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2019年5月のアーカイブ

大人はどうしたら子どもたちを守れるのか…?<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年5月31日 9:43 PM
  • 未分類

その後、保護者の方々に伺ったところによると、幼稚園や保育園は当然ですが、小学校でも保護者の方が校門まで送り迎えをしているご家庭が増えているのだそうです。学校によっては、車での送迎も許可が出ています。「手が空いている先生は、登下校時に極力学校の外に出て見守り体制に入るように」との指示が出ている学校もあります。私学のスクールバスの乗り場には、先生や警備員が1名配置されていた学校が多かったようですが、ここ数日で2名(あるいはそれ以上)に増員されたという話を複数の学校で聞きました。
保護者の方が校門まで毎日送り迎えをするのが一番安心だと思いますが、共働き等でそれが難しいご家庭もあるでしょう。可能な保護者が近所の子ども何人かを引率したり、朝は子どもを学校に送ってからの出社でOKとなったという会社の話も聞きました。すばらしいことだと思います。ただし、保護者が一緒だったとしても、(先日の事件のように)凶器を持っていきなり襲われたら、どうすることもできないという気もします。何度も書きますが、これで100%大丈夫という対策は存在しないのです。

ここ数日で、少しそういう流れができて来ていると感じますが、「地域の大人みんなで、地域の子どもたちを守ろう!」という方向で、動きを具体化して行くことが一番だと考えています。最近は、近所の大人に会っても、挨拶をしない子どもが増えているという話を聞きました。「知らない人には挨拶をしてはいけない」という指導をしている学校もあるそうです。マンションの規約で、「他の家庭の子どもへの声かけ禁止」が明文化されているところもありました。悲しい話ですが、意図しているところは何となく分かる気がします。
そんな状況の中で、ちょっと子どもに声をかけただけで、不審者として通報されてしまった事案も耳に入っています。数年前の話ですが、私も夜の授業終了後、路上でダベっていたGSの生徒たち(女子中学生)に「何してるの? 早く帰れ!」と注意していたら、通りかかったおばちゃんが「みんな大丈夫?」と間に割り込んで来たことがありました。よほど怪しかったのでしょう…(泣)。
こんな感じで、地域の大人とのつながりが希薄になってしまっているから、逆に子どもたちを守れなくなっているように感じます。少なくとも、同じ番地内や同じマンションの子どもたちの顔を覚えて、挨拶したり、通りがかりにたわいない話をしたりできるような関係が築ければ、少し様子が変わって行くと思います。困ったことが起こった時に、近くにいる大人に気軽に助けを求めることができるよえになれば、子どもたちは少しは安心感を持てるでしょう。仕事を引退した高齢者の方の人数は、今後どんどん増えて行きます。この方々の力を借りる必要があるかもしれません。朝と夕方に見守り部隊として協力いただくのはどうでしょう…? 
いずれにしても、今一番必要なのは、「地域の力」だと思います。

八王子環境フェスティバルのご案内

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年5月30日 4:26 PM
  • 未分類

明後日と迫って来てしまいましたが、6月1日(土)に「八王子環境フェスティバル」が開催されます。このイベントは、地域の皆様に様々楽しんでもらいながら、八王子の環境にもっと興味を持っていただくことを目的に行われているものです。時間は10:00~17:00、場所は北口は放射線ユーロード、南口はとちの木デッキです。
なぜ私が宣伝しているのかと言うと、我らがトレインズが関わっているからです。(先日の入替戦で惜しくも敗れて、来シーズンは3部リーグからの再出発となってしまいましたが、今後も私の心は1つです…)
GSの生徒たちも所属しているキッズチアのパフォーマンスは、南口が11:20~、北口が13:20~です。体験で参加できる(舞台で踊れる!)企画もありますので、今まで未経験でも、興味があればぜひ参加してください。私は南口の方に、11時前から12時前くらいまではいる予定です。2階のサーティワンのところの、「鳩さん広場」のステージです。見かけたら、声をかけてくださいね。

https://trains.co.jp/news/detail/id=13267

大人はどうしたら子どもたちを守れるのか…?<その2>

危惧していた通り、この2日間で模倣犯と思われる犯罪が何件か認知されているようです。ナイフを持って子どもを追いかけたり、ネットの掲示板で殺害予告を投稿したり… それを受けて、全国各地で警察による警戒や、集団登下校、学校教職員やPTA・地域住民・ボランティアによる見守り等、安全対策を強化している学校も増えています。保護者の方が、自主的に子どもに付き添って送り迎えをすることにしたご家庭も多いようです。
私の通勤途中にある幼稚園でも、園バスの到着時に2名の私服警備員が子どもたちを誘導していました。昨日の朝は、先生方がまとまってどこからか帰って来るのを見かけたので、おそらく緊急職員会議が開かれたのではないかと思います。別の幼稚園では、園バスの停留所を少し移動して交番の前に変更したそうです。ガウディアに通っている小学校低学年の保護者の方は、「登下校時は、防刃チョッキとフルフェイスヘルメットを着用させようかしら…」と真剣な顔でおっしゃっていました。(防刃チョッキは、この2日間、通販で結構売れているという話を聞きました。値段は結構するのですが…) 親御さんたちの我が子を思う気持ちを考えれば、これらのことを「過剰反応」だと言うことはとてもできません。

ただし… 昨日も書いた通り、どんなに対策を講じていても、悪意を持つ者が凶器を手にして子どもたちを襲ったら、防ぎようがないし、被害をゼロにすることは難しいのが現実です。(だから対策を疎かにしていいということでは断じてありません)
大津の交通事故にあった保育園も、川崎の私立小学校も、子どもたちの安全対策という意味では、しっかり取り組んでいたと思います。今回の事故・事件について、園や学校を責めるべき事案でないことは明白です。ガードレールの設置や、駅前の再開発に伴う導線の確保等、行政の責任を追及する声は一部にありますが、それも根本的な原因とは言えないいでしょう。大人の悪意や不法行為によって、子どもたちが亡くなったり傷ついたりしているのです。今後もどこでも起こり得る事案なのに、抜本的な対策がなかなか立てられないので、世の大人たちが「いったいどうしたらいいのだろう…」と頭を悩ませているのです。

偉そうなことを書いていますが、私も「抜本的な解決策」が浮かんでいるわけではありません。このような痛ましい被害を(理屈上は)ゼロにすることはできないけど、少しでも減らして行くこと、ゼロに近づけて行くことはできると考えています。
今私が漠然と考えているのは、「大人みんなで子どもみんなを守る」「大人がもっと地域の子どもたちに興味を持つ」ということです。昔に較べると、子どもたちと地域の関係性がとても希薄になって来ていると思います。この部分を劇的に改善することによって、不幸な事件・事故を減らすことができるのではないかということです。
(次回に続く…)

大人はどうしたら子どもたちを守れるのか…?<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年5月29日 11:23 AM
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川崎で痛ましい事件が起きてしまいました。亡くなった児童・保護者の方のご冥福と、怪我を負ったり精神的にショックを受けた児童の早期の回復をお祈りするばかりです。
教育現場では全国的にかなり影響があるようで、GSの生徒たちの小学校でも、集団下校や保護者お迎え奨励の緊急連絡が入ったり、生徒を集めて安全対策の説明会が開かれた学校もありますし、自治体からも地域住民に対して「登下校時の見守りのお願い」が出されたりしています。スクールバスを運行している私学では、乗り場付近で警備員の配置や増強を決めた学校もあります。犯罪心理学者に言わせると、あれだけ報道されると「模倣犯」が出て来る可能性があるのだそうです。そういう意味では、備えをして行くことは必要だと思います。しかし、どんなに備えをしても、今日の事件のようなレベルのことが起こったら、被害を完全に防ぐことは難しいでしょう。それだけに、何とも言えない嫌な感じが充満し、世の親御さんは不安になってしまうわけです。

前回の大津の交通事故の時にも考えたのですが、「こうした状況の中で、大人はどうやったら子どもたちを守れるのだろう…」と自問自答しています。もちろん、こういう子どもたちをお預かりしている仕事をしているからということもあります。GSの校舎には、防犯カメラは設置されていますし、セキュリテイ警備も入っていますが、もちろんそれだけで十分なわけではありません。引き続き、対応策は考えて行きます。
しかし、私が感じているのはそういうことではなく、社会全体として、子どもたちを守れるようにするにはどうしたらいいのか…ということです。
(次回に続く…)

2020年度都立中・高入試日程確定!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年5月27日 4:50 PM
  • 未分類

前回のブログの内容に関して、友人の都立高校の先生から連絡がありました。基本スタンスとしては、「もっと書け!」というスタンスで私を応援してくれています。どういうわけか、都立高校の先生にはそういう方が多いのです。自分では言えないので、思っていることを代弁してくれるのはありがたいと… 数年前に、理科の明らかな出題ミスを都教委が最後まで認めなかった際は(結局採点のやり直しをしませんでした)、多くの先生から連絡があって驚きました。内輪で「おかしい!」と思っていても声を上げられない体質が大問題だと思うのですが、先生方の「組織人」としての立場もよく理解できます。特に公務員は、一度目をつけられてしまうと、昇進や人事配置でとても辛い思いをすることになるのだそうです。なので、私がなるべく声を上げて頑張るようにしています(笑)。

今回、その先生が言うには、「完全に働き方改革の影響だね」とおっしゃっていました。教員の世界も、ご多聞に漏れず、残業の削減等かなり締め付けが大きくなって来ているのだそうです。ましてや、(入試の採点等で)休日出勤を教育庁が指示するなどということはあり得ないと… 一方で、部活の顧問等、「個人的な事情」での休日出勤については、今はあまりうるさく言われていないということをおっしゃっていました。

このタイミングで、都教委のホームページに、その件についての告知が入りました。(入試日程への文句が入ることを想定していたわけではないと思いますが、同じ時期に出すのはなぜ?) 働き方改革が必要な背景と共に、「教職員に向けて」と「保護者に向けて」の案内文がついている念の入りようです。私も全部目を通してみましたが、これ自体にはあまり問題を感じません。むしろ、「都教委がここまで踏み込んだ案内を出すんだ…」とちょっと感動しました。(決して嫌味ではありません…) ただ、その友人の教員は、「あー、アリバイ作りだね」と言っていました。上としては、ああいう形を整えるということが大事で、実際にどうやってそれを達成するのかの部分がまったくズレまくっていると…
入試日程の件もそうですが、学校行事を同じ日に重ねて出勤日を減らすとか、宿泊行事を日帰りにするとか、部活の大会前の時期に部活の強制休養日が設定されるとか、正に生徒の方を向いていない指示ばかりなのだそうです。それよりも、報告書提出や意味のない会議・研修を減らすとか、時間割の組み方で朝や夕方のどちらかを空けてフレックス出勤が可能なようにするとか、いくらでも実効性がある方法はあるのに、そういうことにはまったく見向きもしないということでした。校長や副校長によっても、そのあたりの進め方の実態はまったく異なるようです。「風見鶏の校長・副校長がいる学校は悲惨よ…」という嘆きが印象的でした。
いずれにしても、入試日程については、あんな風にしなくてもやりようがあるということがよく理解できました。具体的には、土日に採点業務で出勤しても、春休みで調整はいくらでもできるようです。しかし、「働き方改革とか言っているくせに、休日出勤させるのか?」という(内部・外部からの)批判が怖くて腰が引けているというのが実態のようです。

(参考) http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/administration/general/message/release20190523_03.html

2020年度都立中・高入試日程確定!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年5月25日 12:32 PM
  • 未分類

来春の都立中高の入試日程が確定しました。

<2020年度都立中入試日程>

出願 / 1月9日~15日
入試 / 2月3日
発表 / 2月9日

<2020年度都立高校入試日程>

〇推薦入試
出願 / 1月22日
入試 / 1月26日・27日
発表 / 1月31日
変更点/ 合格発表が1日前倒しとなる。

〇一般入試
出願 / 2月5日・6日
入試 / 2月21日
発表 / 3月2日
変更点/ 入試日程が1日前倒しとなり、合格発表が1日後ろ倒しとなる。

都立高校の入試日程が様々動いたのは、土曜日・日曜日を避けたという単純な理由です。都立中の入試や合格発表は土曜日・日曜日でも関係なく実施するのに、都立高校の一般入試は土日をはずすことにこだわるのはなぜなのでしょう? 教職員の代休等の調整が難しくなるからかな? 都教委は、基本的に土日は採点業務も行わないというようなことを言っています。来年から2月23日が天皇誕生日で祝日となるので、ここも休むのかな…?
ちなみに、2020年はうるう年なので、入試から合格発表までの期間が今までより3日も長くなり、何と生徒たちは入試から発表まで10日間も待たされることになります。これは、私がこの仕事を始めてからの記憶だと最長です。私立中学・高校が年々合格発表までの期間(時間)を早めているのに逆行して、都立高校はいったい何をやっているのでしょう? まさか、採点が間に合わないからというようなバカなことは言わないですよね。今は、一部の問題を除いてほとんどの問題がマークシート方式です。少なくとも、採点を迅速・正確に行うために(高い予算をつけて)マークシートを導入したのに、合格発表までの流れがそれと逆行していることについては、説明責任があるはずです。
現場の先生レベルでは、私と同じ感覚を持っている方が結構いるのです。「その気でやれば(無理しなくても)、5日間あればまったく問題ない」とおっしゃっていた先生もいました。教育庁の幹部や統括校長レベルで、「これはおかしい!」という声を上げる方は、1人もいないのでしょうか?
このこと1つ取っても、都立高校がいかに大人の論理で学校運営をしているか(生徒・保護者の方を向いていないか)がよく分かります。たかが入試日程。されど入試日程です。
この間のこういう1つひとつの「おかしなこと」が、ボディブローのように少しずつ効いて来て、都立高校の衰退につながっているような気がします。

夏期講習会受付開始!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年5月24日 11:44 AM
  • 未分類

今週より、夏期講習会の受付がスタートしました。早くも、多くのお問い合わせをいただいています。
ただし、GSでは講習会のみ等の短期受講は受け賜わっておりません。カリキュラムや指導内容から考えて、あまり学習効果がないと考えているためです。
日程・料金等は校舎にお問い合わせください。学年・コースによっては、残席が少なくなって来ています。ご検討いただいている方は、早めにご連絡をお願い致します。
入塾時には、すべての学年・コースにおいて、体験授業→三者面談が必要となります。実際にすべての科目の授業を受けていただいた上で、じっくりお話をさせていただきます。
体験授業前の、保護者の方のみとの面談はお断りしていますので、ご了承ください。

やっぱり学ぶ環境って大切です<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年5月23日 12:45 PM
  • 未分類

特に英語については、早期教育の是非について議論が分かれることは目に見えています。「外国語よりまず日本語をしっかりマスターすべき」という主張もある部分では正しいと思いますし、国語・算数がまずい状態なのに、それより英語を優先して英語をやるというのはちょっと違うと思います。しかし、それでも早いうちから英語に慣れることの重要性に確信をもったので、GSでも幼児や小学生の英語をスタートする決断を下したわけです。「ステップワールド」との出会いも大きかったですね。ただ楽しいだけの英会話や、進学塾独特の「なんちゃって英語」であれば、まったく食指が動かなかったと思います。「読む」「書く」「聞く」「話す」という4技能をバランス良く学習できることと、すべてのコースで「英検合格」が紐付いているところが魅力的でした。実際に指導を始めてみて、その感覚が間違いではなかったこと、そこが「売り」になることを改めて認識することができました。

国語・算数についても言えることですが、幼児期や小学校低学年の時の取り組みが、その後の学習に大きな影響を与えます。小4に進級する前の2月に受験勉強を本格的にスタートする生徒がほとんどなのですが、その時点で勉強の習慣や語彙力・計算力等の基礎学力に大きな差がついてしまっていて、その差はなかなか埋めることができない感じがあります。「難しい問題を粘り強く考える」というような部分においては、もっと差が大きいかもしれません。よくよくお話を伺うと、幼児の頃からの読書習慣や、学校以外での継続的な学習の有無の差が、そのまま小4くらいでの学力差につながってしまっていることは、否定のしようがない事実です。
幼児や小学校低学年のうちから、受験レベルの詰め込み勉強をする必要はまったくありません。学校のカリキュラムより先を、そして少しレベルが高い内容を、楽しく勉強して、毎日の学習習慣をきちんと確立するということです。具体的に言えば、漢字・語彙力と、計算力が一番重要ですが、それだけしかやっていないと、考える力をつけることができません。「自分の頭でしっかり考えて、自分の言葉で書けるようにする」ことがとても大切です。そういう意味では、ガウディアの教材・システムは、大変優れていると思います。

やっぱり学ぶ環境って大切です<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年5月21日 5:46 PM
  • 未分類

今年の10月からの消費税増税に合わせて、幼稚園・保育園が無償化となることが決定しています。先日、国会で法案が成立していますので、もう余程のことがなければひっくり返ることはないはずです。年収制限も共働き条件もありませんし、子育て真っ只中のご家庭にとってはとても良い話だと思います。来年度から待機児童が増えてしまうという懸念は払拭できませんが、自治体も本腰を入れて対策を立てているようなので、そこに期待したいと思います。

とは言うものの、まだこの情報はあまり世間一般に知れ渡っていません。ガウディアやステップワールドの保護者の方にお伝えすると、まったく初耳で大喜びされるケースも少なくありません。(園によっては、まだそのことを保護者に伝えていないところが結構あるのです) この情報が知れ渡ったら、特に幼稚園に通っている子どもたちが、新たな習い事を検討し始めることは間違いありません。月に2万円なり3万円なり、可処分所得が増えることになるわけですが、教育費で浮いた分は教育費に回すというのが自然な発想だと思います。保護者の方々に探りを入れていると、ピアノやスイミングとおっしゃる方が多いのですが、その次に学習塾や英語教室という選択肢が入って来ているご家庭も多いようです。GSでガウディアやステップワールドをスタートしたのは、そこまで見越してのことです。

特に、小学生の英語は、外部で対策を立てないと、ついて行くのが(力をつけるのが)難しいのではないかと感じています。小学校の英語の教科書に改めて目を通したのですが、そのレベルの高さに愕然としました。小5のテキストで、当たり前のように過去形が出て来ていますし、その時点でアルファベットや最低限の単語はもちろん、be動詞と一般動詞の区別や、疑問文・否定文の作り方、不規則動詞の活用等、ある程度理解できていることが前提になっています。小3からある程度時間を取って取り組むことになりますが、指導する先生方が戸惑っていることと、ネイティブ講師は本当に英語しかしゃべらない(しゃべれない)場合が多いようで、あのレベルを小学校だけで身につけることはなかなか難しいと感じます。
英語が正式な通信簿の評価にも入って来ますし、中学入試で受験科目として導入する中学校が増えて来ているので、小学生の英語は今後の塾のトレンドになることは間違いないでしょう。そのために、「幼児のうちから英語に取り組んで行くことが当たり前」という認識が広がって行くことになるかもしれません。
(次回に続く…)

やっぱり学ぶ環境って大切です<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2019年5月20日 11:08 AM
  • 未分類

私は、今まで33年間も塾講師として生きて来て、生徒たちを中学・高校や大学に送り込み、様々な学校を訪問したり、先生方と直接お話をさせていただく機会が多くありました。学校・大学のことについては、世間一般の方よりもよく分かっているつもりでいました。それを日常の進路指導に活かしていることは言うまでもありません。
ここ数年で、様々な高校・大学で授業や講演を行う機会に恵まれたことにより、今まで以上に学校・大学の内部の状況を手に取るように掴むことができるようになりました。生徒たちの様子を見ていれば、普段の取り組み・習慣がよく分かります。先生方にどんな指導を受けているのかもある程度見えて来ます。当然、授業の前後で学校の先生方とお話をさせていただく時間があるわけですが、そこで先生方の意識や考え方が伝わって来ます。やはり、伸びている学校は先生方が熱心で、常に子どもたちの方を向いています。逆にダメな学校は、先生方がバラバラだったり、保身やアリバイ作りに走っている場合が多いです。

最近、私が結構当たっていると感じている高校評価のリトマス試験紙は、「生徒たちが挨拶をする習慣が確立しているかどうか」です。生徒同士や対先生のところはもちろんですが、保護者が来校したり、私のような部外者が訪問したりした時に、すれ違う生徒がみんな元気に「こんにちは!」とか挨拶してくれる高校がある一方で、ほとんどの生徒がまったく無反応の高校もあります。この部分で言うと、いつ行っても気持ち良くなるのが都立国立高校(くにこう)です。生徒たちに本当に活気があって、社交性に溢れています。以前私が訪問した際は、何人かの生徒が「どちらへご訪問ですか?」とか、「事務室はあちらです!」とか声をかけてくれました。日常の先生方の指導もあると思いますが、そういう文化が根付いているのだと思います。目の前で指導している受験生が高校選びで迷っていたら、こういう高校を薦めたくなるのが人情というものです。もちろん、「くにこう」の雰囲気が合わない生徒がいることも認識しているつもりです。

私が一番感じていることは、やはり学習環境ってとても重要だということです。同じような学力の生徒がいたとしても、進学する学校の環境・雰囲気によって、その後に大きく差がつきます。「結局、どこへ行っても本人が頑張るしかないんだから、同じだよ」というようないう声を聞くこともありますが、それはよほど自分をしっかり持っている生徒のみに言えることです。その他大勢の子どもたちは、身を置く環境によって、伸びたりスポイルされてしまったりするのです。そのことを分かっているからこそ、少しでも「良い学校」に入りたいとみんなが頑張るのだと思います。もちろん、「良い学校」の基準は、偏差値だけではありません。
塾についても同じことが言えます。受験勉強に際して、保護者の方の一番重要な任務の一つは、「塾選びを間違えないこと」です。もっときちんとした環境を早くから与えてあげれば、もっと伸びたはずなのに…というケースはかなりあると思います。今までに、そういう生徒をたくさん見て来ました。

子どもにとって、最適な学習環境を用意してあげること。保護者の方は、このことをもっと真剣に考えてほしいと思います。もちろん、学校の入試や進学塾の入塾テストがある以上、子どもたちが頑張って成果を出さないと、望む環境が手に入らない場面もあります。だからこそ、幼児教育の重要性が高まって来ているのだと考えています。
(次回に続く…)

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