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「働く」ということを真剣に考えよう!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年6月11日 4:25 PM
  • 未分類

6月1日から大学4年生の就活が解禁になりました。(この解禁日も数年後にはなくなる方向で進んでいます) GSでは大学生の就活コースを併設していて、数年前まではかなり盛況だったのですが、ここ2~3年は完全に「開店休業」状態になっています。就活が完全に「売手市場」でかなり楽になっていて、よほど高望みをしない限り、何とかなってしまうからです。実際、今年も(就活塾には通わないまでも)少し相談に乗っていた学生も含めて、それなりの企業に内定をもらったという教え子からの報告がすでにたくさん入っています。特に今年は、6月1日の1日だけで、面接が何度か行われ、当日に内定をもらって帰って来た学生が何人かいて驚きました。起業もそれだけ危機感を持っているということです。優秀な学生は、モタモタしていると他に取られてしまうからです。リーマンショック後の数年間くらいは、そこそこ優秀な学生でも秋口までなかなか内定が出なかったことが多かったことを思うと、隔世の感があります。
1点補足しておくと、数年前に較べても、学歴(大学・学部)重視の傾向は強まっています。多数の応募者の中から、短期間で内定を出さなくてはならいとなれば、当然そっちの方向に行ってしまうわけです。企業の人事担当の方と話をしても、そのことを否定する方は皆無です。もちろん、小論文や面接でどうにもならない学生は、学歴があっても受からないことは言うまでもありませんが…

ここ数ヵ月くらいで、「働く」ということについて、様々考えさせられる報道が多いです。一番は、終身雇用が崩壊しているということを、認める企業が増えて来ているということです。経団連の会長やトヨタの社長等、影響力が大きい方の発言が続いているせいもあると思いますが、「終身雇用はもう守れない」ということが、当然のこととして語られるようになって来ていて、世論的にも「それはそうだよな…」と受け止められているように感じます。
時を同じくして、みずほ銀行の社長が「副業解禁」を打ち出す会見を行いました。「社員のスキルアップが業績に結びつくので…」というようなきれいごとを言っていましたが、それは副次的な話で、銀行の本音としては、終身雇用を守るのは難しいので、それなりの年齢になったら、転職や起業を奨励したいということです。実際、みずほ銀行(当時の富士銀行)に入社した私の同期は、定年まではとてもいられないということを確信しています。そのことは、社内で暗黙の了解のようになっていると…
先日の麻生大臣の発言も結構波紋を呼んでいます。まとめて言うと、「定年まで普通に働いて、普通に生活していたら、家庭で2,000万円ほど足りなくなりますよ」という内容です。野党に批判されて、慌てて「余裕のある生活をするためにという試算だ」と発言を修正しましたが、残念ながらこれも本音(事実)です。私はFPとしても様々活動をしていますが、この麻生発言が出る前に、ちょうどこのテーマで講演をしました。麻生さんが言っている通りなのですが、全国の平均的な収入額と支出額を基にして、夫婦が平均寿命まで生きたとして「キュッシュフロー表」を作成すると、ほぼ2,000万円不足します。麻生さんが言うような「余裕のある暮らし」をするためには、(世帯主が65歳の時点で)およそ3,000万円の貯蓄が必要だという結論が出ていました。興味をお持ちの方は、(アポを取っていただいた上で)職員室にお越しいただければ、資料をお見せすることが可能ですし、(有料になりますが)それぞれのご家庭の状況に応じたキャッシュフローを作成することも可能です。(これは、FPの重要な業務の1つなのです…) 麻生さんは、あまりにも正直すぎたということでしょう。ここについては、「真面目に働いても2,000万円も不足するなんて、国の制度設計がおかしいんだろ!」という怒りの声や、「我々は、これからどうやって生活して行けばいいんだろう…」という不安の声が広がっています。
(次回に続く…)

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