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大学入試最新情報<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年6月22日 3:51 PM
  • 未分類

英語については、読む力・書く力に加えて、聞く力・話す力を含めた4技能の能力を測り、「使える英語の力」を養成ことが、今回の改革の大きな目玉です。しかし、これらの能力は、どうやってもセンター試験やその後継の試験では判定することができません。そこで文科省は、TOEIC・TOEFL等の民間のテストの結果を合否判定に取り込むことにしたのです。しかし、(入試が2年半ほどに迫った)この時期になっても、詳細が公表されず、受験生の中に不安が広がって来ていました。それが、ここ2年くらいの付属高校の人気復活の一因にもなっています。(それと同じタイミングで私立高校の無償化が決まったことも大きいのですが… 一番割を食っているのが都立高校です)

この民間試験導入については、当初から反対の声があちこちから上がっていました。受験生の経済的な負担が大きくなることや、公平な選抜ができるのかという懸念、もっと言えば官民癒着して利権を得ようとしているのではないかという批判もありました。
当事者である大学側からも反旗が翻されました。東大が「民間試験は入試に使用しない」ということを会見で明言し、波紋が広がりました。他の大学も、「東大がそう言うなら…」ということで同じ方向で検討し始めていたのですが、突然東大が「やはり民間試験を全面的に導入する」という、それまでと180度異なる声明を出しました。東大側は、「公平な選抜ができないという懸念が具体的に解消されたため」と補足していますが、そんなわけはありません。何らかの「大人の事情」が働いたと見るのが正しいと思います。国立大学はもちろん、私立大学も国からの補助金に頼って運営している大学がほとんどですから、最終的に文科省(国)の決定に盾突くことなどできないのです。
来年度からの大学の無償化についても、官僚や経済界の人間が一定以上の授業を担当することを無償化の条件とするなど、大学の運営への介入がかなり露骨になって来たように感じます。様々理由はありますが、今後もその方向で進んで行くのでしょう。

ちょっと話が逸れました。大学入試の民間試験利用についてです。
先日、国立大学協会が、この部分についての考えをまとめて公表しました。東大も含めた国立大学は、すべてこの方針に従うとのことなので、この線で確定することになると思います。その中で触れられていることで重要なことをまとめてみます。

〇文科省が決定した方針に従い、すべての大学は、民間試験を入試の合否判定に利用することとする。ただし、合否判定にどの程度使用するかは、各大学が学部ごとに決定する。
<各大学での活用の参考例>
①民間試験のスコアを出願の資格要件とし、合否判定は「共通テスト」と各大学の2次試験で決定する。英検であれば2級または準2級。CEFRであればA2以上。GTECであれば690~959点というような基準を大学が設定する。
②民間試験のスコアを点数化した上で、「共通テスト」の点数と合計して合否判定を行う。この場合、民間試験の点数の割合は、全体の2割以上とする。
③上記2つの方式を併用することも可とする。

というような内容です。だいぶ具体的に示されて来たのは一歩前進ですが、受験生の立場に立って考えると、まだまだ具体的なことは何も分からないと言ってもよい状況です。
(次回に続く…)

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