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2013年4月のアーカイブ

必要に迫られないと…

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年4月30日 4:57 PM
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会社の経理に携わっている方は同じ思いをされていると思いますが、GWの期間は前年度の決算の追い込みの時期にあたります。(5月末が申告の最終期限なのです)
うちのような小さな会社(本社・事業所が1ヵ所しかありません)は、大してやるべきことも多くありませんし、基本的に税理士の先生に任せているのですが、それでも、確認しなければならないこと、作成しなくてはならない書類等がかなりあります。本日も領収書の束と格闘していました。

基本的に、毎月の帳簿(複式簿記)はすべて自分でつけています。会計ソフトに入力すれば、ほとんど自動的にやってくれるのですが、費目等は自分で判断しなくてはなりません。経理マンにとっては当たり前のことなのでしょうが、「素人」にはなかなか大変なことなのです。最初は、マニュアルと首っ引きだっり、その都度税理士の先生の手を煩わせていましたが、今ではほとんど自力で処理ができるようになりました。1年前は、「借方」と「貸方」の区別すらできなかったのですから、大したものです。(自分で言うな!)

私が思うのは、人間は様々なことについて、本当に必要に迫られないとやらないし、無理だと感じていることでも、やるしかない環境に身を置いたらできるようになるということです。
これは、普段の仕事や、受験勉強でも同じことが言えると思います。「本当にやらなければならない」、「自分がやるしかない」、「他の選択肢がない」というような状況になれば、そのうちできるようになっていくはずです。そういう意味で、今の若い社会人たちや子どもたちは、とても恵まれているために、やらなくて済んでしまっていることがかなりあるのではないでしょうか? だとすると、とてももったいない話です。

GWを有意義にお過ごしください!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年4月28日 11:19 AM
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ゴールデンウィークがスタートしました。いい天気です。〇〇な体型の私にとっては、もう夏が来た感じです。早くクールビズにしたい!

明日から1週間は、本科の授業はお休みです。毎年、帰省やお出かけ等で、生徒が揃わないからです。私は、補習や面談、他塾の研修、講演会の準備等の仕事や、飲み会の予定等は入っていますが、比較的時間に余裕があります。

遠出の予定はありませんが、近場で買い物や、映画を見たりはしたいと考えています。
そんな時に強い味方になってくれるサイトをご紹介します。私がお世話になっているコンサルの先生に教えていただきました。なかなかの優れものです。皆さんも使ってみてください。

http://www.winriver.net/

受験生としての意識改革3

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年4月27日 10:24 AM
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今週はすべての学年で、新学年として初めてのテストの成績表を返却しています。中学生については、授業の中で全体に配付することはせず、1人ひとりの生徒と面談をしながら返しています。中1・中2は、授業の前後の時間等を利用して1人数分程度ですが、中3に関しては、保護者の皆様のご希望もあり(笑)、たっぷり時間を取っています。現在半分くらいの生徒と終了したところですが、短い生徒で30分、一番時間がかかった生徒は何と1時間45分でした!

生徒によって個々確認すべきことには違いがありますが、最大公約数的に挙げると…

①現在の自分の状況(成績・合格可能性・科目バランス等)が把握できているか
②志望校
③学校の定期テストや内申点についての確認
④成績の目標と期限
⑤成績を上げるためにやるべきことの確認
⑥1週間のスケジュール・タイムテーブル・生活管理

等について1つ1つ確認しています。①が把握できていなかったり、②があやふやな生徒は時間がかかってしまいます。学校の通信簿や模試の偏差値は分かっていても、このまま行ってしまうと入試でどういう状況になってしまうのか、というリアリティを持てていない生徒は何をやってもうまくいかないのです。
勉強の具体的計画についても、一緒に相談しながら組み立てないと作れない生徒も少なくありません。例えば数学で言うと、中1・中2の計算力がかなりまずいことは分かっていても、何をどうやっていけばいいのか、具体的な行動を決められない、実際に行動に移せない生徒が増えているのです。もちろん、それを何とかしてあげるのが塾の講師の仕事なので、相談して決めて、実際の取り組みを点検をするのですが、自分で目的意識を持って日々取り組んでいる生徒には敵いません。

とにかく、少し時間をかけてでも、生徒たちの意識改革・行動変化を起こそうというのが今週のテーマです。生徒たちの様子を見ていると、一定の効果は出ているように思います。今日もこれから、4件の生徒面談が予定されています。

受験生としての意識改革2

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年4月26日 3:56 PM
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受験生としての意識改革という観点で言うと、中学生は小学生ほどには簡単には行かないケースが多いのです。ある程度自我が出来上がってしまっていて(小学生と較べて)素直さに欠けること、長年の悪しき習慣が染みついてしまっていること、部活・定期テスト等もあり日々忙しく、落ち着いて自分の状況を振り返る時間がなかなか取れないこと等、様々な理由があると思いますが、一度話をしたくらいで劇的に変わるというようなケースはあまりありません。とにかく根気強く言い続けて、具体的な行動管理をしていかないとうまくいかない場合が多いです。
ある程度放っておいても、目的意識を持ってきちんと取り組むのは女子生徒に多いです。(これは小学生についても同じことが言えます) 特に最近、男子生徒の幼さが加速している実感があります。自分の意志があまりない、コツコツ取り組むのが苦手、大人ときちんとコミュニケーションが取れない、というような部分が特徴的ですが、「家族カウンセラー」の立場で言うと、ほとんどの場合保護者(特に母親)の責任が大きいと思います。子どもの頃から甘やかせてしまい、様々なことを先回りしてやってしまうために、子どもが困難を自分の力で乗り越えることができなくなってしまっているのです。
子どもたちにとって、受験が人生で初めての大きな関門ですが、今後、就活・仕事・社会生活・婚活等、様々な関門を乗り越えて行けるのか、とても心配になってしまいます。
塾の講師の仕事は、ただ目の前の成績を上げて、とりあえず受験で合格させることだけではありません。前述したような視点で子どもたちを見つめて、長い目で子どもたちが成長・活躍できるようにバックアップしていかなくてはならないのだと思います。
(次回に続く…)

受験生としての意識改革

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年4月25日 8:57 PM
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本日私は、小6都立中クラスの担当でした。今日1日の授業で、生徒たちの様子がだいぶ変わったように感じます。

前述した通り、週末に保護者会を開催し、入試のことや今後の学習のこと等、様々なお話をしました。その後、ご家庭でも志望校のことや勉強の仕方等について話し合いをされたご家庭が多かったようです。すでに生徒たちが来た段階で、少しピリッとした感じがありました。(毎回、保護者会や保護者面談の直後はこうなるケースが多いです。家でお母さんが子どもを締めていなければいいのですが…笑)

また、本日は小6としての初めてのテストの成績の返却日でした。答案と共に、個人成績票を配付して、偏差値や順位、分野別の得点率等の見方を説明しました。生徒たちが一番敏感に反応したのは、志望校の合格率と志望者内順位のところでした。自分と同じ志望校を持つ生徒たちの中で、〇人中〇位というデータが出ているので、本番共に戦うライバルたちの存在が初めて身近なものになったのだと思います。
個々の生徒によって成績の良し悪しはありますが、大事なことはしっかりと解き直し・復習をすることです。復習ノートの作り方についても、再度説明をしました。ポイントは、ただやり直しをすればいいわけではないということです。このノート作りを通して、忘れていた知識をまとめ直したり、ミスの分析をしたり、次に点数を取れるような復習をしていかないとならないのです。説明したことは生徒たちは理解したようですが、実際にノートを点検しながら、復習の質をチェックししていく必要があります。

このタイミングを見計らっていたこともあるのですが、今年南多摩中に合格した中1生に来てもらい、生徒たちの前で体験談を話してもらいました。保護者会でも告知していたため、保護者の方でどうしても一緒に聞きたいという方もいらっしゃって、生徒たちに混じって聞いていました。
志望校の決定や、勉強方法、スランプの克服法、入試本番や合格発表の思い出等、30分近くに渡って話をしてくれました。生徒や保護者の方からの質問にも答えてもらいました。最後には、「来年、南多摩中で待っています!」と言ってくれるサービスぶりでした。話をしてもらっている最中から、みるみる生徒たちの表情が変わってきた様子が見て取れました。憧れの制服を見て来年これを着たいと強くイメージできたり、具体的な勉強方法が参考になったり、合格した先輩でも決してずっと順調ではなかったんだということが実感できたり、様々な理由があるのだと思いますが、とにかくこの時期にこういう機会を作ってよかったと思いました。(〇〇さん、ありがとう!)

このチャンスを逃す手はありません。その後の授業で書かせた作文のタイトルは、「~本日の話を聞いて~ 私の決意」でした。この内容もなかなか良かったと思います。ほとんどの生徒が、「〇〇中学に合格します」と言い切っていました。「合格したいと思います」ではないことがポイントです。

「たった1日で、受験(受検)生としての意識がこんなに変わるんだ…」と改めて感じた次第です。

調布市の問題に学べ2

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年4月24日 12:40 PM
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調布市では、昨年の12月に小学校5年生の女子児童が給食でアレルギーを持つ食材を食べて、アナフィラキシーショックによって亡くなってしまうという痛ましい事故が起きています。これも大々的に報道されたので、記憶にある方も多いと思います。市教委は会見で、「2度と同じ問題は起こさない。対策を徹底する」というコメントを出しました。

しかし、先週調布市の小学校でまた同じ問題が起きてしまったのです。小学校1年生の給食の時間(この日が初めての給食だった)に、牛乳アレルギーを持つ児童が、牛乳を飲んでしまいました。幸い大事には至らなかったようですが、牛乳はこの生徒にとって除去食品に指定されているものだったので、また大きな事故につながってもおかしくない状況でした。

担任教師も、その生徒に牛乳を飲ませてはいけないことは把握していました。その児童の分の牛乳は教室に届いていませんでした。しかし、教師の分が渡ってしまい、教師が気づいた時はもう飲んでしまった後だったそうです。担任教師は「他の児童の対応をしていて注意が不足してしまった」と、教委は「再発防止に取り組む中で許されない失態。対策を取って改善につなげたい」とそれぞれコメントを出しています。

皆さんは、ここまで読んでどうお感じになるでしょうか? 世間では、いったい担任教師は何をやっているんだ!」とか、 「命の重さを分かっていないのか!」という論調が多いようですが、私はどうしても担任の先生を責める気になれないのです。それは、前回の死亡事故を受けて、市の教委が出した「事故の要因と対策」に???と感じていたからです。

前回の事故を受けて、市教委の教育部長を座長とする検証委員会が設けられ、68ページにも及ぶ膨大な報告書が提出されました。私はそれをすべて目を通しましたが、正直「これは最悪だ。また同じことが起こるかもしれない…」と感じました。残念なことにその懸念が当たってしまったわけですが、私がなぜそう感じたのかを以下に記します。

以下検証報告書からの抜粋

~冒頭部分より~
「児童・生徒の命を預かっている学校の全教職員は、食物アレルギーのある児童・生徒について一人ひとりの状況を把握し、研修による知識の習得はもちろん、日常の訓練も行いながら常に危機管理意識と緊張感を持つ必要がある。そして、そのための努力を惜しんではならない。」
「今回の事故は、女の子が担任に気分が悪いと訴えてから14分間における対応が生死の分かれ目になっている。わずかな時間の中で多くの者が夢中になって駈けずり回りながら、無我夢中でできる限りをつくしている。(中略)しかし、一人の女の子の命を守れなかった。これは事実である。誰かを責めるのではなく、その場に居合わせた一人ひとりが、どうすれば女の子の命を守れたのかを考えて欲しい。」

~事故発生の要因~
1.チーフ調理員が児童に除去食を伝えていなかった。
2.担任が除去食一覧表で確認しなかった。
3.保護者が児童に渡した献立表に除去食のマーカーを引いていなかった。
4.担任が初期対応を誤った。
5.養護教諭が初期対応を誤った。
以上の内一つでも実施されていたら、女の子の命を守れたのではないかと考えられる。

いかがでしょうか? 私は、事故発生の要因に関する部分については、読んでいて怒りすら覚えました。簡単に言うと、市教委が事故を学校や個人の責任にしたいという考えがありありと見て取れて、非常に不快な思いを感じたのです。報告書の中で、子どもを亡くした保護者のミス・責任にも言及するって、どういうつもりなのでしょうか?

市教委は報告書の中で、今後どうすればこういう事故をなくせるかということについて、かなり細かいところまで規定しています。「これをこの通りにやれば、絶対にアレルギーの事故なんて起こらないぞ!」というようなニュアンスも伝わってきます。しかし、同じような事故が再発してしまいました…

私はどう感じているかと言うと、学校現場(校長や先生方、調理員、保健の先生等)は、かなり危機感を持って取り組んでいるし、市教委が出しているガイドラインに沿って、日常の業務を真面目に遂行しようとしていると思います。先週の牛乳誤飲についても、当該生徒に牛乳を渡してはいけないことは理解していました。しかし、小学校一年生の初めての給食の時間のゴタゴタの中で、管理しきれなかったのです。
配膳担当の児童に、「〇〇さんに牛乳を渡さないでと伝えること」、「いただきますをする前に、除去食が渡っていないことを担任教師が確認すること」が、市教委の出しているマニュアルです。その指示を守らなかったことを市教委は問題̪視しています。ちょっと待ってください。一年生のこの時期の子どもに、そんな指示が通ると思いますか? まだお互いに顔と名前が一致しないかもしれません。先生は、「配膳が終わって自分の分の牛乳が足りないので、該当児童に渡ってしまっていることに気づき、回収しようとしたらもう飲み始めてしまっていた」と話しています。まだ給食に慣れていないこともあり、当然そんな状況になってしまうことは、想像できる範囲内でしょう。
市教委が、現場への想像力を著しく欠いていて(あるいは分かっていながら)、理想論・あるべき論を振りかざし、学校や一教職員に責任を押しつけています。報告書でも、「〇〇は~することになっている」 「〇〇は~と決めてある」というような表現が多く、他人事でアリバイ作りをしているようにしか読めない部分が多いのです。現実的にアレルギー事故を防ぐためにどうしたらいいのか、もし起こってしまった時に誰がどういう行動を取ればいいのかがまったく見えてきません。

私は、2つしか方法はないと思います。1つは、できないことはできないとはっきりさせて、学校現場で責任を取ることを放棄してしまうことです。給食を止めるのも一例です。保護者が責任を持ってお弁当を用意すれば、こんなことは起こりません。事情があってお弁当を作れない家庭があるからとか、特に小学生はお弁当の内容によって差別につながるからとか、様々な給食絶対必要論がありますが、アレルギー事故のリスクと天秤にかけて再度議論する余地はあると思います。
2つ目は、アレルギー対応が必要な生徒について、絶対に除去食が渡らないシステムを構築することです。例えば、該当の生徒だけは調理室に行って直接調理師から受け取るとか(おかわりも含めて)、低学年等必要なクラスについては、配膳の時間だけ生徒のアレルギーの状況を把握した補助の人員(手の空いている教師や事務職員等)が必ずつくようにするとか、いくらでも方法はあると思います。
調布市の対策を読んでいると、「教職員の意識の改革」、「配膳の際の徹底」、「除去食が渡っていないかを再確認」等、あまり意味がないことが羅列されています。担任のマンパワーのみに頼っていることも含めて、実行性がないこと、何か他でトラブルが起こった時に漏れが生じてしまうことは抜本的な対策にはなりません。

とにかく、今後他の学校(調布市以外)も含めて、不幸な事故が1件も起こらないことを切に願います。そのためには、この調布市の事例を各自治体で教訓として、抜本的な対策を立て直す必要があると思うのですが、いかがでしょうか?

調布市の問題に学べ

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年4月23日 1:08 PM
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調布市の小学校で様々な問題が頻発しています。たまたま調布市で重なっただけだとか、マスコミが悪意を持って取り上げるからだとか、擁護する意見もありますが、私は教委の対応を調べていて、たまたまではないという感想を持ちました。こういう対応を続けていれば、さらに問題は続くだろうとすら感じます。

ここ数日、教師の暴言事件が大々的に報道されています。テレビのニュースやネット等で肉声が公開されているので、聞いた方も多いのではないでしょうか?
2年生のクラスを担当している50代の女性教師(ちなみに東大卒です)が、行動が遅い特定の児童数人に対して、日常的に「いつものダメな人たち」扱いをし、「どういう脳みそ?」とか、「ダメな人生やめたら?」というような暴言を投げかけています。クラスの他の児童に同意させていたりして、いじめを助長しているようなレベルです。たまたま生徒がボイスレコーダーで録音した日の分が公開されていますが、聞くところによると毎日のようにこんな状態だったようです。
これについては、対応すべき方向性についておそらく誰も異論がないはずです。この教師は授業等の勤務から即はずして、何らかの処分も検討する。少なくとも、子どもたちを指導することは当面許されてはならないというのが通常の感覚でしょう。ところが、教委の対応は驚くべき鈍感さなのです。

問題は、昨年の1学期から起こっていました。保護者からのクレームで校長がこの女性教師の暴言について指導していることからも明らかです。学校ではどうしようもないと判断した保護者が教委に相談したのが11月。その時点で教委はかなり詳細な状況を掴んでいたようです。担任はすぐにはずしたものの、学校勤務をはずしたのが1月。それから都の教委に処分を具申するも、暴言を理由とした処分は前例がないのでできないとの回答に基づき(この都教委の対応も大問題ですが…)、何と!4月から同じ学校に復帰させることを決めたのです。これに保護者が(当たり前ですが)猛反発。危機感を持った保護者がマスコミにリークしたというのが真相のようです。
今この教師は何をしているかというと、市教委に出勤して「研修」を受けているそうです。念のため「研修」の内容を確認しましたが、市教委の担当者は、「録音した自分の発言を聞かせたりして問題点に気づかせ、反省を促している」と… ここまでくると、笑止千万と言わざるを得ません。

この一連の市教委の対応のまずさが問題を大きくしたことは明らかですが、私は違う視点の問題を感じています。
1つは、こういう教師は他にもいるので、この教師個人の問題で終わらせてはならないということです。さすがに今回のような異常なレベルの教師は少ないと思いますが、それに近いレベルの教師は多くの学校に存在します。やはり小学校に多いでしょう。校長のリーダーシップや市教委の対応によって、それが顕在化しない場合が多いだけの話です。抜本的な教師の研修や、それでも改善が難しい教師を指導からはずすシステムの構築が必要です。
その点を考えた時に、2つ目の問題点が露呈してきます。今回の調布市の問題でも明らかなように、学校の管理監督をするのは市教委ですが、任命・処分の権限は都教委にあるため、組織のシステムとして迅速な対応が取れないようになっているのです。いじめ問題でも指摘されたように、各教委の保身や事なかれ主義がさらに問題を大きくしている側面もあります。
大阪の橋本市長が先陣を切って発言していますが、教委制度の廃止や首長による直接管理(任命・処分等も含む)を検討している自治体も出てきています。この点について言えば、私も全面的に賛成です。もっと言えば、現場の校長に一定の権限を与えるべきとすら思います。特に人事面において、私立の学校が公立と違って迅速な対応を取れるのは、この点にも理由があるのです。

この教師の暴言問題に隠れてしまっていますが、調布市の学校では、ある意味もっと根深い問題も発生しています。
(次回に続く…)

入試問題の再利用

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年4月22日 12:49 PM
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都立高校の入試問題自校作成が来年度から廃止になることは、すでにお伝えした通りです。進学重点校7校は、同じ問題を使用することになります。その背景には、各高校で(先生方が)入試問題を作ることの負担がかなり大きくなってきていたことがあります。

今年の国分寺高校の入試において、国語の問題で過去の大学入試からの流用があったということで問題となりました。都教委の調査の結果を添付しておきますが、このことで様々感じたことがありました。

まず、先生方も余程大変な思いをして作っていたのだろうなということ。私も、模擬試験の問題を今までに数多く作っていますが(数学や作文)、締め切り直前になってネタが見つからない時のプレッシャーはよく理解できます。私は流用したことはありませんが、国分寺高校の先生も、きっと已むに已まれずという状況だったのだろうなと、私はちょっと同情的です。

次に、やはり大学入試の過去問から引っぱってきたか…ということ。国語や英語の長文は、以前から(学校によっては)センター試験より難度が高いと言われていましたが、実際に大学入試の過去問を流用していて、設問もほぼ同じにしているということから、自校作成問題は大学入試レベルを意識して作成していることが分かります。(意地悪に解釈すれば、先生がそうすればバレないと考えたのかもしれませんが…)

こんなタイミングで、次年度から自校作成を廃止したことは、偶然ではないでしょう。現場の先生方の悲鳴・不満は都教委に伝わっていたはずです。
私は、それはそれでよかったのではないかと思います。今年の中3生については、過去問対策がやりにくくなるのは確かですが、数年後には逆に指導がしやすくなりますし…

当たり前ですが、私立中学・私立高校は入試問題を自校作成しています。私立の場合は、先生方の異動もありませんし、入試問題の出題内容によって「アドポリ」を示すことができるので、どこの学校も力を入れて作成しています。(先生方が公務員で異動もある)都立高校と同列には語れないと思います。

私立中高や大学入試も含めて、私の提案は、過去問の良問はどんどん再利用すべきということです。実際、私立高校や大学入試では、多少の改変も含めて、自分の学校の過去問を積極的に再利用しているところも多いです。(大学の中には、「過去問を再使用する宣言」を出しているところもあります。実はセンター試験でも認められています)
過去問をやっているかどうかで不公平が生じるという反対意見もありますが、過去問をしっかり解いてきている生徒はそれだけその学校に入りたいと考えて取り組んでいるわけですから、私はまったく問題ないと思います。受験生にとっても、対策が立てやすいので歓迎すべきことでしょう。

そういう視点で見た時には、今回の都教委の以下の対応は、ちょっと時代遅れにも見えてしまうのです。

都教委調査

保護者会

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年4月21日 10:54 AM
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この週末は、受験学年の保護者会を実施しています。昨日中3が終了しましたが、本日小6は私立中コースと都立中コースで分けて2回行います。さすがに受験学年ですので、出席率はほぼ100%です。お父さんのご出席が多いのもありがたいことです。

この時期の保護者会の目的は2つです。1つは、毎年変わる入試制度や受験状況について、正確にお伝えすること。特に、都立高校の入試が毎年猫の目のように変わるので、2~3年前の情報はほとんど使えないのです。少し歳の離れたお兄ちゃん・お姉ちゃんがいるご家庭は要注意です。保護者の方が昔の感覚で受験に向かってしまうと、「こんなはずじゃなかった…」ということになってしまいます。
中学入試の方も、この時期に保護者の方に受験情報を完全に把握していただくことがとても重要です。都立中の方は、どんな問題が出題されるのかというところまでお伝えしなくてはなりません。なぜならば、ご家庭でご協力いただかなくてはならないことがあるからです。私立中の方はそれがなかなか難しいと思いますし、中3はもうどうしようもないですね。本人が頑張らないと…

もう1つの目的は、今後1年間(もう9ヵ月ですね)、塾でどういう形で学習を進めていくかということをきちんとお伝えすることです。すべての担当教師から、直接現状と今後の指導についてご説明しています。
塾での大まかなスケジュールについては、受験期まで含めて提示しています。受験に向けた受験校選びや手続き、9月以降の日曜日の予定(模試や日曜特訓)等をお伝えすることも重要な点です。

これからの時期、どうしたら力をつけられるのか、成績を上げられるのかということも具体的にお伝えするのですが、保護者の皆様はそこについては、「我が子はどうなのか?」ということを個々お話ししたいはずなので、GWが明けたらすぐに保護者面談を実施することになります。

中3については、保護者の方からのご要望も多かったため、保護者面談に先立って生徒面談を実施することになりました。それも授業の前後の10分~15分程度の簡易面談ではなく、たっぷり時間をかけて、志望校のことや勉強方法等、じっくり話をして欲しいというご要望が多いです。中には、「最近ぶったるんでるんで、気合を入れてやってください」というご要望も…(^_^;) 早速、昨日の授業で生徒にその話をして、スケジュールを確定しました。生徒たちの「げっ、母ちゃんたち、何余計なことしてんだよ…」というような表情がとても印象的でした。(笑) 本日より生徒面談もスタートします。

教育改革の続報

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年4月20日 1:42 PM
  • 未分類

以前にブログで紹介した幾つかの教育改革について、その後の進捗状況をまとめておきます。

〇大学入試で文系学部も含めて数学の必修化
→見送りとなりました。「必修」ではなく、「重視」することを各大学に求めるとのこと。何か言葉遊びをしているような気が…

〇大学入学・卒業時におけるTOEFLの必修化
→各方面で反対が多かったものの、現時点では法制化に向けて進んでいます。公務員試験受験においては、一足早く必修化が決定。大学については、国公立や私立難関大学に限って、入学や卒業の条件とする案が一番可能性が高そう。

〇学校で全員にタブレット配付
→2015年からスタートしそうです。小学生にも持たせるみたい… ゲームやるなよ!

〇公立高校の授業料無料中止
→当面、中止になりません。ただし、家庭のトータル年収で制限がかかるようになります。おそらく、年収700万円がライン。これを超えている家庭は有料になります。ちょっと不公平…

〇幼稚園・保育園無償化
→ほとんど進んでいません。待機児童0の施策も掲げていますが、現状では施設・職員が足りません。長期戦ですね。育児休暇の延長(子どもが3歳になるまで・父親もOK)は、今年中に決定するかも…

〇都立小学校の開校
→今月から本格的に動き出すようです。早ければ、2年後の開校も。普通に行けば2016年度からかな。

〇就活期間の変更
→2015年度(現在の大学2年生)からの変更がほぼ決定。
説明会等…3年生の3月以降(現在は3年生の12月)
選考   …4年生の8月以降(現在は4年生の4月)
抜け駆けした企業への罰則等も強化へ。公務員試験の日程も後ろにズラさないとダメですよ。

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