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都立高校改革続報<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年12月3日 1:01 PM
  • 未分類

都立の付属中学校が完全な6年一貫の中等教育学校になり、現在120名の定員が180名になる可能性があります。私立中も含めて、学校の定員が1.5倍に増えたのは記憶になく、かなり合格ラインが下がって間口が広がることは間違いありません。そういう意味では、武蔵中など「今までの付属中」を目指している生徒にとっては朗報です。ただし、「いつから」というのがまだはっきりしません。早ければ今の小5から変更になるかもしれませんし、現小3くらいまでズレ込む可能性もあります。

ただし、それによって優秀な生徒が増えて、6年後の大学受験の合格実績に大きく貢献するかと言うと、私は甚だ疑問に感じています。高入組よりはマシということにはなるかもしれませんが… 
例えば武蔵で言うと、今でも倍率が4倍程度まで下がって来ています。定員が1.5倍になると、(受検者数がそんなに変わらないとすれば)倍率は2倍台まで下がることになります。はっきり言ってしまえば、都立中の入試形態で倍率2.5倍程度になると、(今までに較べれば)学力的にかなり下の層まで合格してしまう可能性が高くなります。今でも、成績下位の1~2割くらいは、大学入試においてかなり厳しい状況です。真ん中くらいでも、現役で難関大学に合格していける状況にはなっていません。
地域性もあり、同じ定員になっても立川国際や南多摩よりは合格ラインは高くなるでしょうが、学校にとってはその程度のメリットしかないように感じています。それよりも、「今までだったら受からなかったのに定員が増えたことによって受かってしまった層の生徒たち」が、入学後不幸なことになるケースが増えるのではないかということを懸念しています。

(学校によっても差がありますが)中等教育学校は、入学した生徒が毎年減って行って、高校を卒業する頃になると160名のうち10名以上いなくなってしまう学校もあるのです。素行面で問題を起こしたり、学力的にまったくついて行けなくなったりすると、学校はとても冷たい対応をします。これから都立中を目指す方は、そのことは知っておいた方がいいと思います。

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