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文科大臣の交代による影響<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年9月19日 1:11 PM
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この1週間で、萩生田大臣は受験生の気持ちに寄り添う姿勢を見せています。「生徒が実験台になるような制度であってはいけない」とか、反対運動・抗議集会に対しても、「受験生の不安な気持ちは一定理解できる」とか、耳障りの良い発言をあちこちでされています。前任者の大臣(もう名前も忘れてしまった…)が、ここをまったくシャットアウトしてしまい、ツイッターで(あろうことか受験生に)反論してしまったりしたために、受験生・保護者はもちろん、学校・予備校の反感を買ってしまっていたのですが、そういう部分では、最初の入りはなかなかうまくやられていると感じています。ただし、英語民間試験も含めた入試改革は粛々と進めるということも併せておっしゃっていますし、今問題になっている点について、具体的にどうやってメスを入れて行くのかという部分がなかなか出て来ないので、「結局何も変わらないのでは…」という声も上がっています。

そんな中で、早くも文科大臣交代による成果と言える動きが出て来ました。このブログでも問題点として指摘したことですが、英検の予約金について、受験しない場合は返金しないという方針を改めるように、萩生田大臣が英検協会に申し入れて、動きが具体化しつつあるのです。来年度の英検の仮申し込みが昨日から始まったのですが、今の時点で予約金が3,000円必要で、来年度受検しなくなってもその分は返金されないということが明示されていました。それについての不満の声が大きくなって来ていたため、萩生田大臣が改めるように英検協会の申し入れ(指示?)を行ったということです。
しかし、それを受けて昨日英検協会から公表された内容を見て、私は一瞬自分の頭がかなり悪くなったのではないかと感じました。「10月になってから1週間返金申請期間を設ける。それを過ぎたら一切返金には応じない」というのです。皆さん、これが理解できますでしょうか? 私はまだ理解ができません。文科省と英検協会のコミュニケーションがズタズタなのか、英検協会に悪意があってわざとそうしているのか、あるいは協会の担当者がよっぽどバカなのか… 
今受験生の中で問題になっているのは、来年の4月頃になって英検の受検が必要なくなった場合のことです。各大学が、英語の民間試験を入試でどう使うかという部分がまだほとんど具体化していないのですから、今の時点で最終決定できないのは当然と言えます。そんな中で、10月中に返金申請期間を設けても、まったく意味がありません。「(昨日から)申し込みをしてしまったけど、すぐにやっぱり止めておく」という生徒のみが返金の対象となるわけです。(そんな生徒はほとんどいないと思いますが、その場合も手数料はきちんと徴収するそうです)
英検協会としては、「受検予定数に応じて会場を確保したりして費用が発生するので、それ以降の返金はできない」という説明をしています。(その部分は一定理解ができる話ではあります) そうだとすると、やはり新しい制度に不備があると言わざるを得ません。英検協会がやっていること・言っていることがあまりにも酷いので、今は受験生の不満のターゲットになってしまっていますが、やはり根本的な制度の部分の瑕疵が出て来ていると考えるべきだと思います。

「国会議員は、どんなに忙しくても地元の声はよく聞いてくれる」というのが、よく言われていることです。何だかんだ言っても、選挙で通らなかったら職を失ってしまうからです。今は八王子も野党が弱いので、萩生田さんも選挙のことをそんなに心配はしていないのでしょうが、八王子の受験生(今は高校生でも選挙権があります)・保護者・学校・塾がスクラムを組んで、大学入試改革や都立高校入試の不備を訴えて行けば、聞く耳は持ってくれるはずです。そういう意味では、文科大臣が地元にいるというこのチャンスを逃す手はないと感じています。私も、微力ながら、できることはやって行くつもりです。

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