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大学入試・英語民間テストについての続報<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年7月31日 5:19 PM
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「経済的に苦しい場合は、回数を受けなくてよい」ということは、逆に言えば「普通の家庭は、高3になってからも含めて、民間テストをどんどん受けさせろよ(お金を払えよ)」ということになります。ただでさえ、受検の労力や経済的な負担感を感じているところに来て、民間企業に金をどんどん落としてもらうことが目的の1つであることを自ら吐露してしまったようなものです。そうでなければ、「経済的に苦しい家庭は特別に免除」みたいな発想や、国民に対してこんな早い時期にそのことを公表することにならないはずです。
「英語の4技能の力を小さい時から身につけることが、将来グローバル社会の中で生きて行く子どもたちにとってとても重要である」という高邁なミッションは、今となってはお題目にしか聞こえません。

ここに来て、東大の方針転換をはじめ、新しい大学入試や英語の民間テストについての世間の風向きが変わって来たのは、この間の文科省の様々な不祥事が影響していると思います。文科大臣の「疑惑の視察」に始まり、不正な天下り問題も記憶に新しいですが、最近も幹部たちの起こした信じられない事件が相次いで報道されています。特に、東京医大の不正入試(裏口入学)事件が決定的だったと思います。大学入試を司る省庁の幹部が、個人的な利得のために大学入試を捻じ曲げてしまったのですから、前代未聞のとんでもない不祥事です。今後の捜査で全容が解明されるはずですが、組織ぐるみでの接待・隠蔽等の可能性も指摘されていますし、もう文科省は立ち直れないのではないかとすら感じます。教え子で文科省で働いている者がいて、いつも連絡するとすぐにレスポンスをしてくれるのですが、今回はまったくなしのつぶてです。それほど、混乱しているのだろうと推測しています。以前彼が言っていたのは、「ほとんどの職員(特に若い職員たち)は、国民のために身を粉にして真面目に働いているんです。そのことはあまり伝わらず、一部のおかしな連中の心ない行為のために、会社(彼はそういう表現を使っていました)全体の信頼を失墜してしまっているんです…」ということでした。たぶんそうなのだと思います。それは省庁に限らず、民間企業でもあちこちで散見される構図です。腐って行く組織は、まず頭(2番手・3番手くらいまで含めて)から腐ります。

そんな状態の文科省が、いくら入試改革を声高に叫んでも、世間が「はあ~っ?」という感じになってしまうのは、ある意味仕方ないことだと思っています。
いったい大学入試はどこに向かって行くのでしょうか? こんな状況で、受験生たちは、どうやって身を守ればいいのでしょうか? 子どもたちにはどうすることもできないので、保護者の方や学校の先生、塾・予備校の講師という周りの大人たちが、子どもたちを良い方向に導いてあげる必要があります。そんな偉そうなことを言っている私も、まだ正解が見えていません。この半年くらいの間に、真剣に考えて答えを出すつもりです。

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