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入試問題の得点力<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年8月7日 7:17 PM
  • 未分類

この時期に過去問をどんどん解いて行くために、障害となることをいくつかまとめておきます。

①塾のカリキュラム進度が遅すぎて、まだ過去問に手をつけられない
→小6・中3のこの時期に、まだ単元学習を進めていたり、過去問に1度もあたっていないというようなケースは黄色信号→赤信号です。学校補習の塾ならともかく、進学塾の看板を掲げていながら、それはあり得ません。遅くとも、夏期講習に入る前、最悪でも夏の前半で単元学習は終了していることが最低ラインです。
例えばGSの中学部は、中3の春には3年分のカリキュラムがすべて終了することになっています。4月からは、過去問演習も含めた対策が具体的にスタートすることになります。だから、夏の時点では過去問で合格・不合格の攻防をできるようになるわけです。ゴールをそこに合わせているため、中1のうちに中2の半分くらいまでは学習を進めることになります。中学校がスタートする4月には、もう1学期の範囲がすべて終了して、だいぶ問題演習を繰り返している状況になっています。今年の中1生たちも、初めての定期テストは、(公立中の生徒に限って言えば)英語も数学も平均点が95点を超えていますが、早目の準備が中学校の成績にも好影響を与えていることは間違いありません。

②そもそも、塾講師が過去問指導をできない
→これもよくある話です。最近は大手塾から転塾して来た生徒・保護者の方からもこの手の話をよく聞きます。若い先生が増えて、テキストに沿って教えることはできるけど、質問に対応できなかったり、過去問を使っての指導はほとんど経験がないと先生自身が言っているケースも増えています。私は今でも塾講師の研修に一部携わっていますが、今の若い講師たちも(様々勉強して)熱心に取り組んでいるとは感じています。ただ1点不満に感じるのは、自分の指導している科目についての過去問を全然解いていないことに愕然とする場面が多いのです。会社や上司の指導に問題があることは明らかですが、ゴールを知らないで、どうして受験指導ができるのでしょうか? 私が塾講師を始めた頃は、とにかく過去問を大量に解かされた記憶しかありません。このことには、今でもとても感謝しています。
GSの講師たちは、全員が受験の最前線で15年以上指導経験があり、難関校に合格させた経験を豊富に持つ講師たちです。(まぁ、平均年齢40オーバーのおじさん集団だということです) 今でも、みんな暇さえあれば(勤務時間中に)過去問の研究をしています。(まぁ、みんなオタクだということです)

③手抜きをする塾講師が少なくありません
→これはベテランに多いのですが、明らかに生徒指導・受験指導で「手抜き」をしている講師が少なくないのです。特に、過去問指導においてそれが顕著に表れます。
例えばGSでは、都立中受検者全員に銀本を全部解かせて、全部講師が採点して、その都度講評をすることを開校以来ずっとして来ていますが、相当手間がかかります。(都立中の過去問は、生徒に採点させることは絶対にしません) 事前にある程度解いておかなくては採点ができませんし、採点だけでも毎日一苦労です。もちろん、自分が受ける中学校の過去問は過去に遡ってすべて時間を計って解かせますので、過去問をこなす量が普通の受検生とは比較にならないほど多いのです。(GSの生徒たちの都立中合格率が高いのは、この部分の量をこなしていることが要因の1つになっていると確信しています)
小6私立コースや中3については、9月以降、自分が受験する学校が確定した段階で、「過去問管理シート」を作成します。少なくとも過去5年分について、生徒が過去問に取り組んで、その点数の状況をすべてシートを使って管理して行くことになります。進捗が滞っている時はお尻を叩いたり、呼び出して目の前で取り組ませたりしますし、年度ごとのトータルの点数が出た時点で、合格最低点と比較してトータルコーディネートの話をします。記述問題等は、講師が採点することになる場合も多いですし、これもまたかなり手間がかかるのです。
これらのことをやり切って入試に送り出すことは、当然のことだと思いますし、その一番重要な部分を手を抜いているのであれば、進学塾としての存在価値はないと考えています。正直に言えば、大手塾を中心に、この部分の手を抜いている塾が増えているからこそ、GSのような塾が存在価値が出て来るわけですから、寝た子を起こすのは得策ではないですね… 「ここでそのことを問題提起してしまっていいのですか?」という声が聞こえて来ています。ご心配はいりません。ベテランの塾講師たちは、一度手を抜くことを覚えてしまうと、もう元には戻れないんです。若い(やる気のある)講師たちが同じことをやろうと思っても、ノウハウがないので同じことはできませんから。

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