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大学入試の英語民間試験は実施できるのか!?<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年7月9日 4:26 PM
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もう1つは、「子どもを本当の意味で守れるのは親しかいない」ということです。これだけ大学入試のところがグダグダになってしまうと、子どもたちが一定被害を受けてしまうことは避けられない情勢です。とくに、今の高校生は本当に可哀想だと思います。高3生は、半年後に迫っている大学入試が、「絶対に浪人できない戦い」となってしまっています。高2生は、1年半後に迫っている大学入試について、(英語の民間試験が本当に必要なのか、記述式問題がどのくらい合否に影響するのかも含めて)具体的なことがまだほとんど決まっていないのです。それは、高1生についても同じことです。
さらに、最近業界で言われ始めていることは、この入試改革のゴタゴタによって、(共通テストや民間テストが必要な)国立大学を敬遠して、(影響の少ない)私立大学に流れる生徒がかなり増えて来るのではないかということです。私立大学の定員厳格化(合格者数削減)の影響もあり、早慶上理やMARCHはもちろん、日東駒専あたりも倍率が上がり、入学ラインがさらに上がって来る可能性があります。ここ数年、模試でA判定が出ていても不合格となる受験生が増えていますが、この状況にさらに拍車がかかってしまうかもしれません。

重要なことは、今の中学生以下の子どもたちも含めて、保護者の方が正確な情報をしっかり収集して、我が子がこういうゴタゴタに巻き込まれないように、不利にならないように、先回りして手を打ってあげる必要があるということです。
ここ数年で、中学受験も高校受験も、付属校人気が急上昇しています。早慶付属校は高値安定ですが、とにかくMARCH付属校の難化が想像以上の状況です。根底には、保護者の方が不透明な大学入試を避けさせようと考えていることがあることは間違いありません。GSでもここ数年で、特に高校入試において、都立離れ→付属校シフトが極端に進んでいますが、ほとんどの保護者の方がそのことを要因の1つに挙げています。(時を同じくしてスタートした、私立高校無償化の影響も大きいとは思います)
我々が、生徒・保護者の方に継続的にお伝えしていることは、「大学進学を真剣に考えているのであれば、「とりあえず都立高校」などという選択肢はない」ということです。大学入試がどんな状況になっても、高校入学後も高い目標を持って努力を続けるという前提で、(西・国立・立川・八王子東等)進学指導指導重点校を目指すのであればいいと思います。大学入試のことを真剣に考えるのであれば、どんなに妥協しても(国分寺等)入試問題自校作成校までです。それ以下の高校を受験するのであれば、現役でどこの大学に何名くらい合格しているかをきちんと調べて、その状況に納得してからにしてください。内申が足りないから…、点数を取れないから…ということで、「入れるレベルの都立高校」に進学すると、3年後に途方に暮れることになってしまう可能性が高いことを知っておくべきでしょう。
そんな背景があり、GSではここ数年入試問題自校作成校以外の都立高校(共通問題校)を受験する生徒は、ほとんどいません。今春の入試では1人もいませんでしたし、それ以外の年も1名(多くても2名)という感じです。進学指導重点校(自校作成校)の合格率が高いからこその状況だと思いますが、果敢にチャレンジさせていることもあり「全員合格」はなかなか難しく(GSでは過去1度だけ、進学指導重点校12名全員合格がありました)、毎年数名は不合格となってしまう生徒が出てしまうのが現実です。(今春は1名のみ不合格でした) ただし、それらの生徒の「3年後」の様子を見ていると、あの時進学指導重点校にチャレンジして(私立高校に進学して)良かったという総括がなされる場合がほとんどです。確実に受かるレベルの都立高校に進学していたら、同じ大学に合格できなかったであろうというケースがほとんどだということです。

これらの判断については、子どもたちが自分でできるはずはありません。お金のことも絡みますし、保護者の方が決断してあげないといけないのです。最終的に、中学校選び・高校選びは、(本人の意志を尊重した上で)保護者の方の責任でしていただければいいわけです。ただし、大学入試の段階になって、「もっと早くこの状況を知っていれば、安易な学校選びをしなかったのに…」という後悔だけはしないようにしてほしいと強く思います。
(次回に続く…)

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