝負(チャレンジ)をしている場合は、毎年こういう戦いになっているということはお伝えしておきたいと思います。
もうお分かりだと思いますが、2月10日に取り下げだと、私立高校の合格発表の結果を見てからだと、動くことができないのです。14日が再提出なので、そこには私立高校の合格発表を見てからで間に合うのですが、10日に取り下げていないと再提出はできませんし、取り下げた高校に再度提出することもできません。このルールに基づいて準備をすると、都教委の意図とはまったく逆の動きが加速することになります。少なくとも、塾ではそういう指導をせざるを得ません。(どうやら、都教委はそのことに気付いていないようです) 法に触れたりルールを逸脱しているわけではありませんが、広がるとまずいので、詳細はここでは書けません。

私は、最初都教委に悪意があると考えていました。もともと、私立の結果を見てからの取り下げなど想定していない。(みんな忙しい)2月10日にぶつけることによって、(面倒な)差し替えを極力少なくしたい。私立高校の受験に配慮することなど絶対にしない…と。
都庁に勤める教え子と話をしていて、真意が分かり愕然としました。「2月11日が祝日、12日が土曜日、13日が日曜日なので、そこは仕事をしないんです。だから、機械的に10日に前倒しになっただけです」と… 受験生たちの利便性よりも、自分たちの休みを優先して日程を決めているのですから、呆れてものが言えません。私立高校だったら、絶対にそんなことはしません。もしそんなことをしたら、最難関レベルの人気校を除いて、あっという間に淘汰されてしまうでしょう。一歩譲って、カレンダー通りにしか仕事をしないのであれば、1日後ろにズラして、14日取り下げ、15日再提出にするべきです。入試が21日ですから、準備の時間は十分にあります。
数年前に、マークシートを導入したのに、合格発表の日程が後ろ倒しになったのも同じ理由でした。(土日が2回入るから…) こんな受験生不在の状況になってしまったのも、ここ数年の出来事です。(実技教科内申2倍もそうですね…) こういう1つひとつのことが、都立離れを加速していることに、都教委はそろそろ気付くべきでしょう。

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