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付属高校でも英語民間試験を導入!<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年10月3日 11:25 AM
  • 未分類

大学入試の英語民間試験について、またまた文科省が「暴挙」に出ました。9月末の時点で民間試験利用の詳細を公表していない大学は、「初年度は置いてけぼり」にするということを表明したのです。共通IDによる成績提供もしないということなので、かなり強硬手段であることが見て取れます。まあ、萩生田さんらしいと言えばそうなのでしょう。一時は、「もたもたしている大学にはペナルティを課す」という発言も伝わって来ていましたが、ご本人は会見でその点については否定していました。前任の大臣(名前を思い出せない…)の任期であれば、こんなことはできなかったと思います。政治や官僚の世界では、「萩生田さんの言うことは官邸の意向である」という認識が強く、「そりゃないよ…」と思っても、反論できない雰囲気があるそうです。国立大学も基本的には予算・人事を官邸に握られているようなものなので、あからさまには反発できないであろうことも想像できます。

確かに、入試まであと1年3ヵ月あまりとなったこの時期になっても、民間試験の利用の有無を公表していない大学にも大きな問題があります。受験生が不安になっているのは、いったい入試がどう行われるのかという実態が掴めないことに起因しているからです。しかし、大学側にも言い分があって、「民間試験の実施詳細がまだ分からないので、決めようがない」ということを主張している大学も少なくないのです。(私は、だったら「民間試験は一切使用しない」という方針を早い時期に出すべきだったと考えています)
大学側の方針は大きく分けて4つあります。「入試の出願要件とする(入試の点数には加味しない)」「入試の点数に(成績によって)一定の加点をする」「民間試験の成績をそのまま入試の点数に換算する」「まったく利用しない」という選択です。7割程度の大学は、夏までにある程度の方針を公表していましたが、3割程度の大学は、9月に入っても方針をまったく公表していませんでした。そこについての批判の声が大きくなって来たこともあり、文科省(萩生田さん)が痺れを切らしたということです。具体的には、9月末の時点で一旦情報を集約して、そこで民間試験を利用することを表明している大学だけで今後は進めるということです。(事情がある大学は一定の猶予期間を与えるようですが…)
集約した情報は、10月中旬くらいまでに公表されるようですが、そこで態度を表明しなかった大学には、(初年度は)民間試験の成績の提供を行わないということははっきり明言しています。もしかすると、排除されたことにより「良かった…」とホッとしている大学も少なくないのかもしれません。民間試験の成績はできれば使いたくなかったのだけど、文科省の手前使わないとは言い出せず、結果として逃れられるのならラッキーというように感じている大学もあると思います。

受験生としては、10月中にははっきりするであろう情報をしっかり確認して、自分が受けようとしている大学・学部が民間試験の成績が必要なのか、またどういう形で使われるのかを把握する必要があります。その状況によっては、民間試験がまったく必要ないということになる可能性も出て来ました。
今回の件で私が一番問題だと感じているのは、萩生田さんが、「初年度は新しい入試システムの精度向上期間である」ということを言ってしまっていることです。(この発言についての批判がかなり大きくなって来てしまっています) つい口が滑ってしまったのかもしれませんが、今の高2生(や保護者)がこのコメントをどう受け止めるかに想像力が働けば、こういう発言はできなかったはずです。ご自身が就任時に、「受験生が実験台になることはあってはならない」とおっしゃっていたのですが、早くも前言を撤回しなくてはならない状況を自らが作ってしまいました…
いずれにしても、高校2年生の皆さんは、情報収集・対策で遅れを取らないように、しっかりと準備を進めて欲しいと思います。

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