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2015年1月のアーカイブ

大学入試改革続報<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年1月31日 12:03 AM
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前回、大学入試の改革について書いた時に、大学の出口(卒業要件)が厳しくなっていくであろうことについて触れました。確かに現在日本の大学は、入学することに較べると卒業することがとても楽なのです。時代は違いますが、私は大学の4年間は体育館と食堂にいた記憶しかありません(笑)。でも問題なく卒業できました。専門科目では2~3度しか開かなかった教科書が何冊かあったような気がします。あの頃と較べたら、今の大学生の方が真面目なのかもしれませんが、私の教え子たちで4年間で卒業できないという話はほとんど聞いたことがありません。(望むような就職ができなかったという話はたくさん聞きますが…)

大学入試改革と併せて、今回は文科省が本気で改革に取り組もうとしている様子が伝わってきます。最終的な卒業の要件は、各大学に任されることになるのでしょうが、どういう部分で判断されるようになるのかを考察してみます。
1つは、英語力です。一時よりはだいぶトーンダウンしてきた感じは受けますが、社会のグローバル化に伴い、とにかく英語の本質的な力をつけさせようとしている様子がありありです。今までの暗記・ごまかし英語ではなく、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を限りなくネイティブに近いレベルで使いこなせるような力をつけさせたいという意図があります。その1つの目安として、TOEFLの点数を使うという案が依然として有力です。大学の入学試験において、改めて英語のテストは実施せず、TOEFLの点数で判断するというようなことが、まことしやかに語られています。その流れで考えると、大学の卒業要件にも、TOEFLで何点以上というような基準が設けられてもおかしくないでしょう。特に英文科や国際関係の学部では、このレベルが必須条件になる可能性すらあります。今でも、海外への長期留学と、その海外の大学での単位取得が卒業要件になっている大学は結構あります。

ただし、すべての学部でこのレベルの英語力が必要だとは思えませんし、この話が出始めた頃から、世論でも「いくら何でもそれはやり過ぎでしょ」というような声が大きくなっていることも事実です。このあたりを文科省が今後どう判断していくかが、大変興味深いところです。
(次回に続く…)

推薦入試終了!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年1月29日 12:09 AM
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高校の推薦入試がすべて終了しました。都立高校も含めて、まだ合格発表が出ていない高校がいくつかあります。
単願(A推薦)でも合格者が何名か出て、早くも進路決定となりました。1名は、内申点が例年の合格ラインにかなり足りなかったのですが、本番のテストと面接でひっくり返して来ました。全員、合格した後も塾に来て勉強を続けています。授業はもちろん、授業がない日の自習室にも通い続けている生徒もいます。あまり嬉しそうな素振りを見せていないのは、他の生徒に対して気を遣っているのでしょう。偉いぞ!
今のところ、併願推薦組は全員合格ですが、実はその合格者の中でも悲喜こもごもの結果となっているのです。2パターンあるのですが、これがなぜなのか分かる方はなかなかの高校入試通です。1つは、本番の点数によってコースが振り分けられるケースです。高得点を取れた生徒は「特進コース」で、今イチだった生徒は「普通コース」というような区分けです。もう1つは、「特別奨学生」や「特待生」に入れたかどうかという要素です。高得点を取れた生徒にはそのご褒美がついて来るのです。学校によっては、点数によって授業料の割引額が違うような高校もあります。基本的には、併願推薦の高校は滑り止めとして受けていますから、(今のところ)通う意志はあまりないのですが、万一通うことになった場合のことを考えると、少しでもハイレベルのコースの方がいいですし、授業料はタダの方がいいわけです。(これはどちらかと言うと保護者の方かな?) それよりも何よりも、同じクラスの中でも本番の点数に差がついていることが明白になってしまっていることが、生徒たちにとってはかなりシビアなことなのです。

高校入試の方は、今週・来週と合格発表がまだ残っています。次の入試は1月31日と2月1日です。山梨と埼玉の一般入試がスタートします。
都内の中学入試も、いよいよ日曜日からスタートです。都立中は来週の火曜日です。こちらも、いよいよ最後のカウントダウンに入りました。全員を、万全の体調・万全の精神状態で本番に送り出してあげたいと考えています。もちろん勉強についても、最後まで手を抜かせることはありません。入試前日(当日?)まで、やるべきことを徹底してやらせます。

都立中応募者数確定!<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年1月28日 12:07 AM
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〇都立中に合格したら…
前回書いた3つの点は、都立中に不合格だった場合を前提に書いていますが、もし合格した場合のことにも触れておきます。
おそらく、せっかく都立中に合格しても、6年後に高校受験で進学重点校に入学した生徒たちに負けてしまうのではないかという不安を感じている方が多いのだと思います。確かに、現状の大学入試の結果だけを見れば、その不安を感じるのは当然だと思います。八王子地域で具体的に言えば、南多摩に合格したとしても、6年後に八王子東の生徒たちには敵わないのではないかということです。
その部分についても、私の中では結論が出ています。都立中に進んでも、中3の時点で入試で進学重点校に合格できる力をつけられるかどうかにかかっているということです。現状では、南多摩中の生徒が都立高校を受検したら、八王子東にはほんのひと握りの生徒しか合格できませんし、もし南多摩に高校入試があったとしても半分以上の生徒は合格できないはずです。中学校ではかなりハードな勉強を課せられていますが、学校の中だけでの取り組みでは、高校入試で進学重点校を目指して本気で取り組んでいる生徒たちには勝てないということです。
GSでは、都立中に合格した生徒たちにはそのことを徹底しています。ほとんどの生徒が合格した後も通って来ていて、おそらく中3の受験期まで他の(高校受験で進学重点校を受検する)生徒たちと一緒に勉強を続けることになるでしょう。進学重点校を受検しても合格できる力をつけて高校に上がっていけば、前述した心配はしなくて済みます。
私がこういうことを書くと、「受かった後も通えなんて、結局塾として営業モードなのね」という声が聞こえてきそうですが、私に言わせていただければ、そんな温いことを言っているから、都立中に進学してもついていけなくなったり、大学入試でどうにもならない生徒が出てしまうのだと思います。生徒たちの将来のことを考えたら、都立中に合格しても、絶対に(中学校よりも)ハイレベルの勉強を続けるべきなのです。

〇大学入試が変わります
最後にもう1つ。今の小6生の代から、大学入試の制度・中身が大きく変わることが決まっていることは、皆さんすでにご存じだと思います。今の段階で公表されている部分で言えば、問題は都立中入試型になると言ってよい状況です。教科横断型、知識ではなく考えて記述する問題中心、資料の読み取り問題も出題、作文(小論文)も実施ということです。英語のTOEFL型テストがどうなるかは流動的ですが、大学入試がこの方向性に変わっていくのであれば、小6の時に都立中入試を経験している生徒たちは断然に有利なはずです。そのタイプのテストは、慣れが重要であることは、都立中の入試で証明されています。私立中で(御三家等の)最難関に合格するような生徒でも、都立中に確実に合格できるかと言うと、決してそうではないのです。特に作文がそうですが、適性検査の問題形式や記述についても、私立中の問題とは勝手が違うため、最初はかなり戸惑う生徒が多いのです。(それでも、優秀な生徒はコツをつかんだらすぐに点数を取れるようになっていくケースが多いのですが…)
現在、小6生以下の学年の方は、この大学入試の変更のところも視野に入れた上で、都立中受検を前向きに検討することをお勧めします。例え(都立中に)不合格となってしまったとしても、3年後・6年後に必ずプラスになると確信しています。

都立中応募者数確定!<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年1月27日 12:08 AM
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「それでも中学受験をした方がよい理由」

前回までのブログで、都立中の応募者数が減ってきている理由についてまとめてきましたので、今後都立中を受検すること、そこに向けて勉強をしていくことに迷いが生じている保護者の方がいるかもしれません。私は、それでも都立中受検にはチャレンジするべきだと考えています。(今回は都立中高について書いているので、「都立中を」という表現になりますが、私立中についても同じように考えています) その理由を以下にまとめます。

〇都立高校の入試において学力以外の要素の割合が高くなること
来年度の入試(今の中2)から、都立高校の入試のシステムが大きく変更となります。ひと言で言うと、学力(ペーパーテスト)以外の要素の割合が高くなるのです。進学重点校も例外ではありません。具体的には、内申点で実技科目の点数が2倍されることと、特別選考の1割枠(内申に関係なく本番の点数だけで合否が決まる)が廃止されます。今までは極端なことを言えば、内申点がどんなに悪かろうと、実技科目が全然ダメでも、本番で高得点を取りさえすれば合格できたのですが、来年度からは難しくなるということです。
中学校ですべての科目に真面目に取り組んで定期テストで常に90点以上を取り、先生たちと仲良く(?)し、部活や生徒会や学校行事等あらゆることに積極的に取り組めるような生徒でないと、進学重点校は受検することすらできくなってしまうかもしれません。当然、あのレベルの問題で点数を取れるようにするためには、進学塾に通うことも必然となるでしょうから、中学校生活における負担が相当大きくなるのです。

〇進学重点校に進学できなかった場合の選択肢がとても少ない
都立高校では、進学重点校とそれ以外の高校の格差がとても大きくなってきています。大学入試では学区2番手校ですらとても苦戦している高校が多く、3番手以下の高校からは難関大学には実質ほとんど進学者がいない状況です。高校で進学重点校を受検して不合格となった場合は私立高校に進学することになりますが、私立の進学校(大学受験で一定の実績を残している高校という意味です)は、中学校からの募集のみで高校募集を停止・あるいはごく少人数しか募集していない学校がほとんどなのです。特に女子にその傾向が強く、最難関レベルで高校募集を一定数しているのは、豊島岡のみとなっている状況です。
もちろん、付属高校という選択肢はありますが、早稲田と慶應は(ここでも特に女子は)定員が少人数でかなりの難関となりますし、国立大学への進学を希望している生徒・保護者が増えている現状を考えると、決して高校受験での選択肢は多くないのです。

〇中1ギャップで苦しまずに済む
公立の中学校では、中1の最初で勉強につまずいてしまい、3年間苦しんだまま進んでしまう生徒がかなり多いようです。小学校との学習レベルの違いや、部活とのバランスを取れない(中学校が取らせない)ことが理由です。人間関係で苦しむことも含めて、この時期に子どもたちが壁にぶち当たることを「中1ギャップ」と言います。これを解消するために、小中一貫校や、4・4・4の学制が前向きに検討されています。
しかし、中学受験をした生徒たちにとっては、この中1ギャップは心配無用でしょう。学力的にはもちろん、塾通いや受検生活の中で社交性が養われ、精神的にも強くなっているからです。「英語や数学は初めての科目だから関係ないのでは?」という声を聞くこともありますが、そんなことはありません。数学は中1の最初の半年間は計算に終始するのですが、やはり中学受験をした生徒としていない生徒では小学校レベルの計算力に大きな差があり、これはそう簡単に埋めることができません。割合の感覚や処理、図形の基礎知識についても同じことが言えます。英語は確かに初めて学習する科目ですが、中学受験の勉強で培った学習習慣、暗記する要領、テスト慣れ等が大きなアドバンテージとなります。私の経験で言えば、小学校の時に英会話を下手にかじっている生徒たちの方が、中学校に入ってから苦労しているように感じています。
もう1つ、中学受験組(特に進学塾に通っていた生徒たち)は、2月から中学生としての勉強を本格的に始めることになりますが、このことも大きいのではないかと思います。4月中学入学時に、既に1学期の範囲の学習を終了していて確認テストや偏差値テストで揉まれている生徒たちと、まったく初めて英語や数学に接する生徒たちでは、初めての中間テストや1学期の内申点で大きな差がつくのは当然の帰結だと思います。それがそのまま、高校受験に向けての学力の差になってしまっているケースが多くなっているのです。
(次回に続く…)

都立中応募者数確定!<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年1月26日 12:03 AM
  • 未分類

ここ数年のことですが、都立高校で「小学生対象」の学校説明会を実施するところが増えています。小6生とその保護者を対象としている高校が多いのですが、中には無学年制で、低学年のうちから聞きにきてくれと言っている高校もあります。特に、日比谷と西はなかなかえげつない説明会をしています。はっきりそういうもの言いはしていないものの、暗に「都立中に進学しちゃダメですよ」というメッセージが発信されています。数年前にある校長先生とお話しさせていただいた時に、都立中に生徒を奪われることへの危機感を吐露されていました。「大学受験のことをかんがえたら、絶対にうちに来た方がいいのに…」ということもおっしゃっていました。
もう皆さんご存じのことだと思いますが、都立中は学力レベルで言えばそれぞれの地域の2番手校です。それを中高一貫に切り換えることによって、トップ校に追いつき追い越せということでやってきているわけです。しかし、昨年の大学入試の合格実績を眺める限り、良い意味でも悪い意味でもやはり2番手校の地位を守っているのが現状です。武蔵はどんなに頑張っても西には勝てません。(初年度で言えばちょっと差が大きすぎました) 立川国際は(立川ではなく)国立、南多摩は八王子東が目の上のたんこぶ的存在ですが、数年後を考えても大学受験の実績で並ぶ(近づく)ことはちょっと考えられない状況です。その上で、前述したように積極的に優秀な小学生を囲い込みに入っているのですから、都立中の受検を止めて都立高校(進学指導重点校)にシフトする生徒が増えるのは、当然の流れだと感じます。

以上、都立中の応募者数が減ってきている要因を私なりに分析しましたが、最後に補足しておかなくてはならないことが2点あります。
1つは、倍率が下がっても難易度はほとんど変わらないということです。私は、多摩地区(武蔵・立川国際)で都立中の入試が始まった7年前から最前線で指導をしていますが、倍率が上がった時も下がった時も、合格者・不合格者の顔ぶれから考えると、合格ラインはほとんど変わっていないように感じています。ここまで仕上がれば本番で大きな失敗をしない限りほぼ合格できるというラインや、普段の成績が足りなくでもこのラインであれば本番次第で合格のチャンスがある(言い換えれば合格可能性がほぼ0)というラインもほぼ一定で変化していません。ただし、ここ2年くらいの本番の得点開示結果を分析すると、記述(特に作文)の採点基準が変化してきている中学校が多いように感じます。この部分には今後も注意が必要でしょう。4~5年前と同じ乗りで作文を書かせていると、痛い目に会う場合があるかもしれません。(この点についてもブログで既に書いています)

もう1つは、前述したように大学受験の結果だけ見れば、都立中よりも都立進学指導重点高校(特に日比谷・西・国立)の方が断然上なので、今後都立中を受検することに迷いを感じる方(特に保護者の方)が多くなるであろうことについてです。
(次回に続く…)

都立中応募者数確定!<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年1月25日 12:03 AM
  • 未分類

3つ目は、前日した都立中に圧倒的に強い大手塾を初めとして、都立中受検者を一定数抱えている塾(校舎)が、多摩地区では飽和状態になってきていることです。都立中も、合格するためには塾に通わないと合格が難しいということが浸透しているので、この部分の影響も少なくないはずです。巷で「塾に通わずに都立中に合格した!」というような話も時々目にしますが、本人がよっぽど優秀か、保護者の方が(作文の採点等も含めて)勉強の内容を見て管理していたかのどちらかです。「普通の子」は自分で勉強を進めることは難しいですし、「普通の保護者の方」が勉強の内容を見てあげることはできません。
新規校舎を東京の都心部や下町に開校している塾が多く、そちらの地域では都立中受検者数が増えているところもあるのですが、多摩地区・特に八王子や青梅線沿線の地域では、数年前と塾(校舎)の数・都立中を受検する在籍生徒数はほとんど変わっていません。減っている地域もあると思います。また、私立中との併願者が年々増えてきていたのですが、この割合も都心部の学校の方が多いことが知られています。おそらく併願者の割合が一番少ないのが南多摩だと思います。(毎年の補欠繰り上がり者の数でだいたい推測できます) ここ数年、多摩地区の中学校で応募者数を減らしている学校が多いのは、この理由も大きいと考えています。

4つ目は、ライバルの学校に生徒を取られているということです。ライバル校と言うと私立中を想像した方が多いと思います。しかし、都内の私立中受験者数もここ数年減ってきているので、私立中に生徒を獲られて都立中受検者が減ったと言うのは無理があります。
ズハリ、ライバル校と言うのは都立高校です。特に、「進学指導重点校」である、日比谷・西・戸山・青山・国立・立川・八王子東の7校です。今までも、都立中を受検して不合格となってしまった場合は、これらの高校を目指す生徒が多くいました。GSの昨年の中3生は、都立進学重点校に12名(全員!)が合格しましたが、その半分以上が3年前に都立中を受検した生徒たちでした。しかしここ2~3年は、積極的選択として都立中を受検せずに、最初から進学指導重点校を高校受験で受検しようという優秀な生徒たちが増えている実感があります。GSの新中1は2月から授業がスタートするのですが、開講3週間前の段階ですでに満席となり募集停止とせざるを得ない状況になってしまいました。ここ2週間くらいで、新規のお問い合わせ・手続きが文字通り殺到した状況です。もちろん、都立中も含めて中学受験をする生徒は含まれていません。(受検する生徒は今それどころではないでしょう。万一不合格でも、自分の通っている塾の中学部にそのまま上がるでしょうし…) (素質的には)かなり優秀な生徒が多いのですが、それらの生徒のほとんどが、都立高校であれば進学重点校を目指すと断言しているのです。中には、都立中受検をしようかどうか迷ったけど、止めて都立高校(進学指導重点校)に的を絞ったという生徒も何人かいました。
(次回に続く…)

都立中応募者数確定!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年1月23日 10:09 AM
  • 未分類

都立中の応募者数は、年々雪崩を打つように減ってきています。今は昔ですが、多摩地区の学校は初年度軒並み10倍を超えていて、立川国際の女子に至っては17倍(!)も倍率があったのです。最初の数年は、都立中の入試がどんなものか、あるいは入学後どんな学習が待っているのかよく分からずに受けた「とりあえず受験組」がたくさんいました。最初の2~3年で、だいぶそのあたりのこと(片手間の勉強では受からない・入学できたとしてもついていけない)が浸透して、本気で受験・進学を考える生徒たちに絞られたために、応募者数がかなり減りました。その後、一時的に受験者が増えた年もありましたが、これは特定の大手塾が集中的に都立中志望者を集めて、大挙して受検に向かわせたためです。この2~3年でまた応募者数を減らしている学校が多いのですが、これは前述したものとはまた別の理由があるのです。

私は、大きく4つの理由があると考えています。
1つは、大学入試の結果が出始めて、特に多摩地区の学校が期待されているほどに合格実績を残せていないことです。都立中で最初に生徒を募集した白鴎中が、1年目に東大現役合格者を5名輩出し、業界・あるいは私立高校の間で「白鴎ショック」と言われました。その後他の学校も続々と大学受験者を送り出しましたが、それぞれ一定の成果は出しているものの、当初の期待と較べると物足りない状況が続いています。特に、昨年初めて卒業生を出した武蔵と立川国際は、初年度のあの高い倍率を超えて入学した生徒たちであることを考えると、「はずした」結果だと言わざるを得ません。今後、入学者のレベルは上がっていく学校が多いので、今年・来年の合格実績に注目が集まっています。

2つ目は、都立中に合格しても塾に通わないとダメだということが浸透してきたことです。都立中は授業料が無料ですしそのまま高校に上がれるので、経済的にもお得感があったのですが、中に入ってからの勉強がかなりハードなために、特に英語・数学はついていけなくなる生徒がかなり出てしまっています。結果、塾に通ってフォローをしなくてはならなくなり、結局高校受験をする生徒たちと同じように(あるいはそれ以上に)時間的にも・費用面でも大変じゃないか、ということか広まってきているのです。
実際、都立中の生徒の塾の通学率はとても高いのです。都立中は、「原則塾に通うな」というスタンスを取っているところも多いですし、通塾率は低いというようなことを言っている学校もありますが、これは先生方が実態を把握できていないだけです。(生徒や保護者は、中学校には塾に通っていることを言いません) GSからこの2年間都立中に合格した生徒たちも、家が遠い1名を除いて、そのまま中学部に通い続けています。都立中はカリキュラムがハードなのですが、塾でそれより先を進んでいるので、中学校の学習の予習も含めて、とても有効に利用してくれています。
1つ目のこととも絡みますが、都立中に合格したとしても、大学入試は決して甘くないのです。(よっぽと優秀な一部の生徒を除いて)それなりの塾・予備校等で勉強を続ける必要があり、その大変さに生徒・保護者が気付き始めているということです。
(次回に続く…)

生徒募集の状況・続報

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年1月22日 12:24 PM
  • 未分類

今週も大変多くの方に入塾のお問い合わせ・手続きをいただいています。

新中1も本日で満席・募集停止となりました。開講3週間前に募集停止となるのはとても心苦しいのですが、教室のキャパシティ的にこれ以上は難しい状況です。今後入塾を希望される方は、ウェイティングリストにお名前を登録いただいて、欠員が生じるか教室(建物)が増設となった時にお手続きいただくことが可能になります。これで、現在中学生はすべての学年が満席・募集停止となりました。この間、入塾のお問い合わせをいただいた方には大変ご迷惑をおかけしております。申し訳ございません。

今週、新小5生の方のお問い合わせ・入塾が続いています。現在入塾検討中の方にすべてお手続きいただくと、残席は4名となります。こちらも、ご検討いただいている方はお早めにお願い致します。
新小4・新小6はまだ少し余裕がありますが、2月新年度からのスタートをお考えの方は、今週中にご連絡をお願い致します。

都立中応募者数確定!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年1月21日 1:43 PM
  • 未分類

都立中の応募者数が確定しました。予想通り、今年も全体で大きく応募者数を減らしました。昨年より800人減り、初めて全体の倍率が7倍を割り込みました。
学校ごとに見ると、応募者数が少ないのは武蔵・富士ですが、次に立川国際・南多摩が来ます。この傾向も一昔前だと考えられない現象です。逆に応募者数が多いのは、三鷹・桜修館です。桜修館は前年よりかなり減らしていますが、この2年間が少し異常な集まり方をしていたので、元に戻って落ち着いたということだと思います。
過去3年間の応募者数推移をまとめておきます。

一般全体(男子) 4888→4693→4274 6.2倍
一般全体(女子) 5695→5168→4788 6.9倍

南多摩(男子)  523→448→390 4.9倍
南多摩(女子)  656→559→496 6.2倍

立川国際(男子) 360→357→339 5.2倍
立川国際(女子) 468→446→490 7.5倍

武蔵(男子)   379→317→339 5.7倍
武蔵(女子)   357→251→254 4.2倍

三鷹(男子)   608→613→576 7.2倍
三鷹(女子)   615→559→564 7.1倍

富士(男子)   356→331→282 4.7倍
富士(女子)   418→351→349 5.8倍

大泉(男子)   505→429→388 6.5倍
大泉(女子)   636→535→507 8.5倍

桜修館(男子)  649→631→485 6.1倍
桜修館(女子)  852→838→652 8.2倍

白鴎(男子)   518→479→443 6.2倍
白鴎(女子)   724→627→581 8.1倍

両国(男子)   463→528→528 8.8倍
両国(女子)   515→562→517 8.6倍

小石川(男子)  527→560→504 6.5倍
小石川(女子)  454→440→378 4.9倍

生徒募集の状況・続々報

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年1月20日 2:38 PM
  • 未分類

今週に入って、新中1の方からのお問い合わせ・入塾手続きが続いており、現時点で残席2名となっています。早ければこの数日で満席・募集停止となる可能性がありますので、入塾をお考えの方はお早めにご連絡をお願い致します。

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