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2020年5月のアーカイブ

情報収集の重要性<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年5月31日 9:11 AM
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このブログも含めてGSは、「受験情報等について、的確な情報や裏情報を早く伝えてくれる」という評判になっているようです。今回のコロナ休校下でも、感染状況や学校再開のディテール、入試の変更点等、まだどこにも公開されていないような情報を知ることができてありがたかったというメッセージを何件かいただきました。GSに通っていない保護者の方、(教委も含めて)学校の先生や塾の講師の方の読者が多いことも分かっています。(30代の男性の割合が高いことからもそれが分かります。都庁付近の住所からのアクセスも多いです笑) そういう情報は、「どこでどうやって収集しているのですか?」 とご質問をいただくことも多いのですが、今回はそのあたりのことについて書いてみます。

まず、皆さんだいたい想像ついていると思いますが、この時代に紙の情報は全然ダメです。雑誌や書籍は情報が掲載された時にはもうその情報は古くなってしまっています。新聞の情報は重要ですが、それでも半日から1日のタイムラグがありますし、すべての情報が掲載されているわけではありません。テレビもあまり役に立ちません。ニュースではさわりの部分しか報道されませんし、ワイドショーは視聴率を稼ぐために、センセーショナルで偏った報道になりがちです。
誤解のないように確認しておきますが、社会全体の流れを理解したり、教養を身につけたりという視点では、これらの媒体にも非常に有効な部分があります。私も日経新聞は毎日隅から隅まで目を通していますし、雑誌・書籍は(娯楽ものを除いても)月に40冊は読んでいます。(速読という武器があるのが大きいです) 今書いているのは、入試情報や教育制度等、細部も含めたリアルな情報をどうやって集めるのかということです。

結論としては、やはりネット情報に頼ることになります。その際に注意しているのは、情報の信憑性です。1次情報か2次(3次)情報かを見極めて、極力1次情報にあたるようにしています。具体的に言えば、都立高校の入試制度については、都教委のホームページで確認するというようなことです。2次情報だと、時々情報が間違っていることがありりますし、(意図しているしていないにかかわらず)発信者の推測・願望が入っている場合があるので注意が必要です。私が発信する時は、「確定している事実」と「私の予測」を明確に分けて書くようにしています。
情報のスピード・機動性という側面では、SNSを避けて通ることはできません。
(次回に続く…)

情報収集の重要性<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年5月30日 8:55 AM
  • 未分類

「受験において、情報戦で乗り遅れた生徒はとても不利になる」ということは、紛れもない事実です。そのことはほとんどの受験生(保護者の方)が認識していると思いますが、実際に節目節目で情報をきちんと手に入れられているかと言うと、残念ながらそうではありません。後になってから、「そのことをもう少し早く知っていれば…」と後悔してしまっている方も多いのが実情です。
最近の例を挙げると、私立高校の無償化と幼児教育の無償化についてがそうでした。
私立高校の無償化は、3年前から東京都で、今年から全国で導入されたのですが、私立高校に進学する生徒に年間40数万円が支給されようになったのです。年収制限はありましたが、3年前の時点で年収約760万円、今年からは年収約910万円というラインですから(控除が多ければもっと上がる)多くのご家庭が対象になっていました。しかし、導入1年目に新高1となる中3生(保護者の方)のほとんどのご家庭がこのことをご存知なかったのです。GSでは、保護者会等でお伝えしていたので問題なかったと思いますが、世間一般的には、高校に入学してから初めて知ったという方が多かったようです。
幼稚園・保育園の無償化は、昨年の10月から実施されました。3歳~5歳の期間は、年収に関係なく原則全員無料となります。(給食費等を除く) このことも、あまり知れ渡っていなくて、該当の子どもを持つ保護者の方にそり情報をお伝えしたら、えらく感謝された記憶があります。(私が何かしたわけではないのに…)

今この時期で言えば、個人・企業を対象として、様々な給付金・補助金が制度化されています。申請すればもらえるお金で、まだ手付かずのものはありませんでしょうか? 私はFPとしての活動もしていますが(一応CFP®の資格を持っています)、この2ヵ月くらいは、このあたり(給付金・補助金)についてのお問い合わせをたくさんいただいています。その中で、様々な情報をお伝えするわけですが、結構知られていないことが多く、「助かった…」と言われることが増えています。

無償化の時に強く感じましたが、今回のコロナ支援についても、発信する側に問題があることは間違いありません。例えば私立高校の無償化について言えば、すべての中3生にプリントを1枚配れば済むだけのことなのですが、そんな案内が配られたという話を(少なくとも私は)一度も聞いたことがありません。私などは、一応制度としては確立したけど、きっと全員に申請されては困るのだろうと邪推してしまいます。
結論としては、こういう情報は自分から取りに行かないといけないのです。その上で、的確なタイミングで(申請等)行動を起こさなくてはなりません。
(次回に続く…)

情報収集の重要性<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年5月29日 8:38 AM
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ちょっとプライベートな事情があり、2日半ほどお休みをいただきました。授業も休講→振替とさせていただき、ラインでの学習報告・相談への対応も遅れてしまいました。ご迷惑をおかけした生徒・保護者の皆様、大変申し訳ございませんでした。昨日の夕方の授業から完全に復帰していますので、ご安心ください。
ブログは… はい、書き貯めをしていました。今回は3日分書いてあって、アップロードボタンを押すだけにしようと思っていました。忙しくなることが事前に分かっている時など、時々そういうことはあるのですが、教育・受験関連で重要なニュースが飛び込んで来た時は、そちらを優先して書き直して差し替えることもあります。今回は、八王子の小中学校の夏休みも含めた今後の授業スケジュールが発表になるタイミングだということが分かっていたので、フォーマットだけ書いておいて、決定した日程だけ流し込んで更新しました。新鮮な情報をお届けするために、涙ぐましい努力をしていることもあるということは、ご理解いたたけると幸いです。

昨日の新たな情報で言えば、9月入学への制度変更について、少なくとも来年度からの変更は完全になくなったということと(文科省に裏を取りました)、緊急事態宣言が解除になった途端、小金井市の病院でクラスターが発生し多くの(まだ人数がはっきりしません)感染者が出てしまったことが特筆すべき情報だと思います。北九州でも感染者がまた増え始めたという報道もありましたし、緊急事態宣言が解除になったからと言って、気を抜いてはいけないことは間違いありません。今まで以上に感染対策をしっかりして、経済活動を徐々に再開して行くタイミングです。新しい生活様式についても、大袈裟・極檀だと言う人もいますが、私は全体的には賛成です。(一部オイオイと感じる項目もありますが…)

特にこういう非日常の社会の中では、正確な情報をいち早く収集することが非常に重要だと感じます。もちろん、コロナウィルスの感染対策や様々な施設の休業情報、給付金・補助金の申請に関する情報等が重要になります。給付金や補助金は申請しないと支給されないので、うっかり忘れてしまったりすると、得られるはずの利益を失ってしまうことになります。
受験生で言えば、学校の今後のスケジュール、入試の制度変更、学習の進め方等に関する情報の収集が非常に重要です。このあたりの情報について、知っている生徒と知らない生徒では、成果や効率に大きな差がついてしまいます。信頼できる塾に通っている受験生はあまり心配がいりませんが(的確に情報を発信してもらえるため)、そうでない生徒(保護者の方)は、自分で積極的に情報を取りに行くことが必要になります。信頼できる情報源を、複数用意しておくことがポイントだと思います。
(次回に続く…)

オンライン授業を学習成果につなげるために<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年5月28日 8:38 AM
  • 未分類

世間ではオンライン授業花盛りですが、特に進学塾においては、授業以外の対応の部分で学習効果に差がついていることは間違いありません。私がリサーチした限りにおいては、この部分を意識して取り組んでいる塾はあまり多くありません。授業をzoomで実施している塾はたくさんありますが、「授業をやって終わり」となってしまっていて、授業以外の学習管理・個別対応まで意識や手が回っていない塾が多いのが現状だと思います。それだけに、この部分をやり切れれば、大きな差別化につながるはずだと考えています。

塾としての対応は今まで書いて来た通りですが、身も蓋もないことを書いてしまうと、学校や塾が休校となって、オンライン授業+家庭学習の形になったことによって、「学習格差」がより大きくなってしまったことは厳然たる事実として存在します。意識が高く自分で勉強できる生徒は(時間がたっぷりあるので)どんどん学習を進めています。とにかく、普段より学習時間が圧倒的に多くなっていることが伝わって来ます。一方、意識が低く自分で勉強ができない生徒は、学校や塾がなくなってしまった分勉強時間が減ってしまっていたり、生活サイクルが乱れていたり、ゲームやユーチューブにはまってしまっていたりという状況になっています。
GSの生徒たちは、全体的に勉強に対する意識が高いですし、高い明確な目標を持ってい生徒も多いので、この休校期間でプラスの差別化ができた生徒が多いと思います。生活習慣や最低限の家庭学習の管理等、保護者の皆様に全面的にご協力いただけていることもとてもありがたいです。しかしそれでも、クラスの中で学習成果に大きな差がついて来ていることは否めません。学校のクラスの一般的な生徒たちの中では、もっと大きな差がついているはずです。

私が実感しているのは、今後塾についても大きく2極化が進んで行くであろうということです。こういう非日常の期間が長かったからこそ、生徒・保護者の方のハンドリングや、家庭学習をきっちりさせられるかどうか、最終的にはその中で成績を上げて合格させられるかどうかというような、塾や講師の本当の実力が問われて来るのだと思います。そしてそれに伴うコストパフォーマンスも含めて、塾がシビアに評価されるようになるはずです。資金繰りが苦しくなっている塾も多くなっているようですし、夏を挟んでつぶれる塾もかなり出て来てしまうと思います。(私の知り合いの塾でも、やばくなって来ているところがいくつかあります) 一方で、ここを乗り切ることによって評判が上がり、さらに発展して行く塾も出て来るでしょう。(もちろん、GSもここに入れるように日々精進して参ります)
私がポイントだと感じているのは、生徒・保護者の方と「人間と人間としての泥臭い関係を築けるかどうか」「100%(近い)本音の部分で語り合えるかどうか」というような部分です。こういう時だからこそ、塾としての原点回帰が必要なのだと思います。

緊急事態宣言解除!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年5月27日 8:49 AM
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八王子の小中学校もようやくスケジュールの連絡が入り始めました。やはり、他の自治体とほぼ同じ流れになっています。

①6月 1日~ 分散登校で1日2~3時間程度
②6月 8日~ 全体授業開始 午前中のみ 給食なし
③6月15日~ 通常授業開始 給食再開 部活も制限付きで再開

また、八王子市としての夏休みのスケジュールも発表されました。教委としては、市全体で同じ日程で行きたいようですが、一部の学校ではさらに短縮したいという動きがあります。

小学校の夏休み 8月1日~26日
中学校の夏休み 8月6日~23日
小学校の夏休みを当初の予定より長くしたのは、子どもたちの体力等に配慮したからとのことです。

生徒たちにとってショックだろうと感じるのは、修学旅行や移動教室、水泳の授業、部活の公式線等が軒並み中止(一部延期)になっていることです。特に中3生は、このまま部活を引退となる生徒も多いようで、そこに懸けていた生徒たちのショックは計り知れません。

GSは、6月7日までは現在の体制(休校・オンライン授業)を維持します。コロナの感染状況が悪化しなければ、8日(月)から校舎での授業を再開する予定です。ただし、小中学校に倣って1~2週間はオンラインとの併用等、変則的な形となる可能性があります。詳細は、来週半ばまでにはお知らせ致します。

緊急事態宣言解除!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年5月26日 8:54 AM
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本日より、緊急事態宣言が解除になりました。この1ヵ月半とても長かったので、「ようやくか…」とホッとする反面、今後第2波の心配もあるので、「まだまだ気を抜けないぞ!」と気を引き締めています。ただし、東京都の基準で「学習塾」はフェイズ2に該当するので、すぐに校舎での授業を再開できるわけではありません。当初は緊急事態宣言解除から2週間様子を見て…と言われていましたが、少し早まりそうな感じになっています。早ければ今週末、遅くとも来週半ばくらいまでには何らかの指針が示されるのではないかと言われています。
小中学校については、近隣の自治体はほとんどスケジュールが示されたのですが、八王子はまだ連絡がありません。連絡が入った自治体で言うと、6月15日から通常授業となっているところが多いです。6月1週目は、数時間の分散登校で、まだ給食は実施しないとしている自治体がほとんどです。

GSは、現時点では6月7日(日)までは完全に休校。オンラインで授業を行うことを決定しています。ガウディア・ステップワールドは、1週目の授業は休校となります。6月8日(月)以降については、来週初めくらいに結論を出します。
1日でも早く通常授業を再開したいところですが、せっかく今まで我慢して頑張って来たのに、最後のところに来て焦って先走る必要はないと考えています。(100%は難しいにしても)「もうこれで大丈夫!」という状態になってから、スタートするつもりです。
夏期講習の日程についても、今年はまだ決定をしていません。小中学校の夏休みの日程が、まだ最終確定をしていないためです。こちらも現時点では、6月中旬くらいに決定・告知をさせていただく予定でいます。

通常運転に戻れるまで、もうしばらくの辛抱だと思います。それまでは、今できることをしっかり頑張って行きましょう!

オンライン授業を学習成果につなげるために<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年5月25日 8:47 AM
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2つ目は、(ほぼ)すべてのご家庭とラインでつながることができたことです。前回ご紹介した「動画視聴システム」もかなり役立ちましたが、肉声でのやり取りができないことと、1度システムを立ち上げないといけないので、クイックレスポンスのやり取りをしたい時には少し物足りないのです。それを埋め合わせてくれたのがラインでのやり取りでした。
正直に書いてしまうと、講師たちが自宅からご家庭に連絡をしなくてはならないので、費用面のことを考えたこともあります。携帯から電話回線でかけていたら、(話が長くなることもあるので)電話代だけでもかなり嵩んでしまいます。それがラインの通話であれば、(双方がWi-Fiにつないでいれば)お互いにほぼ無料でやり取りができてしまうわけです。それはビデオ通話でも同様です。zoomを導入する前は、このラインのビデオ通話をかなり有効に使いました。zoomを使い始めた今となっては、音質・画質の違いに気付きますが、1ヵ月前くらいはあまり気になりませんでした。
原則としてクラス担任とは必ず、それ以外の講師とは希望があれば「友だち」としてつながっていただきました。これにより、学習の進捗確認やプリントのやり取り等、日々の連絡がとてもスムーズにできるようになりました。復習ノートを今すぐ作って、写メをラインで送れ(何か言葉がおかしいかな?)というようなことができるようになりました。
これは、保護者の方のご理解はもちろん、講師たちの全面的な協力なくしてはできないことでした。私で言えば、全生徒の半分以上のご家庭とラインでつながっています。ちょっと気を抜くと、トークに10件以上の連絡が入っていることもあります。これにより、仕事のオンとオフの境目がなくなってしまって、休校中は普段よりハードワークになってしまった感じがします。GSは講師たちが全員百戦錬磨(?)のベテランなので(まぁ、おじさん集団ということですね。この春より最年長のおじさんが1名入社し、唯一の若手が産休に入ってしまったので、またさらに平均年齢が上がってしまいました…)、こういうイレギュラー対応も安心して任せられています。ラインでご家庭とつながることについても、「こういう状況下なので仕方がない…」と全員が腹を括ってくれました。多くの大手塾のように、学生アルバイト講師の割合が多いと、こういう力技(すべてのご家庭と講師がラインでつながったり、zoomの授業を自宅で行ったり)はできないはずです。講師たちにも改めて感謝です。

オンライン授業を学習成果につなげるために<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年5月24日 9:42 AM
  • 未分類

オンライン授業のメリット・デメリットについてまとめて来ましたが、2週間実際にやってみて私が感じている結論は、「オンライン授業だけで完結していたら、学習成果にはつながらない」ということです。
今の状況下ではリアル対面授業はできないので、(双方向の)オンライン授業はどうしても必要です。そういう意味では、zoomはとても優秀なシステムです。世界で一番(オンライン授業に)使われているシステムであるという事実は、使ってみて納得できます。2ヵ月ほど前に問題となったセキュリティの問題も、だいぶ改善されたと思います。他の塾も同じだと思いますが、zoomがなかったらオンラインでの双方向授業には踏み出せなかったでしょうし、この3ヵ月を乗り切れなかったかもしれません。
しかし、それだけでは不十分なのです。このオンライン授業以外の部分の取り組みで、生徒たちの学習効果には大きな差がつきます。それこそが、(今の時期)の塾の力量を表していて、今後の評価・評判につながって行く部分だと感じています。

具体的に言うと、「全生徒への連絡やプリントの配信が確実にかつ速やかに行えること」「質問や相談を受けたり、生徒に気合いを入れたり、日々の学習の進捗状況チェックを行えること」「過去問・確認テスト等のテストを解いたり復習ノートを作ったりした時に、講師が内容をすぐに確認できこと」というような部分がクリアできることが、学習したことを成果につなげるための絶対条件なのです。オンライン授業の内容も重要ですが、それを生かすも殺すも、授業時間外でのフォローアップがやり切れるかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。

GSでは、上記の問題を解決するために、大きく2つの柱を組み立てています。1つは、「動画視聴システム」を導入したことです。このブログではまだ具体的な業者・システム名を公表していないのですが、ここについては今の段階では企業秘密としておきます。個人的にお問い合わせいただければ、(お問い合わせいただいた方の属性次第では)お答えすることができるかもしれません。特に中学生・高校生は、そこで単元ごとの動画を観て学習を進めることができます。zoomの授業がスタートするまでは、この動画視聴システムに助けられました。早めに準備を進めていたので、3月頭に学校・塾が急に休校となってしまった瞬間に(休校が決まってから数日で)導入することができたことは大きかったです。
ただし、このシステムが大いに役立っているのは、動画視聴だけではないのです。メールではなくシステムの中ですべてのご家庭と連絡を取り合えるメッセージ機能があり、添付もできるので、プリントやテスト等を配信することができます。逆に生徒が解いたテストやノートの写メなども送ってもらうことができるので、このシステム上で生徒とのやり取りがひと通りできるようになりました。
それ以外にも、塾生だけに連絡したいこと(ブログでは内緒のこと)をここで配信したり、動画を観た本数・内容を講師がリアルタイムで掴めたり、生徒ごとの学習計画と進捗を作り込むことができたり(正直これはあまり使いこなせていませんが)、休校中の学習指導という観点で見たら、とても優れもののシステムなのです。
(次回に続く…)

オンライン授業を学習成果につなげるために<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年5月23日 10:21 AM
  • 未分類

前回まとめたように、オンライン授業のデメリットは確かにあるわけですが、実際に2週間近く授業をやってみた感想としては、「メリットも結構あるじゃないか…」ということです。

<オンライン授業のメリット>

〇授業での感染リスクが0にできる。
→そりゃそうだ。そのためにオンライン授業に切り替えているわけですから… 生徒の手洗いやマスク着用、3密のことを気にしないで授業をできるとことだけでも、十分なメリットです。授業によっては、数センチ四方の枠の中に十数人の生徒がひしめき合っていますが…(笑)。

〇生徒の通塾時間が0になる。夜遅い外出を避けられる。
→特にこのご時世の中では、保護者の方はこの部分の安心感も大きいのではないでしょうか。GSはこんなに小さい塾の割には、通塾範囲が結構広く、現在通って来てくれている生徒の中だけで見ても、国分寺・町田・昭島あたりから何人か通って来てくれています。1駅~2駅電車に乗って通塾している生徒や、バスを使っている生徒も少なくありません。ドアツードアで通塾に30分以上かかっている生徒は結構います。それが0になれば、その分の時間を勉強に回すことができますし、今で言えば公共交通機関での感染リスクを避けることもできます。特に中学生は、授業が終わって帰宅すると夜9時半~10時くらいになってしまうのですが、その時間に外を出歩かなくて済むということも大きなメリットでしょう。特に小学生は、保護者の方が車で送り迎えされているご家庭も多いのですが、週2~3日とは言っても、結構負担が大きいものと思います。自宅で授業を受けていれば、その手間もなくなるわけです。

〇パソコン・タブレットを使いこなせるようになる。
→これは大きな副産物だと思います。こういう機会がなければ、特に小学生のうちはIT機器をまったく使いこなせないというような生徒が結構いたはずです。オンライン授業を受けるにあたって、ひと通り使えるようになったと思いますし、zoomを使いこなせるようになったのは、将来のことを考えてもすばらしいことだと思います。まぁ高校生などは、講師よりそのあたりに詳しい生徒がいたりするので、逆に教わりながらやるような場面もあるわけですが…

〇他の生徒の影響をあまり受けず、自分のペースで学習できる。
→普段は他の生徒と机を並べて勉強しているので、授業中はもちろん自習の時間や、それこそ行き帰りの時間にも周りの生徒の影響を受けます。(良い意味でも悪い意味でも) オンラインでは自宅で授業を受けるわけですし、この期間は友だちと会うこともできていないので、マイペースで学習を進めることができます。刺激を受けられないので、モチベーションが上がらないという側面もあるわけですが、どちらかと言うと周りに引きずられなくなって、人間関係の煩わしさからも解放され、落ち着いて勉強に取り組めるようになった生徒の方が多いような気がします。そもそも、「勉強は1人でするもんだ」というのが受験勉強の原則です。もちろんGSのような塾では、チームとしてのメリットも大きいことは言うまでもありません。

〇すぐに質問できないので、自分で考えるようになる。
→顔を合わせられないので、すぐに気楽に質問するということができません。これは一見デメリットのような気がしますが、生徒によっては良い方向に向かっている場合もあるのです。普段塾に来ている時は、分からないとがあるとすぐに講師や(周りの優秀な生徒)に聞いてしまう生徒が少なくないのですが(これが一概に悪いということではありません)、そういう生徒は自分でじっくり考えてみるという習慣がなかなかつかないのです。それがこの休校期間中は、まず自分で考えてみるしかないので、1回で理解できなかった問題や間違えた問題を、まず自力で何とかしようとしています。学習計画を作ることも含めて、主体性が身について来た(ように感じる)生徒がいるということです。

〇保護者の方を受験勉強に巻き込むことができる。
→オンライン授業の最大のメリットがここにあるということを、実際に授業を始めてみて実感しています。特に小学生は、生徒の隣で保護者の方が一緒に授業を聞いているケースが多いですし、その延長で宿題の取り組みや確認テストの出来を一緒に確認していただいたりしています。普段の授業では教室に籠ってしまうので、保護者の方にとっては、具体的に何をやっているのかよくわからないという状況だと思います。それがオンラインになったことによって、講師の授業・指導が手に取るように分かるようになり(これは講師にとって怖いことです)、塾の授業がとても身近になったというような声をたくさんいただきました。ただ、誤解いただきたくないのは、必ずしも保護者の方に授業の内容や宿題等を点検してほしいということではありません。中学生(特に中2以上)になるとそれが難しくなって来るでしょうし、小学生も中学受験直前になって保護者の方がべったりで子どもが依存してしまっている状態だと、うまく行かなくなる場合が多いです。オンライン授業を通して、子どもがどんなことをやっているのかある程度知っていただいて、適切な声かけをしていただけるようになるだけでも、プラスになる部分があります。私が理想的だと感じているのは、保護者の方が一緒に勉強してテストも解いてみて、子どもと(楽しく)勝負をしているようなご家庭です。時には、点数で子どもに負けて、保護者の方が悔しがっているような場面があれば最高です。つまり受験では、保護者の方には「指導者」ではなく「伴走者」になっていてほしいということです。

オンライン授業を学習成果につなげるために<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年5月22日 9:05 AM
  • 未分類

オンライン授業における(リアル授業と較べての)デメリットはあちこちで指摘されていますが、GSでも実際に始めてみて具体的に感じている部分もあります。それをどう改善しようとしているのかという点も含めて、以下にまとめてみます。

<オンライン授業のデメリット>

〇パソコン・タブレット、Wi-Fi等の機器や設備が必要になる。導入に費用もかかる。
→GSでは、ここについてはあまりボトルネックとはなりませんでした。ほとんどのご家庭ですでにハード面は整っていましたし、様々ご協力いたたきました。GSは兄弟姉妹で通って来ていただいているご家庭が多いので、兄弟姉妹の授業時間がかぶらないように時間割を組むのが結構大変でした。校舎側は、バソコンや付属機器を買い替えたり、zoomの有料プランを講師全員分契約したりと、だいぶ出費が嵩みましたが、これは仕方ありません。

〇zoomの入り方・操作方法等、生徒たち(特に小学生)が使いこなせるようになるのか?
→確かにここは大きな懸念材料の1つでした。保護者の方が共働きのご家庭も多いので、子どもたちが1人で「授業」を受けられるのか、ドラブった時に修復ができるのか、という心配をしていました。かなり詳細なマニュアルを作成して事前に配付し、授業をスタートする前に別日程で「接続テスト(練習)」の時間を設けたことが、とてもよかったと思います。そこでは(教室に入って来られない、本名登録ができない、ミュートが解除できない等)様々トラブルがあったのですが、そこで解決しておいたおかげで、授業が始まってからは特に問題は感じませんでした。特に小学生は、保護者の方が横に付いていてくださる場合が多いので助かっていますが、今では小4・小5あたりでも、「1人立ち」できている生徒が増えて来ました。

〇システムやネット回線・機器のトラブルで、授業が中断してしまう場合が出てしまう。
ここについては、確かに毎日のように多少のトラブルは起こります。電波が混み合っているのか、サーバーの問題なのか、zoomの問題なのかはわかりませんが、途中で接続が切れてしまったり電波が弱くなってしまったりすることもあります。生徒のバソコンやタブレットが不調で、カメラが突然映らなくなってしまったり(音が聞こえなくなるケースは今のところありません)、Wi-Fiが突然つながらなくなって切断されてしまったりということもありました。ここについてはある程度は折り込み済みなので、これでイライラしても仕方ありません。オンライン授業とはそういうものだと、ある程度割り切って少し大らかな気持ちで(全員が)臨む必要があると思います。

〇生徒の息づかいが見えない・聞こえないため、生徒の状況を掴みにくい。
→これも確かに最初はそんな風に感じていましたが、慣れて来たのか、私は最近あまりそう感じなくなりました。画面を見ながら授業をやっていると、(ミュートにしていても)集中していない生徒は分かりますし、しっかり聞いているか、ノートを取っているか、理解できているか等についても、(ある程度は)掴めるようになります。

〇生徒と双方向のやり取りができない。しにくい。
→一方的な動画配信の授業では双方向のやり取りがまったくできなかったわけですが、zoomの授業ではそれができるようになったので、生徒たちはとても刺激を受けているように感じます。しかし、教室でのリアル授業とは較べるまでもないので、オンライン授業のデメリットという点では、これもその通りだと言わざるを得ません。ただし、講師側の慣れと経験と準備によって、ここでも改善できる部分が多々あります。通常授業中は全生徒のマイクをミュートにしておくわけですが、「指名して→ミュート解除して→発言が終わったらミュートして→また別の生徒を指名して」という流れがスムーズにできるようになれば、普段の授業と同じような流れて授業を進めることができます。しゃべりながら、全員の顔(カメラ)を注視していれば、挙手した生徒を速やかに指名することもできますし、集中力に欠けてそわそわしているような生徒に声をかけることもできます。私は比較的こういう形(zoomで大人数を相手に話をすること)に慣れているので、一連の流れをスムーズに進められるようになって来ましたが、やはり慣れるまではなかなか大変だと思います。

〇テストやノートでの出来具合がリアルタイムで掴めない。
→これがオンライン授業の一番のデメリットだと感じています。普段の授業では、確認テストはもちろん、模試や過去問を実施した時でも、原則その日のうちに返却して解説することが多いですし、授業中に問題を解かせている時でもノートをチェックして回って、個々の生徒の出来具合を把握する機会が多いのです。オンラインでも、ノートをカメラに向けさせたり、確認テストをその場で採点させて点数をチェックしたりするのですが、やはり限界があります。このデメリットを改善するために、GSではオンライン授業外でのシステムを作っているのですが、これについては改めて。

〇質問をその場で受けられない。問題がある生徒とその場で話ができない。
→前項の問題点とも関連するところですが、生徒が授業の中で理解できなかったところを、「その場で」質問を受けたり教えてあげることがなかなか難しいのです。また、宿題をやっていなかったり、授業中に全然集中していなかったり、あまりにもぶったるんでいるような生徒は、授業後に呼び出して話をしたり、締めたり(絞めたり?)するわけですが、オンラインではそれができません。ご存知の保護者の方は多いと思いますが、zoomには「ブレイクアウトセッション機能」があって、(授業中でも)生徒を「別室」に呼び出して話をしたり(締めたり…)、質問を受けたりすることができるのですが、現段階ではその機能を封印しています。もう少し講師も生徒も慣れて来たら、使うことがあるかもしれませんが… チャット機能についても同様です。オンライン授業がさらに長期に渡る場合は、ここをどう解決して行くかがとても重要になると思います。

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