ホーム > アーカイブ > 2015年4月のアーカイブ

2015年4月のアーカイブ

それでも自転車に乗りますか?<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年4月30日 12:33 AM
  • 未分類

もう1つ、このブログの読者の皆様にお勧めしたいことがあります。それは、家族の誰かが自転車に乗るのであれば、ぜひ「自転車保険」に加入して欲しいということです。自転車保険と言うと何か敷居が高い感じがすると思いますが、年間の保険料が数千円で入れるものがほとんどですし、相手に対する賠償と共に自分の負った障害も補償されるものが多いです。最近は自動車保険や火災保険に年間数百円程度プラスすれば追加できる「個人賠償責任保険」もだいぶ普及してきています。私も自動車保険にプラスして加入しています。この保険だと、自転車に乗っている時に限らず、日常生活の中で過失等で他人の体や財物に損害を与えてしまった場合にも適用されます。ただし、個人賠償責任保険では自分の負った傷害は補償されないので注意してください。
自転車に関する保険だけ見ても、クレジットカード加入者の特典として付帯できるものや、それこそコンビニで入れるもの等、様々な種類の保険が売り出されています。その際に注意して欲しいのは、補償の内容(どんな時に保険金がいくら支払われるのか、免責はあるのか等)の詳細です。単に保険料が安いからという理由だけで選ぶと、困った時に役に立たないということになります。それだと何のための保険だか分からなくなってしまいます。

保険は、万一のリスクのためのものなので、無駄になった方がよい費用です。それを高い出費と見るか、必要経費と見るかは人それぞれでしょう。しかし、この自転車の保険についてのみ言えば、私は絶対に入るべきものだと考えています。回避できるリスク金額に対して、保険料がとても安いからです。
迷われている場合は、ぜひ身近にいるFPにご相談ください(笑)。

それでも自転車に乗りますか?<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年4月28日 2:29 PM
  • 未分類

自転車の違反を厳しく取り締まることにした背景には、自転車の違反による事故が増えていることがあります。車による人身事故は年々減ってきているのですが、それに逆行して自転車の対歩行者の事故は大幅に増えているのです。(この10年間で1.5倍くらいになっています。特に、子供と高齢者が加害者となる事故が増えています) 重大な死亡事故につながったケースも多かったため、世論的に厳罰化を求める声が大きくなってきたこともあります。(国としては歳入が増えるという側面もあるでしょう…)

私が今回のテーマで一番書きたかったことは、違反をして捕まるリスクのことではありません。事故の加害者となるリスクのことを知っておいた方がいいということです。小学校5年生の子供が自転車で坂道を猛スピードで下って来て、お年寄りにぶつかって重い障害を負わせてしまい、9500万円の損害賠償を言い渡された事件が記憶にある方もいると思います。それ以外でも、数千万円程度の賠償が課せられたケースは少なくありませんし、ひき逃げ等悪質なケースでは、数年間の禁固刑が科せられているケースもあります。(もちろん、加害者が未成年の場合は、保護者に対して損害賠償請求が行きます)
自動車の場合は保険制度が浸透しているので、損害賠償が課せられても(保険にきちんと入っていれば)自腹が痛むケースは多くはありません。しかし自転車の場合は、まだ保険に入るということが特別なことのようで、損害賠償はすべて自己負担となってしまう場合が多いようです。数千万円の金額は普通の家庭では払えないことが多いと思いますが、借金と違って自己破産等しても免除にならない場合もあります。それこそ、一生をかけてかなりの金額を支払い続けることになるわけです。

もちろん、被害者となるリスクもあるわけですが、我が子が自転車事故の加害者には絶対にならないと言い切れる方がどのくらいいるでしょうか? ちょっとした悪ふざけや不注意により、取り返しのつかないことになってしまう可能性があるのです。
子供に自転車に乗らせる以上、親としてはそのことのリスクは知っておくべきでしょう。その上で、やはりきちんとした安全指導・教育を親が責任を持ってするべきだと思います。(もちろん、自分の身を守ることも含めてですが…) 裁判の判例でも、親が子供にその部分の指導をきちんとしていたかどうかが争点になっているケースが多いようです。学校でも折に触れて安全指導等行っているようですが、リアリティを持った指導をできるのは親しかいません。結局最後は、人の命や体の大切さ、大事な人(物)への愛情・優しさが根底になければ、本当の意味では伝わらないと思うからです。言葉で繰り返し伝えると同時に、危険な運転をしていたらその場で叱ったり、改善されない時は自転車に乗らせないくらいの厳しさも必要だと思います。

先日公園の周回道路で、小学校入学前くらいの男の子が自転車に乗っていて、その後をお父さんが走っていたのですが、子供がよそ見をしていたために、前から来た別の男の子の自転車とぶつかってしまいました。幸い大事には至らなかったのですが、お父さんが相手の子を気遣った後に、自分の子供の頭を思いきり引っ叩いて叱っていました。「ちゃんと前を見ろって言っただろ!」と。頭を叩いたことの是非は別として、私はその光景からお父さんの深い愛情を感じまはした。我が子に、安全な自転車の乗り方を体を張って教えている様子が伝わってきたからです。
(次回に続く…)

それでも自転車に乗りますか?<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年4月27日 12:14 AM
  • 未分類

ただし、「青切符」的制度については車の違反と多少形が異なります。少し具体的に書いてみます。
違反が摘発されたとしても、1回目の違反で即反則金納付ということにはなりません。3年間のうち2回目の摘発をされた場合に、警察が実施する「安全講習」を受講しなくてはならなくなります。(ここで手数料の5700円が徴収されます。これが反則金と同じ位置付けになります) 費用はもちろん、講習は1回3時間で最後にテストまであると言うのですから、負担はかなり大きくなります。この安全講習を受講しないと、事件扱いとなり、裁判所への呼び出しの上5万円以下の罰金が科されます。今でも自動車の青切符を払わずに無視していると、手錠をかけられて逮捕・連行されることもあります。さすがに子供たちに手錠をかけるようなことはしないと思いますが…

では、自転車の場合、どんな違反が対象となるのでしょうか。これについても、今回の改正にあたって道交法の中に具体的に盛り込まれています。以下の14項目です。

1. 信号無視
2. 通行禁止違反
3. 歩行者専用道での徐行違反等
4. 通行区分違反
5. 路側帯の歩行者妨害
6. 遮断機が下りた踏み切りへの進入
7. 交差点での優先道路通行車妨害等
8. 交差点での右折車妨害等
9. 環状交差点での安全進行義務違反等
10.一時停止違反
11.歩道での歩行者妨害
12.ブレーキのない自転車運転
13.酒酔い運転
14.安全運転義務違反

1・6・12・13のように分かりやすい項目もありますが、ちょっと分かりにくい項目もあるのではないでしょうか。日常、通勤・通学・買い物等で自転車に乗るレベルで気をつけるべきポイントをまとめておきます。

〇道路の左側を通行しなくてはならない。(右側通行は一発アウトです)
〇歩道がある道路では、原則車道を走らなくてはならない。止むを得ず歩道を通行する場合は、徐行しなくてはならない。
〇歩道がない道路の路側帯(道路の端に引かれた白線)で歩行者の通行を妨害してはならない。
〇スピード違反。(道路の標識より遅い速度でも、歩行者に危険な状況があれば摘発の対象となります)
〇一時停止の標識(止まれ)では、一旦止まって足を地面につけなくてはならない。
〇一方通行路で「自転車は除く」という条件がついていない場合は、逆走してはならない。
〇携帯電話やイヤホンで音楽を聞く等のいわゆる「ながら運転」。
〇夜、無灯火での走行。
〇道路等周囲に危険が生じる場所に自転車を放置すること。

いかがでしょうか? それがダメだなんて知らなかったという方が多いのではないでしょうか?
14番の安全運転義務違反という項目があるので、実際には現場で警察官が危険だと判断した場合には、どんなシチュエーションでも摘発されてしまう可能性があるということも追記しておきます。
(次回に続く…)

それでも自転車に乗りますか?<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年4月25日 4:45 PM
  • 未分類

<ブログ記事の内容に関するお詫びと訂正>

以下の「それでも自転車に乗りますか?<全5回>」の記事内容について、内容的に問題があるというご指摘を多数いただきました。(警察庁の方からもいただきました) 私の(小さな塾の)ブログに書いただけであれば、こんなに大きな反響につながらなかったと思いますが、いくつかのニュースサイト・まとめサイト等に転載され(いずれも報酬関係は存在しておりません)、そのうちの1つが桁違いのアクセス数があり、その内容が各種SNS等で拡散されたために、大きな混乱を招いてしまったようです。誠に申し訳ございませんでした。以後情報発信する際には、内容等についてより慎重に精査し、誤りや誤解を招くような表現をしないように注意してまいります。また、今回の件だけで電話・メール・ブログのコメント・SNS等で数百件に及ぶご指摘・問い合わせをいただきました。そのすべてについて返信等でお答えすることができないことをご容赦ください。ご丁寧にご指摘いただいた皆様、誠にありがとうございました。

以下の点について訂正させていたたきます。
〇6月1日以降も自転車の違反に「青切符」は導入されません。
→私も、今までの自動車の違反と同じような反則金と連動する「青切符」が導入されるという認識はありませんでした。しかし、元の原稿を読み返してみると、「青切符」と断言してしまっている部分もあり、そのように理解されても仕方ないと思いました。摘発された場合は、1度目の違反から「赤切符」になります。ただし、不起訴になって罰金の支払いが免除になったとしても、安全講習受講の条件の違反回数には1回としてカウントされるとのことです。
〇安全講習の受講及びその際の費用徴収についても、「青切符的制度」ではありません。
→裁判所に出頭しての罰金の支払いや、前科として残ることがないという意味で、「青切符・反則金と同じ位置づけである」と私が感じて書きましたが、これが的外れであるとのことです。今までの摘発・罰金の支払い等に加えて、安全講習の受講を義務づけるという考え方に基づいているので、お手軽に安全講習受講をどんどんさせるという趣旨のものではないということです。

警察庁の方からも、上記の2点については訂正して欲しいというご指摘をいただきました。ただし、それ以外の自転車の安全運転の啓蒙や保険の加入奨励等については、感謝のお言葉もいただきました。どの程度摘発が厳しくなるのかという点については、最終的にお答えをいただけませんでした… 

皆さん6月1日から道路交通法が改正になることをご存じでしょうか? この間何度か改正が行われてきましたが、危険運転の罰則強化が主な変更点でした。真面目な優良ドライバーにはあまり関係がなかったため、ピンと来なかった方が多かったと思います。しかし、今回はまったく違います。子供たちも含めて、ほとんどの方に非常に大きな影響がある変更なのです。

今回の改正の最大のポイントは、自転車の取り締まり強化です。ほとんどの方(特に子供たち)は知らないのですが、道交法上自転車は軽車両なので、違反をすると免許がなくても取り締まりの対象となります。今までは、自転車に乗っていて切符を切られたという話はほとんど聞いたことがないと思います。それはなぜかと言うと、今まで自転車の違反には青切符(反則金)という制度がなく、赤切符(罰金)しか適用ができなかったからです。車を運転する方はご存じだと思いますが、赤切符というのは(酒気帯び・危険運転等)かなり悪質な違反に適用になるもので、略式起訴ではありますが裁判所に呼び出されますし、いわゆる「前科」がついてしまいます。例えばついうっかりの信号無視レベルでは、自動車を運転していた場合は青切符で数千円程度の反則金で済みましたが、自転車の場合は5万円以下の罰金となっていました。逆に言えば、今まで自転車の場合は、余程目に余る違反でないと警察としても摘発しにくかったのです。裁判の資料となるので、書類の作成等にも時間がかかり、手間がかなりかかるからという側面もあったようです。
察しの良い方はもうお分かりだと思います。6月1日以降、自転車にも「青切符」的な制度が導入されるのです。反則金レベルで済みますから、警察としてもどんどん摘発することになるはずです。教え子で警察に勤めている者に聞いてみましたが、「少なくとも上はそう考えています。現場レベルでどのくらいきちんと対応できるかですね…」と言っていました。
(次回に続く…)

八王子市が中核市に!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年4月23日 1:57 PM
  • 未分類

中核市に移行したことによって、市民レベルで見ると、事務的に効率的になって助かることが結構あります。
例えば(我が家でも経験があるのですが)高額医療費等の助成金について、今までは東京都に申請を上げて、承認が下りた書類を持って市の保健所に出向いて、ようやく手続きが完了となりました。当然不必要に時間もかかり、普通はすべて終わるまで数ヵ月を要していました。それが、今後は市に申請をすれば一括ですべて終了することになります。時間的にもかなり短縮されることになるようです。
それ以外にも、市のレベルで判断して進められることが(特に保健・福祉の分野において)かなり多くなります。小さい子供を抱える家庭や、お年寄りの介護に携わっている家庭は、メリットを享受できる場面が多いかもしれません。

一方で、市の事務作業量がかなり増えるため、職員の負担が増えていたり、職員の数が足りない部署も出てきているようです。より効率的な事務運営を模索しているようですが、話を聞く限りなかなか大変そうです。
実は八王子市は、人口で言うと政令指定都市の条件も満たしています。まだまったく具体化はしていないようですが、将来的にはそちらへの移行も視野に入れているところもあります。(そうなると、横浜市のように市の中にいくつかの区が置かれることになります。八王子市はとにかく地域が広いので、それを期待している市民は多いと思います) そのために、事務運営の一層の効率化と、一番の課題となる財政面でのスリム化を進めて行くそうです。

1回目の社会福祉審議会は、顔合わせと会長等の選出、(新しい委員も多いので)今までの施策の流れの説明でほとんど終わってしまった感じでした。次回から様々具体的な審議を行っていくことになると思います。
審議会や分科会の具体的な内容については、「守秘義務」があるため書くことができないのですが、可能な範囲で市が進めていることの方向性等は発信して行こうと考えています。

八王子市が中核市に!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年4月22日 2:17 PM
  • 未分類

4月より八王子市が中核市となりました。市の名前が「中核市」に変わると思っていた生徒もいましたが、そうではありません(笑)。中核市というのは、政令指定都市に準ずる位置にある特別市のことです。人口20万人以上等の条件があります。(都内でこれを満たしているのは八王子市の他に町田市だけです) 一定の費用を負担する代わりに、都から様々な権限が移管されることになります。政令指定都市はほとんどの事務が移管されるのですが、中核市は主に生活・福祉に関する事務を市が独自で進めることができます。具体的に言うと、市民が参加して条例を作ったり、保育園や老人ホーム等の設置認可を市独自で決定したりすることができるのです。
中核市移行に伴い、市に社会福祉審議会が設置されることになります。前述した様々な項目を審議し、決定する機関です。その審議会の委員に、私が名前を連ねさせていただくことになりました。総勢50名からなる組織で、任期は3年。もちろん非常勤ですが、特別職の地方公務員となります。審議会の委員はそれぞれ専門の委員会に所属するのですが、私の担当はもちろん「児童福祉」です。(50名の委員のうち18名がここに属しています) 保育園の許認可等が主な業務ですが、子育て・教育に関してかなり広い範囲の項目が対象となっています。市役所の担当部署は「子供のしあわせ課」というのですが、正にGSのコンセプトそのものですね。GSのコンセプトは、「子供たちの一生の幸せのために」です。

4月6日に、第1回の審議会が開催されて出席して来ました。冒頭、市長から直々に辞令を手渡されるという物々しさでした。
(次回に続く…)

中間テスト復活!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年4月21日 4:19 PM
  • 未分類

学校の年間予定表を回収してチェックしていますが、今年度は様々不思議に感じる変更点が多いのです。

1つ目は、夏休みの終了(2学期の開始)がかなり早まっていることです。一昔前はほとんどの学校が9月1日で統一されていましたが、数年前から少しずつ早まってきていました。それが今年からさらに早まった感じで、8月25日・26日頃から2学期がスタートする学校が増えました。以前に較べると1週間も早まっていることになります。(八王子はいつから寒冷地になったのでしょうか…?) 1学期の終了も曜日や祝日の関係で少し早まっている学校も多いのですが、夏休みの日数は確実に短くなってきています。
当然、塾の方にも影響が出ます。これだけ2学期のスタートが早まる学校が増えてくると、夏期講習会の日程を考えざるを得なくなります。GSは、当初年間予定表で発表していた夏期講習会の日程を、急きょ2日間前倒しすることを決定しました。昨日から年間予定表の再配布をしています。
日野市は9月1日開始で揃っていたりするので、地域や市区によっても状況が異なるのかもしれません。他の地域はどうなのでしょうか? どこの塾も、これから夏期講習会の日程を最終的に決定して発表することになると思いますが、広い地域にまたがる大手塾は苦慮することになるはずです。校舎ごとに、自分の地域の状況を把握しているかどうかも大きいですね。

2つ目は、中学校において1学期の中間テストが復活してきているということです。これについても、昔はほとんどの中学校で実施していたのですが、年々止める学校が増えてきていました。昨年は、GSの生徒たちの中学校で言うと、2割くらいの学校でしか実施しませんでした。しかし今年は、半分以上の中学校で実施します。理由がよく分かりません。都立高校の入試制度変更に伴い、内申点の信憑性を高めるという狙いがあるのかもしれませんが、そうであれば中間テストでも実技科目を実施するくらいのことをしても良さそうに思います。(何しろ実技科目の内申点が2倍になるのです)
いずれにしても、GWが明けるとすぐに中間テストが控えている中学校が多いです。特に、学年で最初の定期テストの位置づけはとても重要です。(1学期が一番内申点が上下しやすいので) GWの期間は、中間テストの勉強にある程度時間を割かないといけなくなるでしょう。
GSの生徒たちは、2月から英語・数学に取り組んできていますし、4月からは他の科目も含めて中学校の教科書ワークに取り組み始めました。もう範囲がほとんど終わってしまった生徒もいるようです。GSシートで、目標点数と計画も明確にしているので、あとはコツコツとやるべきことに取り組んでいくだけです。今から結果を楽しみにしています。

受験における父親の役割<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年4月20日 4:27 PM
  • 未分類

私が長いことこの仕事に携わっていて感じていることは、子供たちは親の生き方に大きく影響を受けるということです。(遺伝と言うよりは、長年の習慣の方が大きいと思います)
特に、自分と同性の親(男の子はお父さん、女の子はお母さん)の影響が大きく、ロールモデルとしたり、反面教師としたりしながら成長していきます。カウンセリングの理論に基づいて言うと、一番重要なことは、親が幸せそうかどうかということです。子供は、親が幸せそうでなければ、自分も幸せになってはいけない(幸せになれるわけがない)という無意識の刷り込みを自分に対してしてしまいます。子供の時にその刷り込みをしてしまうと、大人になってからもなかなか抜け出せないのです。
「自分もあんな風になりたい」と思ってもらえれば言うことはありませんが、少なくとも絶対に「自分はああはなりたくない」と思われるような関係性にはしないで欲しいと思います。そういう意味では、お父さんにはいつまでもかっこよくあって欲しいのです。見た目ではなく(それも多少はありますが…)、仕事へのスタンスや、家庭での振る舞い(特にお母さんや子供に対する言動)等が子供の目にどう映っているかということです。家族の誰かがピンチに陥った時に颯爽と解決へ導いてあげるようなことができれば、間違いなく子供に尊敬されます。受験で言えば、志望校に不合格となった後の家庭の中でもお父さんの役割がそれにあたります。

子供に幸せになって欲しいと考えている保護者の方は多いと思います。(というか、親である以上そう考えていない方はいないはずです) まず、自分(自分たち)が幸せかどうかを自問してみてください。「私は幸せになれなかったので、我が子には幸せになって欲しい…」という考え方は、気持ちとしては理解できますが、それだと子供には説得力を持って伝わりません。まず、ご自身が幸せになる努力をするべきだと思います。人生40年、50年経っている方も、決して遅いことはありません。
ヒントになるかどうか分かりませんが、私がカウンセラーとしてクライアントの方によくお伝えしている言葉を最後にまとめておきます。

「幸せは、なるものではなく、感じるものである」

受験における父親の役割<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年4月18日 3:27 PM
  • 未分類

お父さんに一番お願いしたいこと。それは、「お母さんの話を聞いてあげること」です。もっとはっきり言ってしまえば、「お母さんのガス抜き」です。
これは小学生でも中学生でも同じなのですが、子供の受験期は、お母さんに結構ストレスがかかります。入試直前期になると、生徒本人よりお母さんの方が悲壮感を漂わせていたりするようなケースがあります。もちろん、塾の方で生徒はもちろんお母様方のフォローアップもするのですが、物理的に限界がありますし、塾には本音をこぼしていただけない場合も多いので、お父さんの役割がとても重要になってくるのです。

最近は、さすがに「俺は仕事で忙しいんだ。子供の受験のことはお前に全部任せたぞ!」などとおっしゃる前近代的なお父さんは少なくなってきたと思いますが、お母様方がお父さんの(子供や受験への)関わり方についての不満を塾でこぼされるケースは決して少なくありません。お話を伺っていて、お母様方の不満は大きく分けて2つに分類されることに気付きました。1つは、子供にピシッと言って欲しい場面で言ってくれないこと。もう1つは、自分(お母さん)が(受験のことで)こんなに大変な思いをしているのに、お父さんがまったく関心を示してくれないことです。例え仕事が忙しくて直接子供のことに関われなかったとしても、お母さんに対して少しでも優しい気遣いや言葉がけをしていただいていれば、状況が少しは良くなるように感じています。毎日(子供や受験についての)話を聞いていただけるだけでもいいのです。(これがなかなか難しいとおっしゃるお父さんが多いようですが…)

お父さんがお母さんのフォローアップをしていたただければ、お母さんと子供の関係も良くなるはずです。お母さんのイライラが子供に直接向かわずに済むからです(苦笑)。子供(特に女の子)はこのあたりにとても敏感で、ご両親の関係がうまく行っているかどうかはほぼ100%理解しています。そのことが受験に影響しないと考える方が無理があるでしょう。
私がカウンセラーとして関わった子供たちで、何かしらの問題(暴力・引き込もり・不登校等)を抱えていたケースでは、やはりご両親の関係がうまく行っていないことが原因の1つになっている場合が多かったことも特筆しておきます。
(次回に続く…)

受験における父親の役割<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年4月16日 12:01 PM
  • 未分類

お父様が受験に関わってくれることは、塾としてはとてもありがたいのです。普段は仕事が忙しくてなかなか子供と接することができないという方も多いと思いますが、(塾を選ぶ時や受験校最終決定の三者面談等)節目節目で関わっていただくだけでもとても大きいのです。特に子供がピンチになった時こそお父さんの出番だと思います。
最近は、家で子供の勉強を見ていただいる方も少なくありません。小学生(特に小5までは)はすべての科目フォローをしていただいるようなケースもありますし、都立中コースでは、毎年お父さんが子供と一緒に適性検査の問題を解いている方もいらっしゃいます。(毎回、作文を2枚ずつ採点してくれと頼まれていたこともありました…)
中学生の場合は、特定の科目はお父さんに聞くと教えてくれると言っている生徒が多いです。最近は、国語や英語はお母さんが教えられるというご家庭が(以前に較べると)増えているようにも感じます。中学生になると、お父さんが教えたくてウズウズしていても、子供の方が拒否るケースが多いのが寂しいところですね。
もちろん、お父さんが勉強の内容を見ていただくのは構わないのですが、塾としては(特に中学生の場合)その部分はあまり期待していません。正直、教え方や関わり方によっては子供にマイナスになってしまうこともあったりします。
特に中2生や中3生をイメージした時に、お父さんがこんな風に関わってくれると塾としてありがたいという点をまとめてみます。

〇長い目で見た時の学習計画作り
→塾選びもその1つなのですが、受験まで見据えた時に、いつ何をどうやっていくかという計画を子供と一緒に立てるのは、お父さんの方が適任だと思います。目先の1回1回のテストにあまり一喜一憂しないで、長い目で冷静な判断をするのも、お父さんの方が得意なようです。(すみません。あくまでも一般論です) 苦手な科目をどう克服していくかというような部分は、お父さんが仕事で培った能力をフルに発揮できるのではないかと考えています。

〇重要なことを決める時に関わってくれる
→前述した通りです。塾を選ぶ時、志望校を決める時等に、真剣に関わってくれるとありがたいです。塾の入塾面談、中学校の三者面談、高校の学校説明会等に、子供と(お母さんと)一緒に参加してくれると理想的ですが、仕事の関係でそれが叶わない場合も、家で時間を取って相談には乗ってあげて欲しいです。

〇子供が落ち込んでいる時のフォローアップ
→成績が下がった時や受験に向けてのモチベーションが下がっている時はもちろん、それ以外の部分でも子供が悩んでいる時には、お父さんの力が必要となります。話をじっくり聞いてあげて、「大丈夫だ。心配するな」と言っていただくだけでも状況が変わる場合がありますし、解決策を提示したり、一緒に考えてあげていただけるとありがたいです。絶対に止めていただきたいのは、子供にお母さんが厳しい話をしたり叱った後に、さらにお父さんが追い撃ちをかけてしまうことです。もしお母さんが叱っても効果がないのであれば、最初から役割分担をして、お父さんが叱ってお母さんがフォローするというようにすればいいのです。

塾としてお願いしたい重要なことがもう1つあるのですが、皆さんどんなことだか想像つきますでしょうか?

ホーム > アーカイブ > 2015年4月のアーカイブ

検索
フィード
メタ情報

ページの上部に戻る