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英語民間試験延期決定!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年11月3日 3:24 PM
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今の高校2年生が一番大きな「被害」を受けていることは間違いありません。この間、新型英検を受けに行ったりしてかなり時間と労力を使ったのに、それがすべてご破算になったのですから… 「英検を受けることは、大学入試で使われなくなっても意味があるでしょ?」と思われている方もいると思いますが、それがそうではないのです。従来の英検ならそういう見方もできると思いますが、新型英検はパソコンに向かってヘッドホンとマイクをつけて受検するタイプのものです。もちろん、来年から実施される予定だった入試に使われる試験と同じ形式です。この試験の運営がとんでもなく酷い状況だったのです。生徒たちに言わせると、「とても集中して試験を受けられる環境ではなかった」と… 「その分の費用と時間を返してほしい」と言っていた保護者の方もいました。とにかく入試改革に振り回されている感じがとても嫌だと言っている生徒・保護者の方が多いです。腰を落ち着けて受験勉強をしたいと訴えていた生徒もいました。

私は、実は今の高校3年生も少なからず「被害」を受けているはずだと感じています。翌年から大学入試がガラッと変わってしまうので、今年の大学入試は「絶対に浪人ができない戦い」になっているからです。その一番大きな足枷が、英語の民間試験である(あった)ことも間違いありません。浪人した場合、民間試験を1から受けてある程度結果を残さないと翌年の大学入試を受けられなくなってしまうからです。その結果どんなことが起こっているかと言うと、今年は「安全運転の大学受験」になってしまっているのです。志望校を1ランク落としたり、推薦で決めにかかったり、無謀なチャレンジを避ける傾向がより強くなっているようです。(複数の予備校のデータで、そのことが確認されています) 高校2年生はまだここから「修復」ができるわけですが、もう受験校をほぼ絞り込んだ高3生は、ある意味取り返しがつかない状況になっていると思います。

一方、今の高2生・高3生で、大学入試改革のゴタゴタに巻き込まれたくないからという理由で付属高校に進学した生徒たちは、「あの時決断して本当に良かった」というような反応をしている生徒が多いです。そういう意味では、早いタイミングで大学入試から撤退した「TOEIC」や、東北大学や慶應大学等、入試に民間試験を一切使わないことを一早く宣言した大学も、同じことを感じているのではないかと想像します。
英検協会やベネッセ等の民間業者も泣き寝入りはしないないかもしれません。最悪、損害賠償請求みたいな動きが起こる可能性もあります。ベネッセは、他でも結構おいしい思いをしているので、そういう動きにならないと思いますが… (ベネッセで働いている友人に聞いたら、社内では結構動揺が広がっていると言っていました)

文科省に勤めている教え子とも話ができたのですが、今回の決定が「官邸の強い意向」であったことは認めていました。文科省としては、最後の最後まで抵抗したようですが、押し切られたと… 私が一番気になったのは、上からは(萩生田さん?)、英語の民間試験は「延期」ではなく、「中止」の可能性も視野に入れて1から(0から)検討し直すと言われいると言っていたことです。今後1年くらいかけて様々議論することになるようですが、私はそもそも民間試験を入試に使うこと自体に無理があると考えているので、中止の可能性も決して少なくないと考えています。
(次回に続く…)

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