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都立小学校の概要ようやく固まる<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年4月17日 9:22 AM
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都立小学校の受検を検討している保護者の方からは、抽選についての不安も寄せられています。こればかりはどうしようもありません。適性検査の対策は立てて行くことになるのでしょうが、「当たれば儲けもの」ぐらいの気持ちで余裕を持って臨まないとやってられません。ただ、都立小学校の受検を検討している方は、基本的に私立小学校はまったく考えていない方が多いので、なかなか難しい部分があります。最初の抽選ではずれたら、適性検査を受けることすらできずに終わってしまうのですから、適性検査の対策に取り組んで行くのが無駄になってしまうと…

今となってはご存知ない方も多いと思いますが、実は都立中の入試でも初年度(白鴎中)は抽選がありました。猛烈な批判が起こったために、2年目からは廃止されて全員が受検できるようになりました。今でこそ受検者が減ったので問題ないのですが、最初の頃は受検生がその中学校だけでは入りきらずに、近隣の都立高校や大学の教室を借りて入試を行っていました。同じ大学の会場で、同日に2つの中学校の入試を行っていたことがあったくらいです。今は昔です。
都立小学校のことを考えても、受検可能地域を絞ったとは言え(都心部や青梅線の奥の方からは受けられない。八王子でも地域によってはダメそうです)、かなりの応募が集まるでしょうから、最初の段階での抽選は一定仕方ないと思います。よく分からないのは、適性検査で一定の基準をクリアした生徒は全員合格にして、最後にまた抽選を行うことです。これはなかなかシビアな制度です。試験を受けて点数は取れたのに、最後に抽選で落とされるというのは… まだ幼い本人より、保護者の方が落ち込むでしょうね。適性検査で細かな点数の差をあまりつけられないということもあると思います。
適性検査については、「男女混合のグループを作り、遊びの要素を取り入れた形の検査を行う」ということと、「コミュニケーション能力等、学校に入ってから耐えうるかどうかの能力を判定する」ということが公表されてたいます。いわゆる課題を与えられた上での行動観察の形だと思います。「みんなと協力して、1つのものを作る」というような形が多いようです。ペーパーテストはまだ無理でしょう。「読み書き」・「数を数える」というレベルの基礎学力は、行動観察の中でさりげなくチェックされる場面があるかもしれません。
私が以前にテレビで見た事例なのですが、幼児6人(確かその時も男女3人ずつだった)が1つの教室に集められて、まず「椅子に座ってください」と先生から指示があるのですが、椅子が生徒の数より1つ足りないのです。いじわるだなぁと思うのですが、そういう場面でその子の本質が出るのでしょう。その時は、椅子を取り合うでもなく(私は椅子取りゲームのような状況になることを想像した)、自分だけ座っている生徒と、足りないことに気付いて譲り合って座らないグループに分かれました。1人の子が、「先生、椅子が足りません」と言って、先生が、「ごめん、ごめん」と言ってもう1つ椅子を出して来てくれたのですが、それを「ありがとうございました」と言って受け取って、他の生徒が全員座ったことを確認して、自分も座った子もいました。ちなみに、その間ずっと座ったままだった子もいました。果たしてどの子に良い点、悪い点がつくのでしょう… 何となく分かりますよね。しかし、子どもたちにそういう場面で点数を取れるような行動を意識させるのは、なかなか難しいことのようにも思います。きちんと挨拶をするとか、「ありがとう」「どうぞ」を自然に言えるようにするとか、思いやりの心を持つこと、友だちや先生との自然なコミュニケーションを取れるようにすること、もっと端的に言ってしまえば「明るく振る舞えること」がポイントになりそうです。

保護者の方の食いつきがいいのは、面接(特に親子面接)がないことです。私立小学校は、この部分を避けて通れないため、本人はもちろん、保護者の方にもプレッシャーがかなりかかるのです。はっきり言えば、面接での保護者の方の対応によって不合格になってしまうケースもあるからです。私は、都立小学校は本人とだけでも面接をすればいいのに…と思ったりしますが、行動観察がグループ面接と同じような意味合いになるのだと思います。

いずれにしても、あまり肩肘張って、「都立小学校を受けさせるぞ!」というような形にはしない方がいいと思っています。「まあ、一応出願してみるか。抽選で運試しもできるし…」というくらいのスタンスが正しいのではないでしょうか。適性検査の対策というか、前述したような部分については、都立小学校を受検しなかったとしても、将来プラスになる部分ですから、それ(都立小入試)とは切り離して取り組めばいいだけの話です。うち(ガウディアやステップワールド)の生徒たちには、そういうスタンスで関わって行くつもりです。(でも、初年度1人は合格者を出したいですね…笑)

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