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2018年5月のアーカイブ

教育無償化続報<その9>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年5月31日 8:25 PM
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本日、また新たな情報が入って来ました。このテーマについては、一旦終了にしようと考えているのですが、毎日のように大きなニュースが飛び込んで来るため、なかなか終わることができません…

<幼児教育無償化>
この間大きな問題となっていた、認可外施設の対象範囲と金額について、かなり細かい部分まで公表されました。有識者会議で検討されていたのですが、これが最終報告書だということなので、今までの例を見ると、余程のことがなければこれで確定すると思います。
〇対象施設は、自治体の認証保育所や、自治体独自の事業、ベビーホテル、ベビーシッター、幼稚園の一時預かり等幅広く認める。国が定めた指導監督基準を満たすことが要件となるが、最初の5年間は経過措置として基準を満たしていなくても対象とする。
〇対象者は、母親の就労などで保育が必要と市町村が認定した世帯に限る。(市町村によって多少基準が異なりますが、国は月の就労時間48時間という線を打ち出しています)
〇全額無償ではなく、上限を設定する。3~5歳児は月37,000円、0~2歳児(住民税非課税世帯に限る)は月42,000円までとする。
→認可外保育に通わせている(通わせる予定の)保護者の方や、当該施設の関係者の方はかなり気をもんだのではないかと思いますが、かなり広く認められそうです。有識者会議の報告書を読む限り、最初の5年間は「何でもあり」のような印象すら受けます。もちろん、保護者の方(一般的には母親)が働いていること等が条件になりますが、「それなりの」施設であれば、ほとんどが認められるのではないでしょうか。ここまで来ると、「認可と認可外で差別するのは不公平だ!」という批判はもちろん、「無償化によって待機児童が増えるのをどうするつもりだ!?」という声に屈したのでは…とすら感じます。「財源は消費税増税分だけで大丈夫なのか…?」という別の心配が出て来てしまいますが…
実は、GSも(幼児預りの部分については)無償化の対象施設となるのではないかという話があり、確認中です。

<大学教育無償化>
〇年収要件について、住民税非課税、300万円未満、380万円未満と3段階設定し、段階的な支援を行う。
〇無償化の対象となる大学の要件を厳格に定める。「卒業に必要な単位の1割以上の授業を、実務経験のある教員が担当していること」「理事に産業界など外部の人材を複数任命していること」等。
〇対象者の大学での成績等を毎年確認し、単位の6割以下しか取得していない時や、成績が下位1/4に入っている時は、「警告」を行い、連続して対象となった場合は支援を打ち切る。
→特に2つ目の大学の要件がよく分かりません。「実務経験」や「産業界」という言葉からイメージするのは、将来仕事で社会に貢献できる学生を育てている大学ということですが、具体的に何を求めているのか、どのくらいの割合の大学が該当するのか、事前に対象となる大学を公表するのか等、不透明な部分が多すぎます。この部分については、今後の情報に注目する必要があります。
最後の成績要件については、真面目にコツコツ取り組んでいれば問題ないラインだと思いますが、部活やバイトに明け暮れてたいたり、遊び呆けている学生は途中で支援が止められてしまう可能性があります。

余談ですが、この無償化のニュースが流れるようになってから、学習塾(特に幼児教室)で株価が大きく上がっているところが多いです。(GSは株式公開会社ではないので、関係ありませんが…) 世間の皆様が、無償化で浮いた分の費用が塾や幼児教室に回ると思われているということの証左だと思います。そうなればありがたい限りですが、塾や幼児教室の中での競争・淘汰が一層激しくなるでしょうから、今後もより一層身を引き締めて業務にあたって行く所存です。

八王子トレインズの応援をお願いします!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年5月29日 3:21 PM
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唐突ですが皆さん、八王子にはプロスポーツチームが1つだけあるのですが、何だかご存知でしょうか? バスケットボールBリーグの「八王子トレインズ」です。今シーズンはB3リーグでぶっちぎり優勝し、先日日曜日の入替戦でも勝利して、来シーズンからB2リーグで戦うことが決まりました。八王子駅周辺には横断幕が掲げられたりして、なかなか盛り上がっています。戦力的にはB2リーグでも上位だと言われているので、近い将来B1リーグで活躍してくれる時が来るかもしれません。

なぜ私がトレインズの存在を気にしているのかと言うと、GSの生徒がチアリーダー(キッズ)に所属して活動していることと、トレインズの本社・事務局がGSのすぐそばにあって、選手も含めて出入りしているのをよく見かけるからです。(子安町三丁目の交差点のところです。私も一度お邪魔したことがあります。スタッフの方やチアの先生と知り合いになったことがご縁です)
GSの生徒で部活でバスケットをやっている生徒も多く、高校進学後も結構強いチームで活躍している生徒もいます。彼(彼女)らも、トレインズの動向は気にしているようです。

八王子市民の皆様は、ぜひ今後のトレインズの活躍に注目していただきたいと思います。ホームゲームは、狭間駅前のエスフォルタアリーナで開催します。興味がある方は、ぜひ一度生の試合を見に行ってください。チアをやっている生徒は、試合前に踊ることを目標に頑張っています。もしそうなったら、応援しているチアを応援しに行こうと考えています(笑)。

教育無償化続報<その8>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年5月28日 1:25 PM
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週末に、また教育無償化についてのBIGニュースが飛び込んで来ました。私は昨日の早朝に知ったので、昨日中にブログを更新したかったのですが、知人の結婚式で1日出かけていたため、今日になってしまいました。どこよりも早い情報提供を謳っているブログとしては失格ですね。すみません…

<幼児教育無償化>
〇3~4歳児(年少・年中)の完全無償化を、半年前倒しして2019年10月から完全実施する。
〇5歳児(年長)の先行無償化は、半年繰り延べして2019年10月からとする。
〇認可外施設については、国が定める基準を満たしているかどうかを各自治体が判断し、保育の質が保たれている場合は無償化の対象とする。
〇幼稚園の「預り保育」やベビーホテル等を利用しているような場合も、母親の就労時間等、保育認定の条件にあてはまる家庭は無償化の対象とする。
〇ただし、認可外施設については、保育料の全国平均である月35,000円を上限とする。(認可施設については、費用全額を対象とする)
→またまた大きなニュースです。このブログでこの2週間くらい説明した来た根幹の部分が修正されたことになります。来年3~4歳になる子どもがいるご家庭は喜んでいるでしょうし、来年5歳になる子どもがいるご家庭は「話が違うぞ!」となっている様子が目に浮かびます。政府は、この修正の理由について、「消費税増税のタイミングに合わせることで、子育て世帯の消費の減退を防ぐため」と説明していますが、分かりやすく言えば、「子育て世帯の増税に対する不満を少しでも抑えるため」ということでしょう。来年の5歳児(年長)の無償化繰り延べについては、「予算が不足するため」と言っていますが、一度(公式に声明を出して)期待させておいてひっくり返すというのはいかがなものでしょうか? それこそ、来年度(4月)からの無償化を見越して、保活や消費の計画を立て始めているご家庭もあるかもしれませんし、保護者の方は声を上げてもいいタイミングだと思います。

<大学教育無償化>
〇「住民税非課税世帯は完全無償化、年収380万円未満程度の世帯までは段階的に援助する」という基本方針に変更なし。
〇ただし、所得が少なくても、資産が一定以上ある家庭は対象からはずす。
〇大学での出席状況や成績が著しく悪い場合は、支援を止める。
〇財務状況等、一定の基準を満たしている大学のみ無償化の対象とする。
→今までブログで書いて来たこととの齟齬で言うと、所得控除が多くて短期的に住民税非課税になったようなケースは対象とならないということです。(まさか、このブログを読んで慌てて付け加えたわけではないと思いますが…) これについては、そうあるべきだと私も思います。各家庭の資産をどうやって「調査」するのかを考えるとちょっと心配になりますが…
3つ目の項目は当然としても、4つ目の項目に少し「怖さ」を感じます。趣旨は経営面で安定している大学のみ対象とするということでしょうが、政府の意にそぐわない運営をしている大学は無償化の対象からはずされてしまう可能性もあるということです。2020年からの入試改革で足並みを揃えていない場合とか、危機管理・ガバナンスの部分で世間に不安を与えてしまっている場合とか、拡大解釈が適用され出すと収拾がつかなくなるでしょう。

運動会日和

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年5月26日 3:13 PM
  • 未分類

本日、近隣のほとんどの小学校で運動会が実施されています。昨日までよりは少し涼しいとはいえ、だいぶ暑くなって来ている中で大変だなぁと思います。
生徒たちに聞くところによると、ここ数年でほとんどの小学校で組体操が中止となったそうです。その代わりとして、騎馬戦や棒倒しをやるところが多いようですが、ルールを厳格に守らないと、怪我をする危険性は変わらないような気がします… 
不思議なもので、運動会の期間になると、急に張り切り出す生徒と、疲れていたり暗くなる生徒に2分されます。テスト期間とはまた別の顔ぶれです。私の子ども時代は、どちらかと言うと、運動会や球技大会になると元気になるタイプでした。「天国と地獄」の音楽がかかっていたりすると、今でもワクワクします(笑)。

いつもはこの時間、GSタイムに小学生がたくさん集まって来ているのですが、そのおかげで今日は閑散としています。中学生はほとんどの生徒が部活をやっているので、集まって来るのはもう少し後の時間になります。塾としては、「中3生は早く負けて引退してくれないかな…」というのが正直なところですが、本人たちは頑張っているので、もちろん直接は言いません。
保護者面談はまだまだ続いています。6月半ばくらいまではかかりそうです。

教育無償化続報<その7>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年5月24日 4:53 PM
  • 未分類

幼児教育については、まだ無料になることを知らない方が多いです。ガウディアのお問い合わせでいらっしゃった方にそのことをお伝えすると、例外なく大喜びされます。今幼稚園の年中にあたる4歳児は、来年度年長(5歳)になると無料になる予定です。それ以外の学年(年少・年中)は来年度は有料ですが、2020年度から無償化の対象となります。今後そのことが世間に浸透して行ったら、幼稚園・保育園への入園希望率、選び方、その他の消費等、様々な変化が見られるようになるはずです。
GSのガウディアは、そこを見越してフライング気味にスタートしたというのが正直なところです。今後数年で一番市場の変化が起こるのは、幼児~小学生の低学年であることは間違いないからです。フランチャイズを中心に、様々な教室・システムについて、資料を取り寄せたり、話を伺ったりして調べましたが、GSに一番マッチして、子どもたちに一番メリットがあると感じたのがガウディアでした。始めて4ヵ月が経過しますが、その選択は間違いではなかったと確信しています。

幼児や小学生の低学年の生徒が増えたことにより、塾の雰囲気も少し変わって来ました。低学年の生徒に優秀な生徒が多く、一生懸命取り組んでいるので、学年が上の生徒たちも刺激を受けているようです。(これも無学年制のメリットの1つだと感じています)
今年度から、競合している教室の1つが授業料の値上げをされました。その教室に今通われている方からのお問い合わせも入り始めました。その値上げにより、実はガウディアの方が授業料が安くなったということを教えていただきました。これもうちにとってはポジティブファクターです。夏に向けて、さらに生徒も増えて行きそうです。

教育無償化続報<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年5月22日 12:27 PM
  • 未分類

GSでは、昨年から「高校部」、今年から「ガウディア」を新たに設置しました。これが当たっている(それなりに生徒が集まっている)ことが、昨日書いたことの証左になっていると思います。GSは、ここ2年間生徒数・売上は前年プラスで推移しています。このご時世の中、本当にありがたい限りですが、高校部とガウディアの分を除けば、ほぼ前年並みです。

高1のコースについては、昨年も今年も中3卒業生の約半分が通ってくれています。特に今年は、(このブログでも何度か書きましたが)都立高校の志望者が少なく、付属高校に進学する生徒の割合が高かったのです。「都立進学指導重点校専門塾」という看板は下ろしませんが、実態がそうなって来ているということはお伝えしておきます。大きな理由・原因として、都立高校の入試改悪と、依然として不透明な大学入試改革への不安があるわけですが、私立高校の無償化(正確に言うと年間44万2千円が支給される)が大きな後押しとなっていることは間違いありません。2年前までだったら、(経済的な理由により)無理してでも都立高校を志望したであろう生徒(ご家庭)が、早々と付属高校にシフトしたケースが少なくありませんでした。
それで、高校入学後に、都立進学指導重点校に進学した生徒はもちろんですが、付属高校も含めて私立高校に進学した生徒も多くが通い続けてくれている状況になっています。もちろん、GSの居心地がいいので(こんなに厳しい塾なのに…)、離れ難いということもあるでしょう。ディズニーランド(シー)に連れて行って、人間関係を構築し直したのも大きいかもしれません。(私以外の講師は全員一緒に行きました) しかし、私立高校の無償化がなければ、塾通いは2月までで終わりとなっていたであろう生徒が少なくないと感じています。
(次回に続く…)

教育無償化続報<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年5月21日 3:12 PM
  • 未分類

教育無償化によって一番恩恵を受けるのは、対象となる子どもを持つご家庭(保護者の方)です。今まで有償だった幼稚園や保育園、私立高校等に通う場合に、3年間で120~150万円程度が無償になるわけですから、これは大きいですよね。私のところには、数年前に私立高校に通っていたり、正に今幼稚園や保育園に通っていて、来年小学校に入学する子どもを持つ保護者の方からの「恨み節」も聞こえて来ます。「何でもう少し早く無料にしてくれなかったのよ!?」とか、「ちょっと不公平ですよね…」というような声です。気持ちはよくわかります…

次に恩恵を受けるのは、その浮いた分が消費に回ることによって景気が良くなる業界です。(消費税増税のマイナス面を差し引いても…ということです) もちろん、国としてもそのことを意図している部分もあるわけです。子どもの学費がかからなくなる分可処分所得が増えるので、住宅や車等高額商品のローンを思い切って組むとか、年に何度か旅行に行こうねとか、外食をする機会が増えるとか、趣味・娯楽にお金をかけられるようになるとか、様々な変化が想定されています。もちろん、その分を貯金に回すという堅実なご家庭もあるでしょう。
私はどう思っているかと言うと、「教育費が浮いた分は、他の教育費・習い事に回すはずだ」ということです。もちろん、多分に希望的観測が入っています(^_^;)。しかし、まったく根拠がないわけではありません。FPとして家計調査のアンケート結果を目にする機会が多いのですが、「固定費の支出以外で削れない費目」という調査では、ほとんどの場合「子どもの教育費」が一番上に来るのです。「それ以外の費目の予算を多少削ったとしても、教育費だけは減らさない」という回答をする方が多いです。
塾について言えば、小中学生は(可処分所得が)今までと変わらないので、大きな市場の変化はありません。幼稚園・保育園で浮いた分をプールしておくとか、高校が私立になったとしても学費がかからないから…中学生のうちの塾代に充てようという考え方はあるわけですが、一般的には1年単位で予算を考えられるご家庭が多いので、そう簡単には行きません。
即効性が高いのが、高校生と幼児教育の部分であることは明らかです。
(次回に続く…)

夏期講習会要項確定!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年5月19日 1:58 PM
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夏期講習会の日程が確定しました。GSにお通いの方には、火曜日までに要項等一式を配付させていただきますので、ご確認ください。
キッズウィーク導入に伴う学校の夏休みの短縮を心配していましたが、八王子市についてはまったく考えていない(市教委)とのことで、ホッとしました。都内ではほとんどないのですが、他県では夏休みが10日以上短くなっているところもあるようです。国の現実を見ない政策によって、混乱を招いているのは困ったものです。

<2018年度夏期講習会日程>

①7/23~26
②7/28~31
③8/ 2~ 5
④8/10~13
⑤8/15~18
⑥8/20~23

小4   / ①②→算国 ③→理社 10:50~12:55
小5   / ②③⑤⑥ 14:25~17:35
小6私立 / 全期間 10:50~17:35
小6都立 / 全期間 10:50~15:25
中1  / ①②③ 18:00~21:10
中2  / ④⑤⑥→英数国 18:00~21:10 
       ②③→理社  19:05~21:10
中3  / 全期間 ①②③→13:20~20:05 ④⑤⑥→10:50~17:35
高1  / ①⑤⑥ 18:00~20:05
ガウディア / 個別に設定します

教育無償化続報<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年5月18日 4:40 PM
  • 未分類

教育無償化のブログを書いている最中に、新しい情報が入って来ました。
大学の(返還しなくてよい)給付型奨学金や授業料減免措置について、年収制限を380万円程度未満の線で検討していることが公表されたのです。これは、文科省の諮問機関である「高等教育無償化の制度設計に関する専門家会議」で議論されていたものです。今までは、住民税非課税世帯を対象としていたので、控除のことを考えるとだいだい年収270万円未満の線が予測されていました。政府が、「これに準ずる家庭にも一定の支援をする」ということを明確にしましたし、大学無償化の対象範囲がだいぶ広がる方向に向かうことは間違いないと思います。
年収制限の270万円と380万円ではだいぶ違います。例えば、月収が額面31万円(手取り25万円程度)でボーナスがない場合、大学無償化の対象となる可能性が出て来るのです。年収380万円というのは、子育て世帯の全国的な平均よりは下回っていますが、割合としては決して少なくない世帯が入って来ます。(自営業やパートタイマー、社員でも残業を減らしたり等)ある程度年収を自分で調整できる場合は、年収をこの枠内に収めようとするケースが出て来るかもしれません。
以上の年収制限もまだ正式な決定に至ったわけではありませんし、制度の詳細はまだ公表されていません。今後も正確な情報を収集し、折に触れて発信して参ります。

教育無償化続報<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年5月17日 4:43 PM
  • 未分類

もう1つは、幼児教育無償化の影響です。これが結構深刻な問題となるかもしれません。保育園等に入りたくても入れない待機児童が、今よりもかなり増えてしまう可能性が指摘されているのです。今まで有料だったものが無料になるわけですから、普通に考えたら、その結論に至るのは当然です。
都内で言うと、(年収や子どもの数にもよりますが)幼稚園は月3万円程度、保育園は月5万円程度が相場のようです。それが2020年(5歳児は2019年)から無料となります。今まで経済的な理由で通わせられなかった層も、幼稚園・保育園に通わせることを希望するようになります。いわゆる分母がかなり増えるわけですから、入りたくても入れない子どもが増えてしまうのです。
当然政府もそのあたりの批判は折り込み済みで、保育所等の整備・保育士の確保等を同時に進めて、待機児童を解消することも合わせて公表しています。ただし、私の目から見ても、これらの施策が掛け声だけになってしまっていることは明らかです。例えば、保育士の待遇改善を図るという点について言えば、給与を月3,000円(だけ)上げるというのです。私の教え子で保育士をやっている者が結構いるのですが、会って話をすると、全員が例外なく「仕事が大変で給料は安い(サービス残業が多い)」とこぼします。子どもが好きだから続けているけど、いつ辞めようか(早く結婚して辞めたい)…という愚痴を聞く羽目になる場合がほとんどです。(「結婚相談所に入れ!」という話になるのは当然の帰結です。余談ですが、保育士や幼稚園の先生はモテます♡。さらに余談ですが、男性の学校や塾の先生はあまりモテません(>_<))
このあたりの現実を見ないで(本質に踏み込まないで)、無償化だけ先行して進めても、根本的な解決にはならないと思います。保育園に入れたいのに入れないという(実質的な)待機児童が今よりも増えてしまうのであれば、子育て世代の方々の不安・不満は、今以上に大きくなってしまうでしょう。

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