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都立小学校開校その後<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月24日 12:04 AM
  • 未分類

3つ目は、一部の委員からも発言が出ている通り、小学校低学年の生徒はそんなに遠くへは通えないだろうということです。1校しか開校しないのであれば、例え東京の真ん中あたり(小金井~吉祥寺の間くらいかな?)に作ったとしても、全都から募集するのは無理があると思います。そこで複数開校の案が出てくるわけですが、委員からの発言にも見え隠れしている通り、今まで都がこういう新しいことをやろうとする場合、まずモデル校(はっきり言って実験校です)で試してみて、その成果を見て次を検討するというやり方をやってきました。都立中学校では白鴎中がそうですし、今構想段階の国際バカロレア導入も国際高校1校のみでスタートしようとしています。その考え方で言うと、まずは1校のみのスタートということになるのでしょう。広い範囲から生徒を集めることができないのであれば、都立小学校のメリットが減じてしまうと思うのです。

4つ目、私はこれが一番大きな問題点だと思いますが、教員の配置・確保の問題です。都立中開校の際は、併設の高校で指導している先生が中学生も指導したり、全都の公立中学校で指導している中から優秀な先生を公募したりして対応しました。私が見ている限り、一定教師の質は確保できていると思います。(偉そうですいません…)
しかし、都立小学校をまっさらの状態から開校するとなると話が違ってきます。しかも、最初は1年生だけのスタートとなるのです。その生徒たちのためだけに教師を配置するのもなかなか難しいと思いますし、どういう先生たちが担当するのかも興味深いところです。いわゆる「都立の先生」は、小学生(ましてや1年生)を相手にすることは慣れていないてしょうし、今の学校で優秀な先生であればあるほど、小学校での勤務を希望をしないでしょう。そもそも、教員免許は「小学校」と「中学・高校」ではまったく別のものなので、そこの問題をどう解決するのかも見えてきません。
そうなると、今都内の(市立・区立)小学校で指導している先生の中で優秀な人を選抜してということになるのでしょうが、小学校の先生は、優秀な生徒ばかりを集めたクラスを指導した経験がありません。むしろ、そういう子に照準を合わせた指導をしないようにすることが体に染み込んでしまっている先生が多いのではないでしょうか?
私立小学校や塾から、優秀な先生をヘッドハンティングするくらいの覚悟があればいいのですが、おそらくそんな発想はないと思います。大学院生に(片手間で)指導させるようなことは止めて欲しいと思います。
いずれにしても、都立小学校が成功するかどうかは、初代の校長・副校長も含めた教師の質・レベルで決まるのは間違いないと思います。

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