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都立小学校開校その後<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月23日 12:02 AM
  • 未分類

検討委員会の発言を見ていて、「都立小学校がうまくいく気がしないのはなぜだろう?」と考えてみました。理由が4つ思いあたりました。

1つ目は、12年一貫教育に懸念を感じている委員が多いということです。「ずっといることが不幸だという事例は必ずある」と発言している方がいるくらいですから… 
私は、そもそもまだ構想の時点でそんな議論をしているのがおかしいと思います。3年だろうが6年だろうが、合わない生徒は合わないわけで、要は全然ついていけない生徒を抱えてしまった時にどうするのか?という疑問が根底にあるのだと思います。そんな生徒を高校まで(ましてハイレベルの授業を謳っている)無条件で進級を認めるのはまずいだろうということです。
確かに、5歳や6歳の時に入学試験かあるわけですから、どうしてもそういうことは起こるでしょう。私立では原則大学まで保証をしているところが多いのです。例えば、慶應幼稚舎(小学校です)に入学できれば、余程のことがない限り慶応大学に進めるのです。 しかし、その途中過程でドロップアウトする生徒はどこの学校だっているわけで、そのことを今の段階から議論していてどうするのだろうと感じるのです。

2つ目は、「グローバル教育」という言葉に引きずられ過ぎていると感じることです。英語の早期教育や、理数教育の充実がコンセプトにあるのは分かるのですが、はっきり言って、「小学生低学年のうちからそんなこと言ってもねぇ」と感じるのです。基本的な勉強習慣をつけること、読み・書き・計算をしっかりできるようにさせること、様々な科目に対して興味を持って取り組めるようにすることが先決で、今議論されているような抽象的なグローバル教育の話は、その先の話です。
今、日本全体がこの言葉に踊らされている感じがしています。高校生・大学生に対して、グローバル教育の徹底をということが叫ばれていますが、私の目から見ると、その前にやるべきことがあるだろうと思うのです。
「小学校の時から英語を習ってます」という生徒が、どういうわけか中学校に入って、高校受験の段階になると英語で全然点数を取れなくなるケースがあったり、中高一貫校に中学校で入学した生徒が、高校受験で入学してきた生徒に英語の力が全然劣っていたりというケースが少なくありません。そういう生徒たちを見ていると、勉強を舐めているか、勉強への取り組み方が間違っている場合がほとんどです。「早い段階から英語を勉強しているからできるはず」と思い込んでいて、本質的な勉強をしていないのです。
それと同じ匂いを、今のグローバル教育推進の議論に感じてしまうのです。
(次回に続く…)

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