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日比谷高校が2次募集を実施!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年3月5日 12:58 PM
  • 未分類

都立日比谷高校が2次募集を実施することになりました。学区トップ校が2次募集を行うというのは、一昔前の都立凋落時代にはよくあったことですが、今の制度になってからではあり得ない前代未聞の事態です。2次募集というのは、(人気のない)定員割れの高校が定員を充足するために実施する入試だからです。
こんなことになってしまった原因は1つです。高校が歩留まりを間違えたことです。定員254名に対して、ある程度の辞退者を見込んで合格者270名を出しましたが、21名もの生徒が手続きをしませんでした。ただし、高校の先生を責めることができない状況もあるようです。昨年までの状況からすると、予想ができなかった事態が起こっているからです。今考えられている理由は大きく3つあります。

①慶應や学芸大付属等の私立・国立難関校が、都立高校の入試から合格発表までの間や都立高校の合格発表後に大量の繰上げ合格を出したため、日比谷高校の合格者でそちらに流れてしまった生徒が結構いた。

②早慶付属高校に合格している生徒が、最後の最後まで迷った挙句、依然として不透明な大学入試を回避するという選択をした。

③一部の大手塾で、日比谷の合格実績を増やしたいために、私立・国立に進学を決めている生徒を受けに行かせた。(最初から受かっても手続きはしない前提だった)

いずれも、私の知り合いの塾講師たちから、実際にあったと聞いた事例です。今年は①の影響が大きかったようです。日比谷高校としても、ここまでは事前に予測できなかったということです。
とはいうものの、実質倍率が2倍近い入試を行った後に2次募集を行うというのは、あってはならない事態です。さすがに鈍感な都教委も、この事態は重く見るはずです。私の提案はただ1つです。「都立高校にも補欠繰り上げ制度を導入すべき」ということです。そうすれば、こんな間抜けな事態は起きることがなくなります。
都立高校の入試は、「原則として」合格したら辞退ができないことになっています。なので、都教委は今まで補欠繰り上げなどあり得ないというスタンスでした。しかし、そうは言っても毎年多少の辞退者を見込んで合格者を出しているわけですし、実態がこんな状況になってしまっている以上、制度を見直す時期に来ているのは間違いありません。

日比谷の不合格者が再度チャレンジするケースは多いと思いますが、2次募集の選抜は、内申比重4割、3教科入試(理社がない)、共通問題で実施というルールになっているので、2月の入試とはまた違った層の受験生にもチャンスが出て来ます。具体的には、私立志望で理社の勉強をほとんどして来なかった生徒や、いわゆる学校秀才で内申が良くて基礎的な問題には強いけど、自校作成レベルの対策はやって来なかったような生徒たちです。
2次募集の定員5名に対して、どのくらいの受験生が集まるのか想像することすらできません。何しろ、過去に例がないのです。内申もテストの点数も満点近い戦いをしないと合格は難しいのかもしれません。私は、(テストではあまり差がつかないので)面接を実施して差をつけたらいいのではないかと考えていますが… 

明日が出願日です。ということは、今日中に中学校の先生に言わないと間に合いません。調査書が必要だからです。受検を考える生徒は急いでください。
建て前としては、都立高校の2次募集は、私立高校に入学するつもりで手続きをした生徒は受検資格がないことになっています。(都教委は「出願を遠慮してください」という表現を使っています) ただし、今回はそんなことは言われないはずです。何しろ都立の本当のトップ校が2次募集を行うのですから…

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