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立場が変われば…<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年9月20日 7:03 PM
  • 未分類

大学入試改革について、昨日もちょっと驚くニュースがありました。どこぞの高校の校長会が文科省の萩生田大臣のところに請願書(要望書)を持参したという話だったので、さらに反対運動が広がって来たなと思って読んでいたのですが、読み進めるうちに、「えっ!?」となりました。「英語の民間試験を来年度から予定通り実施するように」という請願書だったのです。持参したのは、「日本私立中学・高校連合会」でした。それを呼んで、私は「なるほど、私立中高一貫校の皆さんね…」と一旦は納得したのですが、すぐに「ちょっと待てよ…」と思い直しました。先日、「全国高校校長協会」の幹部の方が文科省に出向き、「英語の民間試験の実施延期」の嘆願書を手渡していたことを思い出したからです。私立高校も、当然その「全国高校」の中に含まれているのでは…?という素朴な疑問を感じました。当然、そういう疑問持った方は多かったようで、「私立中高連合会」の方にそのことを確認した記者がいたそうです。その質問に対して、「そちらからは我々に何も話がなかった…」と答えたという話も聞きました。
「私立中高連合会」の主張は、「英語の民間試験を来年度から滞りなく実施できるようにする」ということと、「受験生に民間試験や各大学の運用についての詳細を早めにきちんとリリースすること」です。この部分は実施延期を主張している「全国高校校長協会」とはまったく異なるのですが、英検協会への不満と、受験しなかった時に予約金を返金するようにという主張は同じでした。これには、英検の予約申し込みが今週から始まって、生徒・保護者の不安・不満の声が各高校に結構届いているという背景があるようです。

私はこのニュースから、今回の大学入試改革の件で、実は非常に重要な本質が見えて来ると考えています。もちろん、「校長会と言っても組織が一枚岩ではないのね?」というような次元の低い話ではありません。
1つは、自分たちの置かれている立場によって、主張する内容が違って来るということです。「全国高校校長協会」の方は、全国の高校とは言うものの、実は都立高校・県立高校が組織の中心です。幹部の先生の所属先を観ても、私立高校が一部入っているものの、会長は都立西高校の校長ですし、副会長は石川県や三重県の県立高校の進学校の校長ですから、実質は公立高校の立場を代弁していることは間違いありません、一方、「私立中高連合会」の方は、当然私立高校だけしか所属していないのですが、今の会長は東京の富士見丘中高の校長ですし、その前は今は飛ぶ鳥を落とす勢いの渋幕の校長でした。中学校から英語教育に注力している進学校の立場を代弁しているということです。
このことをしっかり理解した上で、このニュースについて再度考えてみてください。大学入試においてとても重要なこと、実は今まで世間で(ある程度)タブーとされていたことに気付いてしまうことになるはずです。
(次回に続く…)

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