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2014年4月のアーカイブ

突然の停電で感じたこと<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年4月30日 12:03 AM
  • 未分類

今回の停電で様々感じたことがあるのですが、大きく分けると3つ挙げられます。

まず1つ目は、東京電力の危機管理体制が相変わらず脆弱だということが分かったことです。今回の停電の原因は、八王子の石川町にある南多摩変電所の設備トラブルとのことですが、ここでは数年前にも同じトラブルがあり、やはり八王子一帯が停電したことがあります。その時にも再発防止云々…という文書を読んだ記憶がありますが、今回もまったく同じレベルのトラブルが起こり、その復旧に手間取ってしまっているのです。具体的に言えば、変電所にトラブルがあった時は、その地域の電気の供給元を、他の変電所に切り換えることになっているのですが(ものの本によると瞬時に切り替わることになっているとか…)、今回もそこがうまく機能していませんでした。一説によると、日曜の夜という時間帯だったために(職員の出勤体制とかの問題?)、原因の特定やその後の対処において人手が不足していたという話もあります。
福島の原発のトラブルにおいても、東電側の人為的なミスで信じられないようなことが次から次へと報じられていますが、日常の運営レベルにおいても、同じようなレベルのことはあるのだということを認識しました。

2つ目は、防災の視点で、備えをもう少しきちんとしておかなくてはならないということを強く感じたことです。震災以来、そのことはかなりの方が意識するようになっていると思いますが、実際に昨日のような場面に遭遇すると、慌ててしまったのではないでしょうか? 我が家も、茶箪笥や本棚の転倒防止を講じたり、非常持ち出し袋を用意したりということをしていましたが、前回のブログに書いた通り、肝心の懐中電灯すら点かないというありさまで、初歩の初歩のレベルで失格であることを認識しました。震災以降、ソーラーシステムも含めて、自家発電の装置が飛ぶように売れているそうですが、それも昨日のような場面になるとリアルに納得できます。それ以外にも、避難所の確認や、何かあった時の家族との連絡手段の確立等、やるべきことは非常に多いということを改めて感じました。
生徒たちが校舎にいる時に、震災レベルの地震が起きたり、(GSは火の元はありませんが…)近所で火災が起こったりした時の、イメージトレーニングは再度しっかりしておこうと思います。

3つ目は、ちょっと情緒的なことなのですが…
(次回に続く…)

突然の停電で感じたこと<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年4月28日 9:07 AM
  • 未分類

昨日の夜(8時半前後)、八王子・日野で突発的な停電がありました。八王子では世帯の99%が停電したとのことなので、かなり大規模なものだったことが分かります。GSの生徒のご家庭も、ほとんどが該当したはずです。何の前ブレもなく突然電気が消えたため、慌てたご家庭が多かったのではないでしょうか?
私は、最初家の中のブレーカーが落ちたのだと思いました。ほとんど電化製品を使っていないのに何でだろう?と思いながら行動を起こそうとしました。しかし、当然ですが真っ暗なため、なかかな動けないのです。居間から出るだけであちこちにぶつかって一苦労です。次第に目が慣れて見えるようになってきたので、ダイニングキッチンに椅子を取りに行って、洗面所の棚の上のブレーカーのところまで行きましたが、ブレーカーは落ちていませんでした。その段階では、まだ思考停止状態です。近所の皆さんが外に出てきて、「停電ですかね?」と言っている声を聞いて、ようやく事態を察しました。
次に、玄関の非常持ち出し袋のところに行き、手探りで懐中電灯を引っ張り出しました。しかし… 電池切れでつかないのです。日頃の点検をさぼっていたことを後悔しました。(今日買わなきゃ…) さて、どうしよう…考えていたら、1つの青い光が目に入りました。携帯電話の充電ランプでした。あの暗闇の中だと、あんな小さな光でも救いになるんですね。すぐに携帯を手にしてボタンに触ったら、バックライトが点いてだいぶ明るくなりました。それを手にして足元を照らしながら2階に行って、キャンドルとチャッカマン(分かりますかね?)を持ってきて、火を灯したところでだいぶ明るくなって、ようやく気持ちも落ち着きました。
情報を得ようとして、携帯で「八王子 停電」と検索しましたが、なかなか情報が入りません。東電のホームページは停電している場所を事務的に羅列しているだけだし、そこでまた時間が経過します。一番情報が早かったのは、やはりツイッターでした。(震災の時もそうでしたね…) ハッシュタグを入れると、「八王子全域停電中。道路の信号や街灯もほとんど消えていて、パニック!」とか(車の中から撮った写真が添付されていたり…)、「原因不明。1時間程度で復旧か?」というような一般人のツイートや、市の防災担当(かな?)からの注意事項とかが流れてきました。その後、フェイスブックで八王子在住の「友達」たちから「停電なう」とか「怖いよ~」というタイムラインが流れてきて、メッセージ等でやり取りしているうちに電気が点きました。明るくなった時はホッとしました。時間にすると20分くらいだったと思いますが、とても長く感じました。

3年前の計画停電の時を思い出しました。あの時も大変でしたが、事前に停電することが分かっていたため、まだ対処のしようもあったわけです。今回のように、心の準備がないところに突然来ると、やはり慌ててしまいます。昨日は、日曜日の夜、ほとんどの方が家でくつろいでいる時間帯だったと思いますが、これが平日の夜だったらもっと影響が大きかったと思います。駅や電車の中等、あちこちで大きな混乱が起こっていたかもしれません。GSで授業をやっている時間帯だったらと想像すると、身が引き締まります。全職員が、生徒を落ち着かせて適切な指示を出せるのか… とにかく、すべての生徒の安全を確保した上で、正確な情報を迅速に掴むことが求められます。

今回の停電で、その他にも様々考えさせられることがありました。
(次回に続く…)

子供たちのボランティア活動に思う<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年4月26日 7:53 AM
  • 未分類

このような記事をブログに書いている私が言うのも何なのですが、こういうことになってしまうと、一番可哀想なのは本当に心から奉仕の思いを持って、ボランティアに参加している学生たちだと思います。人に言われて嫌々参加していたり、内申点や推薦等の見返りを期待して取り組んでいたり、周囲の迷惑を考えずに自分たちの自己満足のために行動していたりという学生たちは問題だと思いますが、一方で本当に純粋にボランティアに参加している学生も少なくないのです。そんな学生たちこそもっと「評価」されるべきであって… あれっ?、それじゃダメなのか… う~ん、なかなか難しいですね。

今書いているうちに考えたのですが、今回指摘した様々な問題は、学生本人たちというよりも周りの大人たちに責任があると思います。今回の件で言うと、あしなが育英会の方で最低限のマナーやルールを事前にもっと徹底しなくてはいけないと思いますし、当日の現場の様子を少しは確認するべきでしょう。今回もそれなりの立場の人が現場にいたのかもしれません。(私が見た限り気づきませんでしたが…) だとしたらなおさら問題です。あの状況を見て放置していたわけですから。
今回はおそらく学校単位で派遣された学生が多かったと思いますが(同じ制服の学生がたくさんいました)、そうだとしたら、学校の先生にも責任があります。事前指導についてもそうですし、気乗りしない学生も含めて大挙して派遣することもどうかと思います。制服を見ればどこの学校かは分かる人には分かるので、そのことにより学校の評判を落としてしまうことになる可能性は考えなかったのでしょうか? 私が今後生徒を受験させようかどうか検討する時に、今回の学生たちの様子を頭に浮かべてしまうことは避けられそうにありません。

今回の件で言えば、全体としてはとてもいいことをしているはずなのに、やり方を間違えるてしまうと、結果として周りに迷惑をかけてしまったり、不満を持たれてしまうことがあるのだということをきちんと教えてあげるべきだと感じています。それは子供たちに限らず、会社や組織など大人の社会でもよくある話です。もしかしたら、今回の学生たちも、まだ自分たちではそのことに気づいていないかもしれません。頑張ってかなりいい働きをしたと満足して帰った学生が多いのかもしれません。そのことを周りの大人が教えてあげないと、子供たちは今後もそういう取り組みを続けていってしまうことになります。
実は今になって、私はかなり反省しています。その場で学生たちに指導をしてあげるべきだったのではないか…と考えてしまっているのです。もちろん、優しくですよ… しかし、あの場で咄嗟にはそれはなかなかできなかったですね。立場が立場なので、周りの目もあるし… そういう意味では、私も周りの大人と「同罪」なのだと思います。

また、入試や就職での見返りを求めてボランティアを行う学生が多いことについても、そういう制度を作っているのは大人たちなのですから、子供たちを責めるのはお門違いだと思います。そういう意味では、数年後からの大学入試でボランティア活動を評価に入れるということを国が明言してしまったことは、大問題だと感じます。(本質的に奉仕の気持ちを持っていなくても)それを目当てにボランティァに取り組む学生がますます増えてくるであろうことは容易に想像できてしまいます。

子供たちのボランティア活動に思う<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年4月24日 9:41 AM
  • 未分類

私が一番愕然としたことは、学生たちが何らかの「競争」をしていたということです。彼女たちの会話が断片的にしか耳に入ってこなかったので、それが募金の金額を競っていたのか、チラシを受け取ってもらえた枚数を競っていたのかは分かりませんでしたが、明らかにグループごとに何かを競っていたのです。「こっちは○○だけど、そっちはどう?」とか、「全然受け取ってもらえない…もうちょっと頑張ってみる」とかいうような雰囲気でやっていて、募金をしてもらえたりチラシを受け取ってもらえたりしたら、目で「やったじゃん!」というアイコンタクト
を取ったりという感じです。その場の雰囲気が伝わるでしょうか?
それによって募金額が増えれば結果としていいんじゃない?と言う方もいるかもしれませんが、私はまったくそうは思いません。ボランティアの精神からはずれると思いますし、少なくとも私はこのことを感じ取った瞬間に、それでもお金を入れて帰ろうかな?という気持ちがすっかり萎えてしまいました。(私はこういう募金は結構小まめにしている方だと思います。赤い羽根をたくさんつけていて笑われたこともありました)
また一方で、すっかりやる気がなくなっていて、明らかにもう終わりたいオーラがで出ている学生もいました。募金箱を持ってただ立っているだけでも立派な活動だと思いますが、やらされているオーラが出てしまっていると、これもマイナスのような気がします。

私が今回のことで一番感じたことは、ボランテイア活動って何のためにあるのだろう…ということです。学校で奉仕活動の一環として行っていたのかもしれません。(学習指導要領でも定められています)もしかすると、学校の先生に無理矢理行けと命じられたのかもしれません。(学校ごとに何人出せというノルマがあるケースもあるそうですし…)
あしなが学生募金の場合は、3時間街頭に立つと、ボランティアシールが1枚もらえるのだそうです。このシールを10枚集めると、「ボランティア活動証明」というものが貰えて、推薦入試や就職で有利になることがある(という噂)があります。「そんなバカな!」と思われる方もいらっしゃると思いますが、実際にそんなことを言っている高校や企業は存在します。現在進められている一連の大学入試改革においても、下村文科大臣が「ボランティア活動を大学の合否の要素として取り入れる」ということを明言してしまっています。
以前都立高校の入試においても、ボランテイア活動が内申点に加味されていた時期がありました。内申の点数で言うと4点分だったので、かなり大きかったのです。その時にも強く感じていたのですが、これは本当におかしな話だと思います。「評価」を期待して行っている段階で、もうそれはボランティアではなくなってしまっているはずです。「無償の奉仕」がボランティァの定義のはずですが、内申点や推薦等の見返りを求めることは、「償」には入らないのでしょうか?

もっと本質的なことに切り込んでしまうと、ボランティアに取り組んでいる学生たちのうち、どのくらいの割合が本当に思いを共有できているのだろう…?ということです。私立中高に通っている学生が多いと思いますが(少なくともこの週末の八王子ではほとんどがそうだったと思います)、一般論としては恵まれている家庭で育っている子供がほとんどだと思います。幼くして親を亡くした遺児たちが、どんな生活をしていて、どんな思いで生きているのかということを、少しでも理解・想像した上で活動に参加してもらうことがとても意味があることだと私は感じるのです。
(次回に続く…)

<緊急告知> 映画「うまれる」の前売りチケット販売のお知らせ

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年4月22日 9:16 AM
  • 未分類

映画「うまれる」の八王子上映会について、先日このブログでご紹介したところ、大きな反響があり、お問い合わせを多数いただきました。また、上映委員会に直接お申込みをいただいた際に、GSで紹介されたと伝えていただいた方がいらっしゃったため、主催者の方からもご連絡をいただき、そのご縁で、何と!GSで前売りチケットを販売することになりました。(これはビジネスではありません。純粋に、親子で観て欲しい、そのための便宜を少しでも図りたいという思いです)

本日の夕方以降、校舎窓口で販売することができます。GSの生徒・保護者の方はもちろん、一般の方でもOKですので、興味のある方はぜひ声をかけてください! チラシもご用意しています。

<再掲>
映画「生まれる」が八王子で観られることになりました。そのご案内です。
以前にこのブログでご紹介したため、「内容をもう少し詳しく教えて」とか「どこで観られるの?」というお問い合わせを何件かいただいていました。「ぜひ親子で観に行きたいけど、日程と場所がうまく合わない」という方もいらっしゃいました。
興味のある方は、この機会にぜひ。予定が合うのであれば、無理にでも子供を引っ張っていくといいと思いますけど…
この秋には、2作目が公開される予定です。

日時/5月24日(土) ①10:00~ ②13:30~ ③17:00~ (①と②は赤ちゃん同伴可)
場所/北野市民センター
料金/大人…1,000円 子供…500円

子供たちのボランティア活動に思う<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年4月21日 8:53 AM
  • 未分類

この週末、八王子駅構内で「あしなが学生募金」のイベントが行われていました。(今週末まで、全国的な規模で実施されるようです)かなりの数の女子中学生や女子高校生がボランティアとてして募金箱やチラシを持って立っていました。なぜか男子学生の姿は見かけませんでした。女子校が学校単位で応募したのかもしれません。明らかに地元の女子校の制服を着ている学生が多かったですし… 私服の学生も結構混じっていました。
せっかくの週末に、結構長い時間(3時間単位だと聞いたことがあります。大変だ…)街頭に立ってボランティア活動に取り組んでいることは、とてもすばらしいことだと思います。この活動によって、子供たちが社会奉仕の気持ちをしっかりと持ってくれれば、こんなにいいことはありません。
このことを最初に確認させていただいた上で、今回は残念ながらまったく違う視点の感想を持ってしまったので、それを書くことにします。はっきり言って、学生たちの様子がとても酷かったのです。

まず一番問題だと感じたことは、通路を塞いでしまっていて、明らかに通行や店舗(テナント)の邪魔になってしまっていたことです。通路の両脇に並んで大きな声で呼びかける場面はよくありますが、今回は明らかに様相が違っていました。何人かのチラシを配っている学生が通行人に渡したいがために、通路の真ん中あたりまで出てきて少し強引に渡そうとしているのです。その場に立ち止っていて配っているのではなく、歩いている人の方に近寄って行って渡そうとしているのです。それによって明らかに通行の波が途切れてしまっていましたし、少なくとも私はとても迷惑に感じました。
八王子駅の前あたりを歩いたことがある方はお分かりいただけると思いますが、普通の時でもスムーズに歩くのがなかなか難しい場所です。通路は結構広いのですが、とにかく人が多いので、前から来た人とぶつからないようにするだけでも結構神経を使います。そんな中で、週末の夕方という一番人が多い時間帯に通路を塞がれてしまうとどんな状況になるかを想像してみてください。ちなみに、私がビックカメラの前あたりから駅改札を通り過ぎてセレオの入口まで行くまでの間に、5人の学生にチラシを差し出されました。いちいち手を振って断って歩きましたが… 帰りはそのことが面倒くさかったので、通るルートを事前に考えてなるべく見つからないように歩いたのですが、それでも2人の学生が近寄ってきました。うち1人は行きに断った学生でした。私にだけ特別に多くの学生が寄ってきたのかな? お金を持っているように見えたのかな(笑)? とか一瞬思いましたが、よく見ていたら渡す相手は誰でもよかったようで、小中学生や、赤ちゃんを抱えて明らかに手がふさがっている母親にも渡そうとしていました。
募金箱を持って立っている学生たちも、立つ場所をもう少し考えればいいのに…と感じました。通行の邪魔にならないところ、店舗やコインロッカーの利用者の迷惑にならないところという発想はあまりないようでした。実際、店舗に入ろうとした方が、その学生たちの列をグルッと迂回して入っていました。

このことだけでも大きな問題だと感じましたが、私が愕然としたのはそれだけが理由ではありません。
(次回に続く…)

子供の学力と家庭環境<その8>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年4月19日 1:17 PM
  • 未分類

一卵性双生児の成績に差がない科目は遺伝の影響が大きく、差がある科目は遺伝の影響が小さいと考えていいと思います。その視点で、中学生の科目について相関関係を見てみます。
私が主に見ていたのは東大付属中の研究データですが、今回クイズ形式にしたこともあり、裏取りの意味でそれ以外にもいくつかの研究論文を読んでみました。国内のものでは大きく3種類あるのですが、だいたいどれも同じような結果です。そのあたりにも触れながら進めます。

遺伝の影響が一番大きい科目は「体育」です。これは誰が見ても納得できますね。その中でも、特に足の速さは遺伝の影響が大きいのだそうです。球技は比較的、後天的な部分の割合が高いと言われています。(研究によっては、「音楽」が「体育」の上に来ているものもあります。「音楽」と「美術」を合わせて「芸術」というくくりでデータを出しているものもあるため、ここの判定は難しいところです。クイズの答えとしては、「体育」と「音楽」を両方正解としておきます)
次に「音楽」「美術」…と続きます。これらの科目は環境の影響が大きいのかもしれませんけど… その次に「技術家庭」が続き、主要5科目の中で一番遺伝の影響が大きいと思われるのが「英語」です。これもちょっと意外かもしれませんね。一般的に、語学の習得は遺伝の影響が大きいと言われています。その次は「理科」「国語」…と僅差で続きます。(研究によっては、「理科」が「英語」の上に来ているものもありました。よってクイズの答えとしては、「英語」と「理科」を両方正解とします)

さて、お待たせしました。一番遺伝の影響が少ない(努力で差がつく)科目は何でしょうか? 実は、「数学」なのです。(これは私が目を通した論文すべてで一致した見解でした)これには驚いた方が多いのではないでしょうか。 「数学」こそ、遺伝で決まると思っていたのではないですか?
なぜそういう誤解が広まっているのかについては、改めてじっくり考察してみたいと考えていますが、このことを保護者の方が知っておくことがとても大事なことだと思います。子供が「私は数学(算数)が生まれつきできないの…」とか、「お母さんも数学(算数)ができなかったんでしょ?」という言い訳をした時に、封じ込めることができるかもしれませんね(笑)。

ということで、クイズの答えとしては…
①体育・音楽・美術 または 音楽・体育・美術
②英語 または 理科
③数学
ということになります。

大変多くの方にご応募をいただきました。(と言っても30件くらいですが…)ありがとうございました。しかし残念ながら、全問正解者はいませんでした。惜しい方は何名かいらっしゃいましたが、やはり数学を当てた方がほとんどいませんでした…
世間一般の方がどんな風に考えているのかを知りたかったこともあったので、とても勉強になりました。塾生とその保護者や同業者ではない、一般のブログの読者の方からも何名かメールをいただきました。ブログのコメントに入れていただいた方もいらっしゃいます。(答えの発表までは公開しませんでしたが…)中には、「どうせ、主要教科は遺伝の影響が少ないので塾に通えと宣伝するつもりなんでしょ?」という鋭い突っ込みをしていただいた方もいらっしゃいました。そうか、そういう手があったか…

ご応募お待ちしています!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年4月17日 2:36 PM
  • 未分類

遺伝の影響が大きい科目と小さい科目について、何人かの保護者や同業者の方から、直接・あるいはメールで予想をいただきました。
解答の発表はあと1日待ちますので、自信のある方はぜひメールにて予想をお送りください。ズバリ当てた方には、何か賞品があるかも…?

解答は以下についてお送りください。
中学校で学習する9教科について…
①遺伝の影響が大きい3科目を相関が高い順に(この3科目は他の科目に較べると明確な有意差があるようです)
②ちょうど真ん中の(遺伝の影響が5番目に大きい)科目
③遺伝の影響が一番小さい科目

送信先メールアドレス / gotton@ktf.biglobe.ne.jp
お住まいの市町村とお名前(苗字だけで結構です)をお書きください。(全問正解の場合も、ブログでお名前を発表することはしません)
締め切り / 4月18日(金)23:59

子供の学力と家庭環境<その7>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年4月16日 9:51 AM
  • 未分類

前回「遺伝」について書いた記事も結構反響が大きかったので、ここについてもう少し突っ込んで触れておきたいと思います。
遺伝によって決まる能力・学力は確かにあるわけですが、これは教科によってだいぶ意味合いが違ってきます。

東大付属中を初めとして、双子の研究を行っている機関がいくつかあります。中には、双子に小さい頃からまったく違う環境を与えたり、教育を受けさせたりして、その成長度合いの差を見るというような「非人間的な実験」を行っているところもあります。その中で私がとても興味を持ったのは、教科ごとの成績の相関関係に関するデータです。
同じ学校に通う一卵性双生児の成績を、教科ごとに分析したデータがあります。言うまでもありませんが、一卵性の双子というのは、親から受け継いだ遺伝子がまったく同じです。受精した後に受精卵が何らかの理由で2つに分かれて、それぞれが育ったものだからです。同じ家に同時期にいるのですから、環境も同じだと考えていいでしょう。(双子の1人を父親、1人を母親が中心になって育てたというご家庭の話を聞いたことがありますが、これは例外的な話です)
つまり、このデータによって、遺伝の影響についてどの教科が大きくてどの教科が小さいのかがある程度掴めるということです。

ここで皆さんも少し考えてみてください。一卵性双生児の成績が一番似かよっていた科目、そして一番成績に差があった科目は何だと思いますか? 答えは次回に…
(次回に続く…)

映画「生まれる」のご案内

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年4月14日 4:45 PM
  • 未分類

映画「生まれる」が八王子で観られることになりました。そのご案内です。
以前にこのブログでご紹介したため、「内容をもう少し詳しく教えて」とか「どこで観られるの?」というお問い合わせを何件かいただいていました。「ぜひ親子で観に行きたいけど、日程と場所がうまく合わない」という方もいらっしゃいました。
興味のある方は、この機会にぜひ。予定が合うのであれば、無理にでも子供を引っ張っていくといいと思いますけど…
この秋には、2作目が公開される予定です。

日時/5月24日(土) ①10:00~ ②13:30~ ③17:00~
場所/北野市民センター
料金/1,000円
申込/幹事の藪下様に連絡(090-5436-5055)

<再掲>
〇「生まれる」…実話に基づいたドキュメンタリー映画です。登場するのは、4組の夫婦・家族です。主に、子供の出産を通しての夫婦愛・家族愛を描いています。無事に生まれたケースだけでなく、出産当日に生まれてくるはずの赤ちゃんが不幸にして亡くなってしまったケースや、不妊で苦しみ葛藤する夫婦の様子も取り上げられたりしています。
胎児の「体内記憶」も1つのテーマとなっています。生まれてきた子供たちが、2~3歳になって、母親の胎内にいた時の記憶を語るケースが結構あるそうです。それをインタビュー形式でまとめています。「私は、お母さんを選んで生まれてきたんだよ」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
ズバリ、テーマは家族愛です。私は、ぜひ親子で、家族みんなで観に行くことをお勧めします。実際、私が観に行った時も、親子で一緒に来ている方が多かったです。照れくさいかもしれませんが、もしかすると、劇的に親子関係が変わるかもしれませんよ。親が子供に対して、「産まれてきてくれてありがとう…」。子供は親に対して、「産んでくれてありがとう…」。こんな無条件の親子愛が確認できれば、家庭内のすべての問題は解決できるのではないかとさえ感じます。私は、受験生(小6・中3)のこの時期であっても、1日つぶす価値は十分にあると思います。
まぁ、「映画を一緒に観に行こうよ」という誘いに乗ってくるくらいであれば、その時点でそんなに親子関係は悪くないわけですけどね…

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