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それぞれの3.11<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年3月15日 1:29 PM
  • 未分類

仕事を辞めるとなると、まずは経済的な問題に直面するわけです。当時は住宅ローンも払い終わっていましたし(22歳でローンを組み、15年余りで払い終わりました)、とにかく仕事にのめり込んでいたのでお金をあまり使わず、それなりの蓄えはありました。しかし、収入がまったく入って来なくなるとなると話は別です。お金の不安がまったくなかったかと言うとそんなことはありません。母親がその後施設に入った後も同じような状況でしたが、救急病院でも月に20万円近くかかっていました。そのうち医療費の金額はそんなに多くなかったので、高額医療費のラインにもかかりませんでした。1人暮らしだったので、「最悪、家を売れば何とかなるか…」くらいの覚悟は決めていました。
会社の退職金がまとまって入ったのは大きかったですし、退職後に1年間は雇用保険から失業給付が出ることも判明しました。普通私のような立場で仕事をしていると出ないのですが、様々な条件が合致して運が良かったようです。額も少なくなかったので、とりあえず入院費用(入所費用)はその分で賄えることになりました。1ヵ月に2回はハローワークに出向いて、求職の検索・相談をすることが支給の条件だったのですが、母親の状況が状況なので、当然具体的な話が進むことはありませんでした。最近になって、例の厚労省の統計ミス(不正?)の余波を受けて、不足額支給の対象となることも分かりました。今年の11月以降に差額が支給されるとのことです。今となっては、もらっていいものかどうか悩みますが…

お金のことで言うと、当時口座を持っていた大手メガバンクのM銀行には本当にひどい仕打ちを受けました。今思い出しても、怒りに震える感じがします。簡単に言うと、入院の費用等を母親の口座から調達しようと考えたのですが、一切手をつけることができなかったのです。私が代理でお金を引き出しに行ったら本人が来ないとダメだと言われたので、母親本人を病院から連れ出して連れて行ったら判断能力欠如のためダメだと言われました。その少し前まで、母親が普通に1人で取り引きをしていたにも関わらずです。実は、(お恥ずかしい話ですが)母親が独断で外貨を買っていたりして、当時の円高の進行によりかなり損をしていたのです。引き出しができないほど判断能力に欠けると銀行が言うのであれば、当然それまでの取り引きも無効であるはずなので、その分をすべて返せと主張したのですが、その時は本人の判断で取り引きをしたので、それはできないと… 私は、今でも(外貨の販売は)ほとんど詐欺に近い行為だったと思っています。
その後、再度自分が(資産の管理能力には問題がないという)病院の診断書を持って行ったのですが、裁判所の許可(成年後見)が必要だと却下され、結局その申請が通るまで半年近くかかりました。10万円以上の費用と多大な時間が無駄になりました。「それが銀行のルールだから…」と言われてしまえばそれまでなのですが、私が一番許せないのは、(その直前まで普通に取り引きをしていた)老いた母親を前にして、「ボケているので引き出しはできない」というようなことを平然と言われたことです。母親本人がそのことをどこまで理解したか分かりませんが、介護で苦しんでいる家族に何ていう対応をするのだと… 
(次回に続く…)

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