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都立高校改革続報<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年12月1日 1:46 PM
  • 未分類

〇立川高校に理数科を設置
→都立高校としては初の理数科の設置です。(普通科ですが)戸山高校の医学部進学クラスがかなり盛り上がっているので、その2番煎じ的な匂いを感じます。カリキュラム等詳細がまだ分からないので何とも言えないのですが、国立大学の医学部を(真剣に)目指すような生徒たちが集まるのであれば、一定期待はできると思います。立川高校は、進学指導重点校陥落の危機が依然として続いているのですが、これによって起爆剤になるかもしれません。
ここで理数科がうまく行けば、都心部にも広げて行きたいという思惑のようです。都立高校も、成績上位生対象の専門コースをもっとたくさん作るべきという方針には賛同します。

〇中高一貫校の高校募集を停止し中学校の定員増を検討する
→これが一番影響が大きいです。現在、都立中高一貫校で高校から入学できる学校が5校あります。(武蔵・両国・富士・大泉・白鴎) 中学校で4クラス、高校から2クラス募集しています。ただし、高校募集がまったくうまく行っていないのです。年によっては定員割れの高校が出たりしますし、倍率が残っても1倍台の高校が多いのです。武蔵ですら、以前校長が直々に塾に電話かけて来て、「何とか1人でも回してくれ」と哀願されたこともあります。「そんなにお困りですか?」と聞いたら、「はい…」とおっしゃっていました。
GSでも、開校以来「困った時の武蔵頼み」は使わせてもらっています。進学指導重点校には一歩成績が足りないけど、どうしても都立上位校に行きたいという生徒の受け皿になってくれているのです。
そんな状況ですから、高校入学組は入学後とても厳しい状況になってしまっているケースが多いです。中入組と雰囲気的になじめなかったり、学力的全くついて行けなかったり… 高1のうちは中入組とは別クラスで授業をやっている高校が多いのですが、焼け石に水のようです。
私立の中高一貫校も同様ですが、3年間ハードなカリキュラムで鍛えられている生徒たちの中に半分経過した時点で混ざるのですから、苦しいことは最初から分かっていたはずです。私立のまともな進学校で、高校募集を行っているところはほとんどありません。都立がここまで引っ張ってしまったのが、不思議なくらいです。
問題なのは、いつから募集停止にするのかがまったく見えないことです。ここから数年間は募集を続けるのでしょうが、都教委が自ら「高校入学組はダメだ」と烙印を捺してしまった状況で、高校から入学しようとする生徒がいるのでしょぅか? 逆に、ますます狙い目だと考える生徒(塾?)が出るのかもしれませんが…
一番影響が出るのは、周辺の同レベルの都立高校です。そこそこ成績が良い生徒たちの受け皿が約400名分なくなってしまうのです。これによる他の高校の定員増は考えていないようなので、単純に倍率が上がることになります。(それが都教委の狙いの1つなのかもしれません) 進学重点校というよりは、その次のレベルの高校が極端に難化する可能性があります。国分寺・新宿・武蔵野北・小金井北あたりです。
まだ正式に公表されていませんが、高校の定員を減らした分中学校の定員を増やすことは間違いありません。中学校から優秀な生徒をたくさん取れると考えているようですが、そうは甘くありません。
(次回に続く…)

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