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2014年6月のアーカイブ

親は子供に何を期待しているのか?<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月30日 11:55 AM
  • 未分類

私がこの分析をそのまま受け止められないのは、2つの理由からです。

1つは、アンケートの趣旨や質問がそういう結論を誘導する形になっているからです。そもそも、このアンケートのタイトルは、「マナーに関する意識調査」なんです。もうこの時点で結果は見えていますよね? さらに、質問の中に、「マナーを学ぶ場所や教わる場所はどこか?」という項目があるのです。学校なのか家庭なのかを選ばせる形ですが、保護者は家庭を選ぶに決まっています。実際9割以上の保護者がそう答えています。(1割近くの保護者が学校と答えていることには驚きですが…)
面白いのは、同じ質問に対して、子供は家庭と学校が半々なのです。学校の道徳の時間や部活を通してマナーを学ぶと答えている子供も多いです。これはいったい何を意味しているのでしょうか?
いずれにしても、こういう形のアンケートになってたいたら、保護者としては心理的に「勉強ができる子になって欲しい」という選択肢を選びにくいことは想像に難くありません。

もう1つは、これもアンケートの形式に問題があると思うのですが、特に保護者にとって二項対立のような選択肢になってしまっているからです。つまり、「勉強はできるけど、思いやりがなくてマナーもなっていない子供」と、「勉強は今イチだけど、優しくて思いやりがあってマナーを身につけている子供」とどちらに育てたいですか? という2択を迫られているような形になっているのです。また前述の理由により、親の責任はどちらのケースが強いと思いますか? というプレッシャーを無意識に感じるため、勉強よりは優しさ・マナーと答えざるを得ないという構図です。
実際この2点については、二項対立であるわけがなく、「勉強もできて、優しくてマナーもしっかり身につけている子供」に育つのがいいに決まっています。私の今までの経験で言っても、残念ながらこの2つの要素の相関関係は「負」ではなく「正」です。相関は決して弱くないとすら思います。「勉強ができたって、社会性が身についていなければ意味がない」という批判は、一部の事例としては正しいと思いますが、子供全体の傾向としてはまったくナンセンスだと思います。

この調査を行った加野教授というよりも、どちらかと言うと読売新聞の分析の方に問題があるように思います。完全に読者をミスリードする書き方をしています。「学力より優しさが大事…保護者意識調査」という見出しですし、本文の中でも道徳教育の重要性を謳っていて、学力よりも人間力が大事であるという論を展開しています。

何度も言いますが、両方大切です。この2つを天秤にかけていることが問題だと思うのです。

親は子供に何を期待しているのか?<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月28日 12:12 PM
  • 未分類

読売新聞で面白い記事を見つけました。香川大学教育学部の加野芳正教授が、2012年に全国の小5~中3生とその保護者4000人程を対象に行ったアンケート結果の分析についてです。子供に対しては「将来なりたい人物像」、保護者に対しては「将来育てたい子供像」を聞き取り、比較していました。取り上げられていた項目は、「勉強ができる人」「社会のルールを守る人」「礼儀正しい人」「心の優しい人」「根気強い人」「正直な人」「自分の意見をはっきり言える人」「他人の意見を聞ける人」「上品な人」の9つで、このそれぞれについて、自分が当てはまるかどうかを4段階で選ぶ形式でした。ここで皆さん、ちょっと考えてみてください。子供は将来どうなりたいと答えたか、そして保護者は子供にどうなって欲しいと答えたかを…

正解発表です。それぞれのベスト3は以下の通りです。
<子供がなりたいと答えた項目>
1位「勉強ができる人」 2位「社会のルールを守る人」 3位「礼儀正しい人」
<保護者が子供になって欲しいと答えた項目>
1位「心の優しい人」 2位「社会のルールを守る人」 3位「礼儀正しい人」 ※ちなみに「勉強ができる人」は下から2番目でした…

皆さんは、この結果をどう捉えますか?
私はひねくれているので(笑)、この結果をそのまま受け止めることができません。
(次回に続く…)

都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その11>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月27日 12:10 AM
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<秘密その9>「結局、勉強の質と量で勝った」
つい、筆が止まらなくなってしまいました… そろそろまとめなくてはならないですね。
とても当たり前の結論になってしまうのですが、なぜ彼(彼女)らが勝てたのかと言うと、「周りの受験生たちと較べて、長い目できちんと勉強に取り組んだ」からです。もちろん、勉強の量でも負けていないと思います。1年間の単位で見てもそうですし、特に自校作成(グループ作成)レベルの問題や、理社の過去問レベルの問題をこなした量は、都内でどこにも負けていないはずです。もちろん、解いたらやりっ放しにしているわけではなく、すべて復習・解き直しまでしています。毎回の「復習ノート」は習慣化してしまえば何てことないのですが、普通の受験生にはかなりハードルが高いと思います。

量だけこなせばいいというわけではありません。何を学習するかという質の部分もとても重要ですし、特に秋以降は何をやらないかということも見極めなくてはなりません。時間をかけても、無駄な勉強をしていたら成果につながらないのが、進学重点校のレベルの戦いなのです。
もちろんそこについては、塾の責任の比重が大きいわけです。1年間振り返ってみても、その部分のコントロールは我々の方でやりきれたと総括しています。最近、この部分がとても弱くなってきている塾が増えているように感じています。(特に大手塾) そのおかげで、GSの生徒たちが相対的に勝てたという部分があるかもしれません。

このシリーズはかなり大作になってしまいましたが(今まででNo.1!)、今年の入試の結果を振り返って、「受験では努力が報われる」「最後には頑張った者が勝つ」という当たり前のことを再確認することができました。
来年度の入試に向けた戦いも、間もなく夏期講習会という最大の山場を迎えます。再度気を引き締め直して、万全の準備をして臨みます。

都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その10>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月25日 1:32 PM
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<秘密その8>「クラスがチームとして機能した」
受験はあくまでも個人戦ですので、団体スポーツのようなチームワークが勝敗を左右することはあまりありません。しかし、昨年の中3生たちの様子をこうして振り返っていると、やはり集団としての強さが個々の生徒にとってもプラスになったことに改めて気付きます。
まず、クラスの全員が都立は進学重点校の合格を目指すということが当たり前になっていたことです。前述した通り、中2の頃は日野台や町田という「2番手校」の名前を挙げていた生徒もいましたが、中3受験生として本格的な勉強をスタートする前には、全員がその覚悟を固めていました。1年間通して、確固たるクラス共通の目標が持てていたことは大きかったと思います。結果として、私立の第一志望校に合格してそちらに進学した生徒も何名かいましたが、その生徒たちも最後まで(合格した後も!)都立高校に向けた理科・社会の勉強を最後までやり切りました。周りの都立受験者たちを応援する雰囲気もあったと思います。

そういうレベルの戦いをしていくわけですから、当然クラスの中の雰囲気はシビアになってきますし、やるべきことや結果に対しての「基準」が高くなります。授業中の集中力、宿題や課題への取り組みにおいては、気を抜いたり、手を抜いたりすることが許されない感じになりますし、「他の子たちがこんなにやってるんだから自分も…」という形で引っ張られた生徒も多かったと思います。例えば、理科・社会の過去問については、夏の終わりには80点、12月以降は90点を取って当たり前…という雰囲気がクラスの中にすっかり出来上がっていました。(もちろん、我々がその雰囲気を助長したことは言うまでもありません) 冬期講習会の過去問バトルで、理科や社会で88点とか取っていた生徒が落ち込んでいた様子を思い出します。入試まであと2ヵ月近くあることを考えれば、88点という点数は決して悪くないのですが、周りで90点以上の生徒が多いため、「自分はまだまだだ…」と考えてくれるわけです。
進学重点校の過去問バトルでは、クラスの半分~2/3くらいの生徒が合格というケースが多かったため、不合格の生徒たちが、合格した生徒たちに引っ張られた感じがあります。合格点を取った生徒が、不合格だった生徒を励まし、慰めている場面も何度か見かけました。それが、傷の舐め合いのような嫌な感じではなく、「一緒に合格しよう!」という前向きの感じなのです。正に「戦友」ですね。1度、夜私が帰宅の途中に、道端で落ち込んでいた友達を抱き締めて励ましている生徒を見かけました。(女子同士です。念のため…)その場では「何してんねん(なぜかこういう時は大阪弁になる)、早く帰れ~!」と蹴散らしましたが、寒い夜に何か温かい気持ちになったことを思い出します。

「みんなで合格しよう!」という強い思いが、クラスの、そして個々の生徒の原動力になっていたことは間違いないでしょう。やはりこれは、「チームとしての勝利」ということになるのだと思います。
今はやりの「個別指導塾」では、こういう雰囲気は絶対に作れません。集団塾・大手塾でも、この部分が逆に作用してしまっている塾が少なくないようです。校舎やクラスの「基準」が低いために、生徒たちが「これでいいんだ」と思ってしまって、成長を阻害されてしまっているのです。子供たちがこの部分に自分で気付くことはまずありません。保護者の皆様が見極めてあげないといけない部分なのです。

<号外>大学入試の達成度テストは今の小6生から

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月24日 4:18 PM
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大学入試の新しい制度について、中央教育審議会の答申がまとまりました。このあと文科大臣に答申して委員会で審議という流れになるようですが、導入時期等、柱となるところはこれで確定となるようです。
大学入試でセンター試験の代わりとなる「達成度テスト(発展編)」は、平成33年(2021年)入学者からの適用となります。今の小6生からです。早ければ今の中2から変更という話も出ていましたので、予定よりは遅くなったということです。特に学校現場等での反対意見が多いため、慎重に審議を進めようということだと思います。内容については、高2から年に2回実施すること、点数を細かく出さないでABC…等の達成度で評価すること、知識偏重の傾向を改めること等が触れられていますが、その詳細についてはまだ判明していません。

ということは、今の中1生までは、現在のセンター試験が継続して行われるということです。ちょっとホッとした保護者の方もいると思いますが、今の中1生は大学入試の時に絶対に浪人できない戦いが待っているかもしれません。浪人したら翌年は大学入試の体制・傾向がまったく変わってしまう可能性があるのです。(それを踏まえて、私立付属高校志向が一時的に高まることも考えられます)

私立大学の推薦入試や専門学校進学の際に参考とされると言われている「達成度テスト(基礎編)」については、この発展編よりは何年か早く導入を検討しているとのことです。これも詳細はまだ明らかになっていません。
今年の秋くらいから本格的な審議に入り、来年にはある程度具体的な方向性が示されるようです。
とにかく、今の小6生からは、大学入試が大きく変わるのだということを知っておいてください。

都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その9>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月23日 11:56 AM
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<秘密その7>「合格したいという思いが強く、苦しい時にも諦めなかった」
1年間振り返ってみると、決して順風満帆な戦いではありませんでした。中3の夏前までは、成績的に(内申も偏差値も)合格ラインにほど遠い生徒が多く、部活を一生懸命にやっていた生徒も多かったため(GSはなぜかハードな運動部の生徒が多いのです…)なかなか苦しい戦いが続いていました。やはり、夏期講習が1つのターニングポイントとなったと思います。3年分の内容を(入試レベルで)ほぼすべてやり切りましたし、過去問演習を積み重ねる中で、テストでの点数の取り方もだいぶ身についてきました。かなりハードな戦いだったと思いますが、生徒たちは本当によく頑張りました。毎日授業が7時間くらいあるのですが、当然宿題や復習もかなりの量こなさなくてはなりません。朝の開校時から夜の閉校時まで11時間くらい校舎に入りびたっていた生徒たちがたくさんいました。(もちろんお弁当は2食持ち…) ただ長い時間勉強すればいいというわけではありません。毎日確認テストがあって、その学習の「成果」を追及されてしまうわけです。体力的にはもちろん、精神的にもきつかったと思います。しかし、途中で誰1人挫折することなく、最後までやり通しました。そのおかげで、前述した通り、夏の終わりには過去問でもある程度結果が出てきた生徒が多かったのです。

せっかく夏で頑張ってほとんどの生徒が成績が上がってきたのですが、秋以降また大きな壁にぶつかります。学校行事(何で修学旅行が秋にあるのよ!)や中間テスト・期末テストに追われ、陸上部やブラバンの生徒も多く(冬まで活動があるんです)、夏ほど勉強量が確保できなくなり(これはある意味当然なのですが…)成績が急降下したり… 日曜特訓も含めて、授業の中でも進学重点校の過去問を解く機会が増えてくるのですが、それこそ壊滅的な点数を叩き出してしまったり… 
冬期講習会を挟んで、実戦的な訓練の時期になっても一進一退を繰り返します。進学重点校の過去問バトルでは、だいたい半分~2/3くらいの生徒しか合格点に届きません。毎回、クラスで1/3以上の生徒は不合格の事実を突きつけられていたわけです。結局、最後まで1度も合格ラインを越えられずに、入試本番を迎えてしまった生徒も何名かいました…

なぜあの苦しい中で頑張り切れたのでしょうか? 私は2つあると考えています。
1つは、やはり志望校への思いが強かったことです。前述した通り、夏の前の時点で明確な志望校を持たせられたことが大きかったと思います。そこがあやふやな状態だったら、生徒たちはあそこまで頑張り切れなかったはずです。苦しい時に、「絶対に〇〇高校に合格する!」という思いを持って踏ん張っていました。夏の終わり頃から、過去問バトルを行って模擬合格発表を行うと、毎回必ず何名かの生徒が涙を流していました。「合格して嬉しい」という涙もありましたが、ほとんどが「落ちて悔しい」という涙でした。(このことだけ見ても、生徒たちがどれだけ本気で戦っていたかがお分かりいただけると思います) 悔し涙を流しながら、「次は絶対に合格点を取る!」とか、「絶対に〇〇高校に行きたい!」と叫んでいる生徒もいました。こちらで、「もう無理だと思うなら諦めたら?」というような煽りを入れたこともありましたが、これも志望校への思いが強いということが分かっていたからこそできたことでした。
いずれにしても、「進学重点校に合格したい」という思いの強さが、彼ら12名を支えていたことは間違いないと思います。

もう1つは、苦しい時に、「このまま頑張っていけば絶対に成績が上がる、入試問題でも点数を取れるようになる」ということを、生徒たちが確信を持てて勉強に取り組めていたことです。夏の終わりにある程度結果が残せたことが大きかったと思うのですが、そこで「あれだけやったからこれだけ結果が残せた」という感覚を、ほとんどの生徒が実感としてリアルに持てたのだと思います。それ故に、秋以降成績が停滞している時も、また今後それだけのことをやり切れば点数が取れるようになると信じて立ち向かえたのです。
もちろん、取り組んでいる学習内容が的確であるという大前提が必要になります。そこは生徒本人というよりも、はっきり言って塾の力量です。(最近は、大手塾でもここがズレてしまっているところが多いのです…) 生徒たちの中に、その部分の安心感があったことも大きいのかもしれません。「自分たちがやっていることに間違いはない」と思えていたということです。
そう言えば、何人かの保護者の方から聞いた話を思い出しました。「本人が、GSに通っているんだから大丈夫だよね?合格できるよね?って言うんです」と… ありがたい話ではありますが、「違うでしょ!」と突っ込んだことは言うまでもありません。

期末テスト対策

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月22日 1:53 PM
  • 未分類

本日は日曜日。「期末テスト対策デー」です。雨がかなり激しく降っていますが、すでに多くの生徒たちが集まってきています。
最近は2期制の中学校も多いため、期末テストの時期もバラバラです。一番早い中学校は先週末に終わってしまいました。一番遅い中学校は7月に入ってからです。
生徒たちには、中学校のものとは別に、もう少しレベルが高い教科書準拠ワークを持たせています。ほとんどの生徒は日常的にコツコツと取り組んでいますが、定期テストの前にまとめてやろうと考えている生徒もいるので、まずはそれをきちんとやり切らせることが一番重要です。
あとは、分からないことを抱えている時に、それを少しでも早く解消してドンドン量をこなしていくことが大切です。そういう意味では、塾に来ていればその場で質問ができるので、勉強を進めやすい環境が整っています。もちろん、すべての科目の講師が勢揃いしています。ちなみに、私の担当は理科と体育!(笑)です。
期末テストはありませんが、小学生もたくさん勉強しに来ています。都立中の作文の添削も頑張ります。

都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その8>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月21日 11:54 AM
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<秘密その6>「最後に内申が上がった生徒が多かった」
進学重点校の入試では、本番の点数と内申点の比重はすべて7:3に設定されています。1000点満点のうち、当日点が700点(500✕1.4)、内申点が300点(5✕5+5✕4✕1.3)ということです。たたし、内申点の比重3割という言い方は私は理論上おかしいと考えています。なぜかと言うと、オール1でも60点はもらえるので、実質は60点~300点の240点分しか差がつきません。それも含めて考えれば、本番の点数の方が重要であることは間違いありません。
しかし、そうは言っても、内申点(通信簿)の1点分が本番のテストで5~6点にあたります。漢字3問、計算1問分です。特に学力的にぎりぎりの戦いをしている生徒は、内申点は1点でもいいにこしたことはありません。

今年のGSの受験生(卒業生)たちは、決して内申点が良い生徒ばかりではありませんでした。進学重点校に合格した12名の生徒の、中3の1学期時点での内申点(9科素点)の平均は39でした。45・44は1人もいません。43も1人だけ。42~39あたりが多かったのですが、36(オール4)ない生徒が3人も含まれていました。普通に考えたら、進学重点校を受験する集団じゃないですよね… 特に実技科目で5を取れている生徒が少なかったのです。
中3の夏の時点である程度得点力が見えてきた段階で、2学期に少し内申点を挙げに行こうという作戦会議を生徒ごとに開きました。生徒面談を行い、志望校合格のために、今何点のものを何点にする(上げる)という目標設定を行い、そのためにどの科目を上げられるのか、どの科目は現状維持をしっかりするのかという点をしっかり確認しました。もちろん、そのために必要なことを確認したことは言うまでもありません。(定期テストのこと、提出物、授業態度、先生との関係… 特に八王子地域は、定期テストの点数以外の要素がとても大きいように感じています)
結果、2学期の最終内申が確定した時はちょっと驚きました。12人の平均が41まで上がったのです。(平均で2点以上!) 45はいませんでしたが、44が2人、43が2人、42が3人… 「何だよ、できるならもっと早く頑張っとけよ!」と突っ込んだことは言うまでもありません。
今になって振り返ってみると、最後にほとんどの生徒が内申点が数点上がったこともとても大きかったと思います。ただしそのために、当初は受験する予定をしていなかった推薦入試を急きょ受けることにした生徒が何名か出たりして、慌ただしい年末・年始となりました。(内申素点43や44だと、推薦入試を受けないという選択肢はありません。結果その中で1名しか受かりませんでしたが、第一志望校に受験に行って場馴れできたことは、一般入試に向けても大きかったと思います)

都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その7>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月19日 1:50 PM
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<秘密その5>「5教科トータルでの点数を常に意識させられた」
これは前回書いた過去問の仕掛けが早かったこととも絡んでくる話なのですが、5科目トータルで戦いなのだということを早い時期に意識させられたことが大きかったと思います。毎月の模試や過去問バトルにおいて、5科目で合格ラインまであと何点足りないということを毎回見つめさせていました。普通はどうしても、苦手科目(点数を取れない科目)の点数を上げることばかりに頭が行ってしまうのです。中3の秋頃まではそのつもりで進んで行けばいいでしょう。しかし、冬期講習会頃になると、現実的にはなかなかそれが難しくなってくるケースが出てくるのです。そんな時は、5科目トータルであと何点ということを常に意識させてきました。「時間対効果」という視点での勉強の組み立ても徹底していました。時間をかけたら、かけた分だけ点数につながる科目に時間をかけろということです。

具体的に例を挙げましょう。数学がとても苦手で、志望校の過去問を何度やってもなかなか結果が出ない生徒がいました。冬頃になっても、進学重点校の問題をやると、ひどい時はそれこそ10点とか20点とかの点数を取ってしまうこともあるわけです。そんな時は、もちろん数学をどうしていくかという話もするわけですが、時と場合によっては、「数学はこれでいい。その代わり、得意の英語と国語であと5点ずつ、理科と社会であと10点ずつ上積みしよう。そうすれば5科目で合格ラインは超えられる」というような話をすることもあります。ある生徒には、入試直前期に数学の過去問で大はずしした時に、「数学は気にしなくていい。5科目トータルで受かればいいんだ」とまで言い切りました。入試に向かう時に、「数学が…」というようなマイナス思考を抱えて行っても、何もいいことがないと考えたからです。結果、その生徒は入試本番、数学で今まで取ったことがないような点数(半分以上!)を取って帰って来て、我々を驚かせてくれました。

常に、3教科・5教科トータルで合格ラインを見つめさせて勉強させることが大変重要だということです。ただし、それは生徒本人がなかなか判断できることではありません。入試直前期になっても、苦手科目ばかりに時間をかけてしまったり、そのことが精神的なストレスになって勉強が手につかなくなってしまったりするようなケースが出てきたりします。その部分を、塾講師の側が、トータルでコーディネートしてあげないといけないのです。
塾の力量はここでも測れると思います。素人講師集団は、自分の科目ばかり勉強させようとしてしまうので、すぐ分かります。

都立進学重点校「受験者12名全員合格」の秘密<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年6月18日 10:32 AM
  • 未分類

<秘密その4>「過去問の仕掛けが早かった」
都立進学重点校は、英・数・国の3教科について、自校作成(グループ作成)問題を使用しています。相変わらず問題はかなり難度が高く、生半可な勉強ではほとんど太刀打ちできません。あのレベルの学習を本格的にやり始めてから点数を取れるようになるまでには、(かなり優秀な生徒でも)相当時間を要します。
GSが他塾に圧倒的にアドバンテージを持っている点の1つが、入試問題(過去問)への取り組みが早いことだと思います。逆に言うと、最近は大手塾ですらここの仕掛けがとても遅いところが増えていて、この点についてのみ見ても負ける訳がないと考えてしまいます。

中1・中2のうちから先取りカリキュラムになっていて、中3の夏前には中3のすべての単元が終了します。昨年は比較的早めにカリキュラムを消化していたこともあり、昨年のこの時期には、国語はもちろん、数学も授業中に過去問を解き始めていました。もちろん、単元学習を終えたからと言って、過去問で点数を取れるわけがなく、この時期は志望校より1~2ランク下のレベルの問題でもメロメロになっていました。初めて第一志望校の問題をやった時は、それこそ1桁とか10数点とかいう点数を取っていた生徒もいました。(最終的に合格した生徒でも…)
それでも、この時期から過去問を解き始めていたことにより、最終的なゴールのレベルのイメージを持てたことが大きかったのです。夏期講習で3年分の内容をすべてやり直すわけですが(もちろん入試問題レベルで)、あのレベルで点数を取るためにはこの時期にこれは仕上げておかないと…というような感覚が生徒たちの中にリアルに芽生えていたのだと思います。
「早い時期に過去問をやっても、全然点数を取れないから意味がない」というようなことを言っている生徒は、その時点で大きなハンディを背負ってしまっているわけです。

夏の終わりには、ある程度の「結果」を出すことを要求していました。自分の第一志望校より1ランク下の高校の過去問で点数を取り切ることを厳命していたのです。特定の科目だけではなく、3教科・5教科トータルでです。具体的に言うと、早慶やICU・明大明治等の私立最難関校志望者は中付・中杉の過去問で、都立進学重点校志望者は国分寺の過去問で合格点を取ることでした。授業中に同じ年度の問題を揃えて解いて、その年度の合格最低点を基に合格発表を行ってしまうという念の入れようです。
今改めて結果を見返してみたのですが、中大レベルではクラスの2/3の生徒が、国分寺ではクラスの半分の生徒が最終合格ラインを超えていました。国分寺では、不合格だった生徒のうちさらに半分の生徒は合格まであと1~2問圏内につけていました。理科の平均点は(比較的簡単な年だったのですが)すでに80点を超えていました。

夏の終わりにここまで到達できていたら、残り半年じっくり腰を据えた対策に入れるようになります。
この過去問に対する仕掛けの速さが、GSの生徒たちが勝利できた要因の大きな1つだと考えています。こんな重要な情報を公開していいのかな…?とお感じになっている方もいるかもしれません。ご心配なく、こういう組み立ては普通の塾では真似ができませんから… 真似しようとしても、具体的に行動に移せないと思います。
授業を数週間もつぶして定期テスト対策を行ったりしている塾が増えていますが、我々からすると、「どんどん合格から遠ざかること」をしているように見えてしまいます。特に進学重点校のレベルを目指す生徒にとっては、百害あって一利なしと断言してもいいでしょう。

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