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2018年4月のアーカイブ

保護者面談がスタートしています!<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年4月30日 2:44 PM
  • 未分類

私は、「親子関係」以前の「夫婦関係」が子どもに与える影響の大きさを常々感じています。夫婦の仲が悪く、よく喧嘩をしていたり、家庭の中で常に険悪な雰囲気が漂っている状況だと、子どもがまっとうに育つ方が不思議なくらいに思います。受験期に学習に集中して取り組めなくなる場合も多くなるでしょう。子どもは、そういう部分にとても敏感で、見せないようにしていても的確に感じ取ります。
そこまで険悪な状況でなくても、夫婦間のコミュニケーションが著しく欠けている場合は、特に受験期に子どもが苦しい状況になった時に、なかなか解決に向かえない場合があります。子どもに悪影響が出る夫婦関係の典型的な例をいくつか挙げてみます。(あくまでも架空の事例ですが、もしかすると「これは我が家のことだ…」と感じる方が結構いらっしゃるかもしれません。それほど、同じような状況で悩んでいるご家庭が多いということです)

〇お父さんが仕事で忙しく、子育て・受験のことはすべてお母さんに丸投げ。それでいながら、たまに子どもと顔を合わせると、成績や行動を見て子どもに文句を言ったり、お母さんを責めたりする。「お前に任せるって言ってあるのに、何やってるんだ!」が口癖。

◯お父さんが理不尽に厳し過ぎて、子どもが常に委縮している。中には体罰が日常化している家庭も。お父さんの暴走をお母さんは困ったとは思いつつ、止められない。塾では、子どもが(ズルをしてでも)結果だけを追い求めたり、嘘をついたりすることが多い。大人の顔色を伺うことが習慣化してしまう。

〇お父さんがお母さんに気を遣い過ぎて、言いたいことが言えなくなっている。お父さんとしては、子どもに本当はこうさせたいと思っているのに、お母さんが子どもを無条件で守ってしまうために、なかなか一歩が踏み出せなくなっている。子どもに何か問題が起きても、そのまま(まずい状態のまま)ズルズル行ってしまうケースが多い。

〇お母さんが(義理の)おじいちゃんやおばあちゃんのプレッシャーに苦しんでいる。お父さんの学歴が高いご家庭に多い。「あなたの育て方が甘いから、この子がこんなにだらしなくなるのよ」とか、「うちの家系はみんないい大学を出ているのに…」というようなことを言われて、お母さんが落ち込んでいることも。志望校の決定等、一番重要な局面で、おじいちゃん・おばあちゃんの意見を聞かないと先へ進めない場合もある。ポイントは、お父さんがお母さんを守ってくれるかどうか…

〇(仲が悪いというわけではないのに)夫婦間の会話・コミュニケーションがほとんどない。例えば、お父さんが子どもが通っている塾名を知らないために、塾からの電話を取っても営業と間違えて切ってしまうようなことも… 子どもの成績や受験予定の学校が共有されていないようだと、かなり重症。
(次回に続く…)

保護者面談がスタートしています!<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年4月28日 3:46 PM
  • 未分類

私は「家族療法カウンセラー」の資格を持っています。カウンセラー研修の分科会でも、この部分を専門的に研究しています。「家族療法」というのは聞き慣れない言葉だと思いますが、子どもに何かしらの問題が生じた時に、家族全体に働きかけることによって初めて本質的な解決ができるという考え方に基づいています。家族全体を1つの機能とみなして対応するのが特徴です。問題を起こしている人(IPといいます)に目を向けるだけでなく、「その問題が家族の中でどのようにして起こっているのか」、「その問題が家族においてどのような役割を果たしているのか」等について考え、家族全体ががうまく機能するようになることを目的とします。

塾で働いていて感じるのは、年々この部分の対応の必要性が大きくなっているということです。
例えば1つ例を挙げてみます。それまでとても「いい子」だった子どもが、ある時を境に急に勉強をしなくなったり、問題行動を起こすようになったりすることがあります。不登校や家庭内暴力が伴う場合もあります。それまでがいい子であればあるほど、保護者の方は慌ててしまうわけですが、保護者の方が焦れは焦るほど、問題は解決から遠ざかって行きます。なぜかと言うと、保護者の方を含めた家族全体に真の原因がある場合が多く、それを根本から解決しないと、子どもが変われない場合が多いからです。「親の愛情やコミュニケーション不足」、「家庭の中での孤独感・疎外感」、「受験や就職の(親からの)プレッシャー」、「兄弟姉妹や友人との比較されることによる自己肯定感の低下」等の理由が考えられる場合が多いのですが、これらの問題はすべて、子ども本人だけに働きかけても解決することはありません。

家族療法カウンセリングを行う場合、1回目のセッションでは原則として(同居している)家族全員にお越しいただいています。兄弟姉妹も含めてです。数年前に、なぜ小学生の子どもの様子が急におかしくなったのか想像がつかない事例があったのですが、家族全員にお越しいただいてすぐに理由が判明しました。お母さんが1歳くらいの小さな子どもを連れて来て、その子にかかりきりになっていたからです。IPの子どもがその様子を見る目つきを見ていてわかりました。完全に「赤ちゃん返り」だったのです。それ以降、上の子にも今まで以上に言葉やスキンシップ等の愛情を注いでいただいた結果、すぐに問題行動は収まりました。
(次回に続く…)

保護者面談がスタートしています!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年4月27日 3:53 PM
  • 未分類

最近、保護者面談にご両親でお越しいただく方の割合が増えています。先週の中3の親子入試ガイダンスも、ほぼ半数のご家庭がご両親でご出席いただきました。お父様にも受験に関わっていただけること、ご両親で保護者会や面談にお越しいただけることは、塾としてはとてもありがたいのです。
なぜかと言うと、ご両親のコミュニケーションがうまく取れていないと、受験でうまく行かないケースが多いからです。志望校・受験校のところで方針がすれ違ってしまったり、面談で「こうして行きましょう!」方向性を決めたのに、それがご家庭の中で共有されていないために徹底されなかったり…ということが起こるからです。小さい子どもは特にそうですが、子どもが一番混乱するのは、お父さんとお母さんの言うことが全然違うケースです。叱られる基準が違うことにも戸惑います。
あくまでも一般論ですが、お父さんは子どもに厳しくしたいのに、お母さんがそこまでしなくても…と考えているご家庭が多いです。受験が近くなって来て、「さあここが勝負どころ!」という場面で、そのズレが子どもにとってマイナスになってしまう場合があります。

最近さらに難しいのは、(共働きのご家庭が増えていることにより)おじいちゃんやおばあちゃんが子育てに積極的に関わっていただいているご家庭が少なくないことです。塾への送り迎えをしていただいたり、学校が終わった後、一旦おじいちゃん・おばあちゃんの家で時間を過ごしたりという生徒も結構います。そういうケースでは、おじいちゃん・おばあちゃんにも、塾・受験のことやご家庭の方針をある程度ご理解いただいておかないと、子どもへの対応が徹底されず、うまく行かない場合も出てしまいます。
中には、おばあちゃんが面談に一緒にお越しいただいたりするケースもあります。(全然話が逸れますが、私とそんなに歳が変わらないおじいちゃん・おばあちゃんとお会いして、ショックを受けることもあります) それはそれで、とてもありがたいことです。なぜか、お母様方のおばあちゃんの方が積極的に関わってくださる場合が多いです。お母さんが何でも頼みやすいからでしょうか… 私のようにもう両親ともいない者からすると、とても羨ましい関係です。
(次回に続く…)

保護者面談がスタートしています!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年4月26日 8:12 PM
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春の保護者面談がスタートしました。今週から、小6私立中コースと中3が先行して始まりました。GWが明けてすぐに小6都立中コース。非受験学年が5月中旬くらいから始まり、高校生やガウディアまで入れると、6月中旬くらいまでかかる予定です。
保護者面談では、現状(成績と取り組み)、改善すべき点、志望校の確認が中心となります。ちょうど4月の成績が出たタイミングなので、面談ではどうしても目の前の数字に目が行ってしまうのですが、我々としては、先を見据えた取り組みができているかどうかの方が重要だと考えています。今は成績が足りなくても、このままコツコツ頑張って行けば結果が出て来ることが確実な状況であれば、あまり心配しなくていい場合もあります。逆に、今はそこそこ成績が取れていても、「今のままでは絶対にダメ!」と言い切れる場合もあります。勉強の仕方・取り組みの問題もありますが、それよりは勉強・受験への姿勢・意識の方が大きいと思います。

学校生活や、家庭での問題等、かなり踏み込んだ話になることも多いです。様々順調に推移している生徒はいいのですが、そうでない生徒は、だいたい勉強以外の問題点を抱えているケースが多いため、その部分を解決しないと先へ進めないのです。中には、塾講師の仕事の範疇を超えていると思われることをご相談いただくこともあります。そういう部分では、私の資格・経験が具体的に役立つことも多くなって来ました。生徒たちはもちろん、保護者の方も含めて心理カウンセラー的な関わりが必要な場合があります。FPとしてお金の相談に乗る機会も増えて来ました。将来の就職・方向性という部分では、キャリアカウンセラーとしての知識が役立っています。生徒の将来の結婚についての相談に乗ることもありますし、以前は保護者の方の再婚の相談に乗ったこともあります。(GSでも、シングルファザー・シングルマザーの方は結構いらっしゃいます)
(次回に続く…)

ついに眼鏡なしの生活に…

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年4月24日 4:10 PM
  • 未分類

目の手術から2週間が経過し、ようやく保護メガネをはずしていいという許可が出ました。(昼間はまぶしいので、サングラスはまだ必要です) 本やスマホを見る際の拡大鏡も必要がなくなり、裸眼で本や新聞が読めるようになりました。今日の時点で、両目裸眼で視力は0.9まで戻って来ています。ここならまだ見えるようになって行くと言われているので、最終的には裸眼で1.2くらいまで行けるのではないかと期待しています。
ということで、ついに眼鏡なしの生活を送れるようになりました。まだ慣れないので、何か不安感が付き纏います。顔を洗った後とかに、つい眼鏡を探してしまう習慣もなかなか直りません。一番違いを感じるのは、お風呂で頭を洗う時です。シャンプーとリンスを迷わないで済むのです。今までは、ボトルの横のイボが生命線でした。(ユニバーサルデザインですね)
早速何人かの生徒に、「先生、意外とイケメンですね」とか、「よく見るとかっこいいですね」と言われました。前置きの言葉が余計な気もしますが、こういう生徒たちは良い内申が取れるのでしょう(笑)。保護者の皆様は、ご自身というよりお父様・お母様(生徒たちのおじいちゃん・おばあちゃんですね)が同じような症状で悩まれていて、手術や術後の様子、費用について詳細を知りたいとおっしゃる方が多いです。

私が入れたのは「多焦点レンズ」というもので、遠くも近くも両方にビントが合うレンズです。基本的に術後は眼鏡がいらなくなる場合が多いです。ただし、健康保険は効かない自由診療ので、費用の負担が大きいのです。(私の場合は両眼で80万円ほどでしたが、全額生命保険で補填されました) 一方、「単焦点レンズ」というのは、遠くか近くのどちらかにしかピントが合いません。なので、一般的には術後も眼鏡が必要になってしまいます。(遠くにピントを合わせて、近くを見る時に眼鏡をかける方が多いようです) こちらは健康保険が適用になるので、一般的には片眼5~6万円くらいで済むようです。年齢や目の症状によって、どちらのレンズがいいかは違って来るので、お困りの方は早めに病院でご相談いただくといいと思います。
私は別に病院の回し者ではありませんが(笑)、もっと早く手術に踏み切っていればよかったと後悔しています。裸眼で視力が回復して、こんなに快適な生活を送れるようになるとは、想像もしていませんでした。手術をする方の中では年齢はかなり若い方だと思いますが、人工のレンズの耐用年数は数十年はあるようなので、早く手術を受けることのデメリットはないはずです。(1週間ほど仕事をセーブしないといけないということくらいでしょうか…)

眼鏡がいらなくなり、世の中が明るくなったことによって、何か気分まで明るくなったような気がします。無性に海に行きたくなりました。目が悪くて眼鏡が手離せない生活が長い方には分かっていただけると思います…

4月の模試の結果を踏まえて

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年4月23日 1:35 PM
  • 未分類

週末に、4月度のGSテストの結果が判明しました。生徒配付用の成績表は今週半ばに戻って来ますが、それに先んじて教師用の資料がネットで見られるようになったのです。(小6都立中コースのみ今週末になってしまいます。テストに作文もあるので、採点に少し時間がかかるからです)
全体としては、少しずつ成績が上がって来ている生徒が多いのですが、今回特筆すべきは、今まで苦手としていた科目でようやく結果が出始めた生徒が少なくないことです。例えば、中3はトータルの平均偏差値はGS開校以来一番良い状況で推移しているのですが、ある特定の科目を苦手とする生徒が多く、偏差値でその科目が一番低く足を引っ張っていました。この間様々対策を立てて来ましたが、なかなか結果につながらず、生徒も講師も凹んでいることもありました。そんな状況の中、今月の模試で、初めてその科目の平均偏差値が(5科の中で)一番良い結果となったのです。今までコツコツやって来たことが、ようやく結果になって来たという感じです。結果が判明した時は、その科目の担当講師は(真面目に)涙ぐんでいました。
土曜日に、中3の保護者会(親子入試ガイダンス)を実施したのですが、その場でその報告をさせていただいたことは言うまでもありません。その科目の担当講師が、「成績が上がらない時に他の科目の講師のプレッシャーがきつかった…」と言っていたのが印象的でした。(うん、これは塾としてはあるべき姿ですね。慣れ合いはいけません) 他の科目の講師も、生徒たちがその苦手科目の勉強に時間をかけるように働きかけたりしていましたし、横のつながりが強いのがGSの強みの1つだということを改めて感じました。

この間のブログでも書いて来ましたが、成績が悪い(上がらない)生徒にはそれなりの理由があります。今回の結果が思わしくない生徒たちには、先週から働きかけを行っています。ちょうど本日から保護者面談期間がスタートするので、保護者の方を巻き込んで抜本的な対策を立てて行くことになります。
実は、GWの期間で差がつきます。学校が休みになるので、まとめて学習時間を取れるからです。中学生は、GWが明けるとすぐに中間テストが控えている生徒も多いです。1年間の最初の定期テストの結果はとても重要です。(一番成績を上げやすいのです) 今年も、教科書ワークを4月の初めに配付していて、すでに中間テストの範囲の学習を始めさせています。

学校の方でも、新年度がスタートしてだいぶ落ち着いて来たタイミングです。様々な「結果」にこだわって、進めていきたいと考えています。

ものの見方が変わるということ<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年4月22日 1:30 AM
  • 未分類

最終的には、生徒本人が受験を「自分のこと」として捉えられるかどうかで決まります。それは小学生でも同じことです。いや、学年が下がれば下がるほどその部分の重要性が増すと言ってもいいかもしれません。それができているかどうかを見極めるのは簡単です。生徒が質問や相談に来たりも含めて、我々講師等の大人たちとちきんと自分からコミュニケーションを取ろうとしているかどうかで分かります。「言われたことはやるけど…」という姿勢の生徒は、受験学年になって勉強が大変になって来ると、言われたことすらきちんとできなくなって来ます。
会話をきちんとできるかどうかもポイントです。国語力の有無や、性格はあまり関係ありません。今までの受験生たちの様子を思い出しても、受験のリアリティを本当に感じた瞬間に、質問に来たり、自分の言葉で話をするようになる場合が多いです。その変化は劇的です。そうなると、授業の受け方や復習の仕方はすぐに変わって来ます。(復習ノートの質が目に見えて変わります) それからしばらくして、成績が上がったリ、過去問で点数を取れるようになったりして行きます。

ただし、この部分には保護者の方の全面的なご協力が必要になります。
保護者の方の関わりについて、具体的NG事例をいくつか挙げておきます。

〇早寝早起き、ご飯をしっかり食べる等、基本的な生活習慣が乱れている。
〇子どもが(体調も悪くないのに)塾に行きたくない。勉強をしたくないと言っているような時に、それを簡単に認めてしまう。
〇様々手をかけ過ぎてしまうために、子どもが自分で何もできなくなってしまう。(過保護は悪いことではないと考えます)
〇自分に都合が悪いことがあった時に、「〇〇のせい」と他責にする癖がついてしまっている。
〇何事においても、親の顔色を伺わないと行動ができなくなっている。
〇(小学生に多いのですが)宿題を手伝ってあげて(そのこと自体は問題ありません)、本人がまったく自分でやろうとしなくなっている。
〇テレビ・携帯・ゲーム等の悪影響が明らかなのに、本質的な対策を取らず放置している。
〇「うちの子は性格的に質問ができないので…」とか、「話をするのが苦手なので…」と決めつけてしまって、結果としてスポイルしてしまっている。
〇目の前の結果だけにこだわり過ぎる。逆にまったく気にしなさ過ぎる。

まとめて言うと、基本的な生活習慣をきちんと律した上で、早い段階で子どもを自立させるということが、受験の成功につながります。
そういう意味では、私は合宿の効用を常々感じています。以前勤めていた塾で何度も経験がありますが、家族や俗世間、テレビ・携帯・ゲームから隔離して、勉強漬けにできることと、勉強以外の生活面も含めて丸抱えで指導できることのメリットを強く感じます。はっきり言ってしまえば、親から引き離さないと変われないだろうと感じる生徒が増えていることもあります。GSでは、諸般の事情があり未だ実現できていませんが、状況とタイミングが合えば、2泊3日くらいでいいので実施したいと考えています。(いただく費用は、原価だけでもいいくらいです) 短期間で生徒を本質的な部分からガラッと変えるには、これしか方法はないとすら感じています。
何度かこのブログでも書きましたが、私の最終的な夢は、「全寮制の塾」を作ることです。成績を上げて合格させることは当然ですが、子どもたちがその後の人生において、幸せを自分の手で掴むことができるような力を育みたいのです。

ものの見方が変わるということ<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年4月21日 10:09 AM
  • 未分類

塾でやってしまいがちな対症療法を思いつくままに挙げてみます。

〇滾々と説教する。
〇毎日自習室に来させる。
〇毎日の計画表(タイムテーブル)を作らせる。
〇1日何時間勉強すると約束させる。
〇毎週授業とは別の課題を与えて提出させる。

これらの対応をすれば、短期的には多少改善するかもしれませんが、数週間持てばいい方で、しばらくすると、また元に戻ってしまうケースがほとんどです。
大きく2つ理由があります。1つは、これらはみんな目的ではなく、手段だからです。「合格する」「成績を上げる」という目的から目を逸らして、行動だけを変えても大きな成果にはつながりません。具体的に言えば、たとえ何時間も勉強したとしても、成果につながらないのであれば意味がありません。努力することに意味があるという考え方もありますが、努力の方向性を間違えていたり、まったく努力の総量足りない場合がほとんどです。

もう1つは、家庭環境や生活習慣を根本的に改善しないと、どうにもならない場合が多いからです。
(次回に続く…)

ものの見方が変わるということ<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年4月19日 4:37 PM
  • 未分類

前回のブログの内容について、保護者の方から「ノーム」という言葉についてご質問が入りました。すみません。不用意でした。一般の方に分からない専門用語を何気なく使ってしまうのは、「書き手」としては失格ですね…
ノームというのは、直訳すると「規律・規範」、もっと具体的に言うと「その集団の文化・スタンダード」というような意味です。具体的な例で説明します。塾で授業を受けていて、授業をきちんと聞かないで全然関係ないことを勝手にしゃべっている生徒がいたとします。それを講師が許していると、「このクラスでは(この先生の授業では)、勝手にしゃべっていいんだ」というノームが出来上がります。宿題をやって来ない生徒が出た時に、講師が「まぁ、しゃあないな。次はやって来いや」というような対応を何度かしていると、「宿題はやってもやらなくてもいいんだ」というノームが完成します。「確認テストは必ず合格点を取る」とか、「成績を上げる」というような点に関しても同じです。「成績なんて上げなくてもよい(どうせ上がらない)」というのもノームです。一度そういうノームが出来上がってしまうと、正常な状態に戻すことはまず不可能です。そういう意味では、最初が肝心なのです。小学校や中学校で学級崩壊しているクラス(授業)を想像していただくとわかりやすいでしょう。次第に生徒たちの体にそれが染み込んで行ってしまい、習慣となってしまいます。そうなると、環境が変わっても修復ができなくなってしまうのです。

上記のような負のノームが出来上がってしまっている生徒が入塾して来た時にそのことを強く感じるのですが、勉強に対してやる気がない、まったく成績が上がらないという解決すべき課題を抱えた生徒が目の前にいる時に、上辺の対処療法だけでは限界があるということを改めて感じます。本質に踏み込んで、それこそ血をすべて入れ換えるくらいの覚悟が必要になる(そうしないと改善できない)場合が多いのですが、そんなに簡単な話ではありません。
(次回に続く…)

ものの見方が変わるということ<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年4月17日 7:48 PM
  • 未分類

成績の悪い(上がらない)生徒には、それなりの理由があります。ひと言で言うと、「勉強をきちんとしていない」ということになるわけですが、長年の間に染み込んでしまった悪しき習慣を変えるのはなかなか大変です。最近特に感じているのは、塾に通っている間に身に付いてしまった悪癖を払拭するのがかなり大変だということです。GSは、他の塾からの転塾生の割合がとても多いのですが、特に八王子駅周辺(南口も北口も)の大手塾から移って来た生徒たちにその傾向が強いです。はっきり言ってしまえば、これなら塾に通っていなかった方がまだマシだと感じる場面すらあります。塾にスポイルされてしまっているわけですが、具体的に言うと、半年なり1年なり通っているうちに、授業の聞き方(集中力)、家庭学習の取り組み等において、「こんなもんでいいんだ」という負のノームが出来上がってしまっているケースが多いです。(保護者の方も含めて)依存心が極端に高くなってしまっているケースが多いのも特徴です。「~してもらえるんですか?」とか、「本人がやる気がないので出させてください」とか、受験が他人事になってしまってるケースも少なくありません。
授業は集中して聞く、宿題・復習にきちんと取り組み、確認テストは点数を取って当たり前、早いうちから高い目標を掲げて、そこに向けて一歩でも近づいて行けるように本質的な努力を継続して行くということは、進学塾に通っている以上当然のことだと思います。そのために、塾側としては、絶対に譲れない線を超えた場合は厳しい指導も必要だと思いますし、ダメなことはダメだと断固として伝える必要もあります。しかし最近は、必ずしもそうではなく、生徒・保護者に迎合し、御用聞きに徹し、(生徒に辞められると困るので)絶対に厳しいことは言わないと決めているような塾が増えているようです。(生徒たちがうるさくて授業が成立していないという話を聞く機会も増えて来ました) そもそもそういう塾は、成績が上がるかどうか、志望校に合格できるかどうかという根幹の部分にあまり興味がないのではないかとすら感じます。

ちょっと話が逸れました。
私は、塾のセカンドオビニオンについてはどちらかと言うと否定的です。私の長い塾講師経験の中で、いわゆる「塾ジプシー」と言われるような生徒は、受験でうまく行かないケースが多かったように思います。最初の段階での塾の選び方がとても重要だと思います。これは保護者の方の責任です。子どもが友達から聞いて来て、「何か楽しそう…」という理由で選ぶとだいたい失敗します。今回の私の病院選びのように、様々調べて、後悔のない選択をして欲しいと思います。もちろん、1度通い出したものの、どうしても納得がいかないことが多い場合や、我が子には合わないと感じる場合は、転塾を検討するのもありだと思います。ただし、「成績が上がらないから…」という理由だけでそう考えるのはダメです。理由はここでは書き切れませんが、なぜ成績が上がらないのか?という部分を突き詰めないと、どこの塾に行っても同じことになります。
(次回に続く)

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