- 2019年5月23日 12:45 PM
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特に英語については、早期教育の是非について議論が分かれることは目に見えています。「外国語よりまず日本語をしっかりマスターすべき」という主張もある部分では正しいと思いますし、国語・算数がまずい状態なのに、それより英語を優先して英語をやるというのはちょっと違うと思います。しかし、それでも早いうちから英語に慣れることの重要性に確信をもったので、GSでも幼児や小学生の英語をスタートする決断を下したわけです。「ステップワールド」との出会いも大きかったですね。ただ楽しいだけの英会話や、進学塾独特の「なんちゃって英語」であれば、まったく食指が動かなかったと思います。「読む」「書く」「聞く」「話す」という4技能をバランス良く学習できることと、すべてのコースで「英検合格」が紐付いているところが魅力的でした。実際に指導を始めてみて、その感覚が間違いではなかったこと、そこが「売り」になることを改めて認識することができました。
国語・算数についても言えることですが、幼児期や小学校低学年の時の取り組みが、その後の学習に大きな影響を与えます。小4に進級する前の2月に受験勉強を本格的にスタートする生徒がほとんどなのですが、その時点で勉強の習慣や語彙力・計算力等の基礎学力に大きな差がついてしまっていて、その差はなかなか埋めることができない感じがあります。「難しい問題を粘り強く考える」というような部分においては、もっと差が大きいかもしれません。よくよくお話を伺うと、幼児の頃からの読書習慣や、学校以外での継続的な学習の有無の差が、そのまま小4くらいでの学力差につながってしまっていることは、否定のしようがない事実です。
幼児や小学校低学年のうちから、受験レベルの詰め込み勉強をする必要はまったくありません。学校のカリキュラムより先を、そして少しレベルが高い内容を、楽しく勉強して、毎日の学習習慣をきちんと確立するということです。具体的に言えば、漢字・語彙力と、計算力が一番重要ですが、それだけしかやっていないと、考える力をつけることができません。「自分の頭でしっかり考えて、自分の言葉で書けるようにする」ことがとても大切です。そういう意味では、ガウディアの教材・システムは、大変優れていると思います。
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