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2013年7月のアーカイブ

なぜ過去問を1日でも早く始める必要があるのか?<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月31日 8:56 AM
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これは子供たちの受験だけではなく、大人の資格試験などにも言えることだと思いますが、過去問を早く始めること、少なくとも早い段階で1度・2度は解いておくことが絶対に必要です。「まだ勉強をしていなくて点数を取れないから、やっても意味がない」と言っている人がいますが、その時点で大きなハンディを抱えていることになります。
点数を取れなくていいのです。実際、中学入試や高校入試でも、初めて志望校の過去問を解いた時は、ほとんど点数を取れません。特に、算数や数学はその傾向が顕著だと思います。他の科目も含めて、トータルで合格最低点の半分くらいしか点数を取れない場合も多いと思います。(最終的に合格する生徒でも)

早い時期から過去問に取り組まなくてはならない理由は2つあります。1つは、自分の今の実力を知り、合格ラインまでの距離を掴めることです。普段(内申とか模試とか)の成績がいい生徒でも、実際の過去問に取り組むと点数を取れないため、「入試は決して甘くないぞ」ということを肌で実感します。「今のままの勉強のやり方を続けていたら点数を取れるようにならない」と感じて、勉強の仕方を改める生徒も出てきます。(具体的には復習を徹底するようになるとか、時間の意識を強烈に持つようになるとか…)
実際、今年の小6・中3の生徒たちも、過去問を解き始めてから目の色が変わり、取り組みも変わってきた生徒が多いです。危機感をリアルに感じたということだと思います。
今後、コンスタントに過去問に取り組んでいくと、少しずつ点数を取れるようになっていく(はず)なので、自分の取り組みが成果につながっていっていることが実感できるようになってくるでしょう。それを励みにして、頑張っていける生徒も多いのです。

もう1つは、これが一番大きな理由だと思いますが…
(次回に続く…)

なぜ過去問を1日でも早く始める必要があるのか?<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月30日 12:04 AM
  • 未分類

受験勉強を進めていく上では、普段から理解力・判断力等考える力をつけることと、暗記するべきことをきちんと頭の中に整理して必要な時にいつでも取り出せるようにしておくことが大変重要です。しかし、入試問題で点数を取るためには、それだけで甚だ不十分なのです。ひと言で言えば、入試問題で点数を取るための「訓練」が相当の期間必要だということです。しかも、家で「1人で過去問を解く」という作業では、なかなか本番を想定した訓練をすることはできません。当然、それを塾でやらなくてはならないわけですが、最近は大手進学塾の校長クラスでも「素人先生」が増えているため、そこを意識して指導できているところはとても少なくなりました。まあ、我々にとってはありがたい話ではありますが…

訓練の内容については、あまりここでは詳細書けませんが、簡単に言うと、練習の段階から時間と緊張感で追い込むこと、結果(合格・不合格と1点の重み)をシビアに突きつけること、そしてテストが終わった後、時間配分や捨て問の選び方、見直しのタイミング等をしっかり分析すること、この3点に集約できると思います。これは、受験生が自分1人ではなかなかできない部分です。
この訓練を繰り返していって、結果につながるまでに、普通にやっていっても数ヵ月は必要です。その期間は問題のレベル別に必要となるので、この何日か挙げている例では、中附レベルで点数を取れるようになるまで数ヵ月、その上の早慶や都立自校作成レベルで数ヵ月かかるわけです。そう考えれば、受験生がこの時期に過去問演習を始めていないことがいかに致命的かが理解できると思います。
(次回に続く…)

なぜ過去問を1日でも早く始める必要があるのか?<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月29日 12:05 AM
  • 未分類

小6・中3の生徒は、夏期講習会の授業時間数を再度計算してみて欲しいと思います。GSの中3を例に取ると、だいたい本科の5ヵ月分に相当します。つまり、夏期講習会の授業時間数は、9月から入試までの授業時間数とほぼ同じなのです。家での学習時間や、受験勉強へ集中できる度合いを考えたら、もっと夏の比重が大きいと考えてもいいかもしれません。この事実だけを取り上げて考えても、夏の終わりにある程度の成果を残さないと苦しくなってしまうことは理解してもらえると思います。

また、「入試問題で点数を取る」という作業は、一般の方が考えている以上に結構大変なことなのです。かなり優秀な生徒でも、腰を据えた訓練をしていかないと点数を取れるようにはなりません。
私の担当している中3のクラスでは、6月から過去問演習をスタートしました。中学校ではトップレベルの生徒が多く、業者テストの偏差値では平均で60台後半あるクラスですから、世間一般のレベルからするとかなり優秀な生徒たちです。中3の単元をすべて学習し終わった段階で、本格的に過去問対策に取り組み始めました。授業の中で初めて時間を計って解いたのは、中大杉並高校の過去問でした。そんなに難しい問題ではなく、合格するためには本番で70点くらいは取らないといけない問題でしたが、優秀な生徒たちでも、ビックカメラ状態となってしまいました…(2割・3割当たり前!古い!) 中には、1桁の点数を取ってしまって、涙目になっている生徒もいました…
今年の生徒たちが特別入試問題に弱いわけではなく、中3の夏の前は毎年似たような状況になります。入試問題って、そういうレベルなんです。生徒たちも、「実際に解いてみて、ようやく先生が言っていることが分かった」という状態でした。今までのような勉強をしていても、入試問題ではまったく歯が立たないということを、夏が始まる前に理解させることがとても重要なことなのです。
(次回に続く…)

夏の過去問対策

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月28日 12:05 AM
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私は26年間この仕事をしていますが、このことは、毎年の事実の積み重ねとして確信を持っていることです。夏の終わりに、中附レベルの過去問でまったく話にならない生徒で、入試の時期までに早慶や都立自校作成校のレベルで点数を取れるようになった生徒は多くありません。逆に、夏の終わりに中附レベルで合格点を取れたとしても、それから1ランク上のレベルをクリアしていくのには、またそこからかなり高い壁があるのですが…

そういう意味では、世の中の受験生たちは過去問をスタートするのが遅すぎるのです。今年私が数学を担当しているクラスでは、6月までに中3の単元をすべて終了して、過去問演習を始めていますが、それでも決して早すぎるわけではありません。最近は、進学塾でもカリキュラムがモタモタしているところが増えていて、夏期講習でのんびりと単元学習を進めているところもあります。数学で言うと、2次関数や三平方ですが、 さらに中1・中2の時に相似や円を学習しない塾では、そのあたりも中3の夏にやらざるを得ないため、過去問対策まで手が回るわけがないのです。で、9月に入ってからようやく過去問を始めるのでしょうが、気付いた時には全然点数を取れないまま、寒い時期を迎えているという状況は容易に想像できます。
進学塾を選ぶ際には、小6・中3の夏に「入試問題で点数を取る(取らせる)」という視点があるかどうかを1つの基準とすると、まず間違いない選択ができるのではないかと思います。
(次回に続く…)

夏期講習会開講!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月27日 12:28 AM
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夏期講習会がスタートしました。八王子は小中学校の学事日程が地域によってマチマチで、先週金曜日に終業式だった学校があるかと思えば、昨日まで授業をやっていた学校があったりします。2学期が8月27日・28日頃から始まる学校も多く、毎回講習会の日程を組むのになかなか難儀します。そういえば、小6生で今週修学旅行に行っている生徒が結構いるんです。はっきり言って、教委や学校は何を考えているのか理解に苦しみます。抽選ではずれたとか言うのでしょうが、この時期の修学旅行は、いろんな意味であり得ないでしょう。まず1年間で一番暑い時期なので、熱中症その他健康面での心配があります。夏休みの時期をつぶすこと自体が問題だと思いますが、中学受験を考えている生徒にとっては本当に痛いのです。この時期の2~3日の穴はそう簡単には埋まりません…

夏が1年間で最も成績を上げられる期間であることは間違いありません。ということは、(気を抜いていると)1年間で最も成績が下がる可能性がある期間でもあります。
特に、小6・中3の受験生は、正に天王山です。コケるわけにはいかない戦いが始まります。ほとんどの生徒が、今の成績のままだと受からないレベルの学校を志望校に掲げています。この夏で力をつけて成績を上げないと、志望校を変更せざるを得ないケースも出てくるでしょう。

小6・中3は、過去問対策も本格的にスタートします。授業の中で実際の過去問を使って演習を行うケースも多くなってきます。1つの目安は、夏が終わった時に、自分の第一志望校より1ランク下の学校の過去問で合格点を取ることです。
例えば中3の最上位クラスを例にとって言えば、全員が都立自校作成校や早慶高等の最難関校を目指しているのですが、夏が終わった時には中附レベルの過去問では3科で合格点を取らないと話にならないのです。
(次回に続く…)

ネット選挙の恐ろしさ<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月26日 12:09 AM
  • 未分類

そういう意味では、大勝した自民党も含めて、既存政党はネット選挙の影響を過小評価しすぎていたのだと思います。はっきり言って、舐めていて対策が甘かったということです。
候補者個人で言うと、それこそネットやSNSを自分で使ったことがないというレベルの方も少なくありません。(報道番組の特集で、初めてメールを使ったお爺ちゃん候補者の様子を見ましたが、ちょっとほのぼのとしてしまいました)
そっち方面に造詣が深くても、大政党に所属していると、なかなか自分だけ「抜け駆け」することができないこともあると思います。次回からは、政党としてもう少しきちんと対策を立ててくると思いますが、今回の山本さんのようなレベルで徹底できるかというと、甚だ疑問です。20万人のフォロワーは簡単に作れないでしょうし…

考えてみたら、この現象は選挙だけのことではないのだと改めて感じます。今の世の中、ネットを味方につけられるかどうかはとても大きいのです。I T業界やゲーム業界等、直接それを仕事にしている職種はもちろんですが、我々のようなお客様を相手にする仕事(特に信用商売)では、ネットの影響は甚大です。

ホームページがなければ、勝負の土俵にも乗れない時代です。まず最初は、ホームページの情報でじっくり検討するという方の割合は年々増えてきています。フェイスブックやツイッター、ライン等の公式アカウントを持っている企業・お店も増えています。(GSはありません(ーー;)) ブログによって、思いを伝えられるケースも多いでしょう。(これは引き続き頑張ります!)

お客様とのメールでのやり取りも大変重要です。GSもそうですが、ホームページから初動の問合せができる場合が増えています。それに対する対応の上手い下手で、集客は変わってきます。まずはスピード(GSでは必ず24時間以内にフィードバックをしています)、そして誠意ある対応ができるかどうか…
GSでは、小6・中3の受験生のご家庭の保護者とは、メールでつながっています。ご希望の方に登録していだたいて、ご相談等をメールでも受けられるようにしています。こちらから緊急でお伝えしたいことがあって、電話がつながらないような時にも、とても重宝しています。結果として、ほとんどの保護者の方が登録をしていただいています。これも、ネットがここまで普及したからこそできることです。(私がこの仕事を始めた頃には考えられなかったことです)

仕事を離れた個人としても、この時代にネットを使えない(使わない)のでは、確実に損をしていると思います。今後も、どんどん新しいサービスは普及してくるでしょう。一定の取捨選択は必要だと思いますが、そのためにも、まずは積極的に手に取ってみることが必要なのではないでしょうか?

ネット選挙の恐ろしさ<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月25日 12:12 AM
  • 未分類

日曜日の参議院選挙は、大変盛り下がったまま終了しました。今回は、戦前からある程度結果が予測できたことと、政策等の争点がほとんどなかったため、これだけ投票率が低くなったのだと思います。
この投票率の結果から、ネット選挙(運動)解禁の影響はあまりなかったと分析している文章をいくつか目にしまたが、「そんなわけねぇだろ!」と思わず突っ込んでしまいました。私は、当初考えていたよりも、ずっと影響が大きかったと感じています。

一番分かりやすい例が、東京選挙区で当選した山本太郎さんの選挙活動です。おそらく、ネット選挙(運動)が認められていなかったら、当選していなかったと思います。実際、前回の衆議院選でも立候補しましたが、ここまでの勢いはありませんでした。
多少知名度があるとは言っても、政党どころか、きちんとした支援団体もにも所属せずに(何しろ所属団体が「今はひとり」ですから…)、あれだけの票を獲得できたのは、ネットでの選挙運動を最大限に活用したからに他なりません。

なにしろ、ツイッターのフォロワーが20万人以上もいるのです。(他の候補者たちは、多い人でも数千人くらいでした) その中から、ボランティアの選挙スタッフが1200人くらい名乗りを上げ、献身的に選挙運動を手伝いました。普通大きな政党でも都の全域にポスターを貼るのに相当大変な思いをするのですが、山本さんの場合はその人海戦術により、あっという間に貼り終わったそうです。

選挙運動期間も、とにかくネットの強みを最大限に利用しました。どこで演説会をするかの情報がSNSを中心に拡散し、行く先々での集客につなげました。その演説の様子はもちろん、プライベートの部分に至るまで、活動しているいる間はほとんど生で映像が配信されていました。(これらの作業をしていたのもボランティアです) その場所に行かなくても、演説の臨場感がリアルタイムで感じられるのです。
もちろん、演説で聴衆を引きつける力もあったのだと思います。私も何度か動画で見ましたが、政策の中身はともかくとして、話し方や人々の巻き込み方は、勉強になった部分もありました。通りすぎようとするお父さんをつかまえて、「このまま声を上げなくていいんかい!」と締めたりしていました(笑)。

一番影響が大きかったと思うのは、若い人たちを中心に、ラインやツイッターやフェイスブック等のSNSで、「山本さんに投票してね!」という拡散が、大量になされていたことです。政治にあまり興味がなくて、選挙に行くつもりがなかったのに、友だちからそういう「お願い」が来たので、行くことにしたという声を多数聞きました。
(次回に続く…)

都立小学校開校その後<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月24日 12:04 AM
  • 未分類

3つ目は、一部の委員からも発言が出ている通り、小学校低学年の生徒はそんなに遠くへは通えないだろうということです。1校しか開校しないのであれば、例え東京の真ん中あたり(小金井~吉祥寺の間くらいかな?)に作ったとしても、全都から募集するのは無理があると思います。そこで複数開校の案が出てくるわけですが、委員からの発言にも見え隠れしている通り、今まで都がこういう新しいことをやろうとする場合、まずモデル校(はっきり言って実験校です)で試してみて、その成果を見て次を検討するというやり方をやってきました。都立中学校では白鴎中がそうですし、今構想段階の国際バカロレア導入も国際高校1校のみでスタートしようとしています。その考え方で言うと、まずは1校のみのスタートということになるのでしょう。広い範囲から生徒を集めることができないのであれば、都立小学校のメリットが減じてしまうと思うのです。

4つ目、私はこれが一番大きな問題点だと思いますが、教員の配置・確保の問題です。都立中開校の際は、併設の高校で指導している先生が中学生も指導したり、全都の公立中学校で指導している中から優秀な先生を公募したりして対応しました。私が見ている限り、一定教師の質は確保できていると思います。(偉そうですいません…)
しかし、都立小学校をまっさらの状態から開校するとなると話が違ってきます。しかも、最初は1年生だけのスタートとなるのです。その生徒たちのためだけに教師を配置するのもなかなか難しいと思いますし、どういう先生たちが担当するのかも興味深いところです。いわゆる「都立の先生」は、小学生(ましてや1年生)を相手にすることは慣れていないてしょうし、今の学校で優秀な先生であればあるほど、小学校での勤務を希望をしないでしょう。そもそも、教員免許は「小学校」と「中学・高校」ではまったく別のものなので、そこの問題をどう解決するのかも見えてきません。
そうなると、今都内の(市立・区立)小学校で指導している先生の中で優秀な人を選抜してということになるのでしょうが、小学校の先生は、優秀な生徒ばかりを集めたクラスを指導した経験がありません。むしろ、そういう子に照準を合わせた指導をしないようにすることが体に染み込んでしまっている先生が多いのではないでしょうか?
私立小学校や塾から、優秀な先生をヘッドハンティングするくらいの覚悟があればいいのですが、おそらくそんな発想はないと思います。大学院生に(片手間で)指導させるようなことは止めて欲しいと思います。
いずれにしても、都立小学校が成功するかどうかは、初代の校長・副校長も含めた教師の質・レベルで決まるのは間違いないと思います。

都立小学校開校その後<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月23日 12:02 AM
  • 未分類

検討委員会の発言を見ていて、「都立小学校がうまくいく気がしないのはなぜだろう?」と考えてみました。理由が4つ思いあたりました。

1つ目は、12年一貫教育に懸念を感じている委員が多いということです。「ずっといることが不幸だという事例は必ずある」と発言している方がいるくらいですから… 
私は、そもそもまだ構想の時点でそんな議論をしているのがおかしいと思います。3年だろうが6年だろうが、合わない生徒は合わないわけで、要は全然ついていけない生徒を抱えてしまった時にどうするのか?という疑問が根底にあるのだと思います。そんな生徒を高校まで(ましてハイレベルの授業を謳っている)無条件で進級を認めるのはまずいだろうということです。
確かに、5歳や6歳の時に入学試験かあるわけですから、どうしてもそういうことは起こるでしょう。私立では原則大学まで保証をしているところが多いのです。例えば、慶應幼稚舎(小学校です)に入学できれば、余程のことがない限り慶応大学に進めるのです。 しかし、その途中過程でドロップアウトする生徒はどこの学校だっているわけで、そのことを今の段階から議論していてどうするのだろうと感じるのです。

2つ目は、「グローバル教育」という言葉に引きずられ過ぎていると感じることです。英語の早期教育や、理数教育の充実がコンセプトにあるのは分かるのですが、はっきり言って、「小学生低学年のうちからそんなこと言ってもねぇ」と感じるのです。基本的な勉強習慣をつけること、読み・書き・計算をしっかりできるようにさせること、様々な科目に対して興味を持って取り組めるようにすることが先決で、今議論されているような抽象的なグローバル教育の話は、その先の話です。
今、日本全体がこの言葉に踊らされている感じがしています。高校生・大学生に対して、グローバル教育の徹底をということが叫ばれていますが、私の目から見ると、その前にやるべきことがあるだろうと思うのです。
「小学校の時から英語を習ってます」という生徒が、どういうわけか中学校に入って、高校受験の段階になると英語で全然点数を取れなくなるケースがあったり、中高一貫校に中学校で入学した生徒が、高校受験で入学してきた生徒に英語の力が全然劣っていたりというケースが少なくありません。そういう生徒たちを見ていると、勉強を舐めているか、勉強への取り組み方が間違っている場合がほとんどです。「早い段階から英語を勉強しているからできるはず」と思い込んでいて、本質的な勉強をしていないのです。
それと同じ匂いを、今のグローバル教育推進の議論に感じてしまうのです。
(次回に続く…)

都立小学校開校その後<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年7月22日 12:00 AM
  • 未分類

12年間一貫教育の都立小学校の開校が決定し、月に1回のペースで検討委員会が開催されています。しかし、具体的なことは遅々として進んでいない印象を受けます。会議の議題と発言の内容は公開されているので、私は毎月注目して見ているのですが、正直まだ今の時点では何も進展していないに等しいと思います。

先月の検討委員会で出た発言の要旨を以下にまとめてみます。

〇 現在の6-3-3制よりも、3歳から9歳くらいまでを第1段階とし、それから10歳から4年間くらいが第2段階、そして最後に仕上げの段階というほうが、子供の脳の発達から考えると、理にかなっている。
〇理数を中心にするのであれば、創造性を養う必要があるのではないか。
〇国際的なリーダーに必要なのは、創造性と協働である。
〇 生徒は集団生活の中で互いが互いの個性を認めながら、自分の個性を自覚する。グローバルに対応する場合は、自分の個性に自信をもち、それを伸ばしていくことが大事である。
〇日本人としてのアイデンティティというか、日本の歴史や文化もきちんと学ぶ必要があるのではないか。
〇高等学校段階では全ての教育を英語で行うくらいのことが検討できないか。
〇小・中学校から英語教育をしっかり行うべきである。
〇兄弟がいない子供たちを教育するために、異年齢体験を学校内で意図的に体験させていくような集団づくりを行うことには意味がある。
〇12年間の中で上級生が下級生の面倒を見ることは、とても大切である。
〇入学者の決定に当たっては、保護者が納得できるような方法にしなければいけない。
〇この学校において、途中でどうしても合わなくなった児童・生徒の処遇をどうするかについて、きちんと議論しないといけない。
〇この学校に12年間ずっといることが児童・生徒にとって不幸だという事例は必ずあるので、12年間で全く切れ目がないよりも、どこかで分岐点を用意したほうが良い。
〇一度入学したら12年間、全員の面倒を見てほしい。
〇この学校を卒業した直後の進路をどう考えるのか。国内の大学だけではなくて、どんどん海外の大学へも進学するのであれば、この学校の特徴になるのではないか。
〇小学1年生が通うことを考えると、都内に1校で全都から希望者を募れるのか。
〇教員の数を多くできないか。正規教員ではなくても、大学院生を活用するなどの対応もある。
〇都立小中高一貫教育校が1校であれば、そのサービスを受けられる児童・生徒は限られるので、この学校での経験を他の都立学校に展開していくべきではないか。
(次回に続く…)

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