ホーム > アーカイブ > 2012年11月のアーカイブ

2012年11月のアーカイブ

教育に関する公約

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年11月30日 12:50 PM
  • 未分類

昨日の続きです。
教育に関して自民党が掲げている「選挙公約」は他にもありますが、このブログの読者に直接関係するであろうものを挙げると…

1つは、大学の9月入学の促進です。東大が先陣を切ってこの方針を掲げたことにより、国全体で取り組むべき課題として認識されていましたが、早くも公約に入ってきました。欧米諸国等世界では9月入学が主流のため、優秀な留学生や帰国子女を獲得して競争力をつけたいという考えに基づいています。今日本は4月入学のため、日本の大学には来にくい状況があります。(もちろん、日本の高校生が外に出ていく時にも同じことが言えます) このことが、(優秀な大学ほど)社会的にも経済的にもメリットがあると考えられているわけです。
しかし、高校までは4月入学を変える計画ではありません。自民党案では、3月に高校を卒業してから半年間は、広い視野を養うために体験的な社会活動等(留学も入るのかな)に力を入れることができる体制を取るとなっています。大学に通う学費を稼ぐために、バイトに明け暮れる学生も出てくるかもしれませんね。一方で遊び呆けてすっかりふにゃふにゃになってしまう者も… いずれにしても、その半年間の使い方次第で、プラスにもマイナスにもなる政策だと思います。

2つ目は、いじめ対策です。「いじめ防止対策基本法」を成立させ、学校・家庭を巻き込んでいじめを減らしていこうという政策です。具体的には、学校の権限強化と、家庭・地域も含めた通報義務です。以前にも書いたように、学校で犯罪にあたる行為があった場合は、どんどん警察の力を借りるべきであるという方針と共に、いじめの加害者の生徒に対しては、学校長の判断で「出席停止」の措置が取れるようにするとの案です。
もう1つは、学校外においても、いじめを見つけた場合は、学校や警察に通報することを義務づけるという点です。これについては、なかなか難しい問題を含んでいます。何を持っていじめと言うのかの定義付けから始まって、いじめを知っていながら黙っていた者が、罰則を課せられたり、非難されたりしてしまうのかという議論もあります。
実際、国に先立って、各都道府県単位の条例の中で「いじめ防止」を盛り込んだところがあるのですが、この通報義務を最後になって削除しているケースがあります。例えば、子どもたちが学校でいじめの現場を見てしまった時に、先生や警察に「通報」することが義務になってしまうと、それが逆にプレッシャーになってしまったり、子ども同士で疑心暗鬼になってしまったり、マイナス面も指摘されているからです。
学校だけでなく、家庭・地域等全体でいじめをなくそうという取り組みには全面的に賛成ですが、「罰則」「義務」の強化だけでは、なかなか難しいということです。

維新の会の橋下さんは、もっと過激です。以前より、「義務教育でも落第・留年をどんどんさせるべきだ」と発言しています。「その学年の勉強がまともにできないのに、何で進級させるんだ」とも。さすがに、ここまでとなると様々議論が出てくると思います。勉強ができない子はいつまで経っても進級できないとなると、さすがに弊害が出てくるでしょう。学校での勉強は算数(数学)や国語だけでなく、実技科目もあるわけで、これはどうするのかとか、徳育の部分、つまり人間性に問題があると見られる生徒をどうするのかとか…
子どもは競争をさせるべきだという考え方や、(限定的な)体罰容認論と共に、石原さんも教育に関してはほぼ同じ考えを持っています。教育政策に関して、注目される存在であることは間違いありません。

小学校が7年制に?

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年11月29日 12:33 PM
  • 未分類

衆議院選挙が近づいてきて、各党がマニフェスト・選挙公約を発表しています。仕事柄、特に教育に関する部分は注目して見ています。前回、民主党が高校無償化を謳っていた時に、保護者の皆さんがとても盛り上がっていたのを思い出しました。今回は、世論調査等の状況から、必然的に自民党の公約に目が行くわけですが… (ちなみに、私はバリバリの無党派層です。念のため)
一番目を引いたのは、小学校を7年制にして、義務教育を10年間にするという部分です。1年前倒しして、5歳時から小学校入学を義務づけるようですが、外国の成功例を参考にしたとのことです。政権を取ったら、1~2年後から実施すると言い切っていますので、かなり本気です。
私は、早期教育による学習効果という部分はもちろん、世のお母さんたちの負担軽減という視点でも、とても良いのではないかと思います。現在、保育園や幼稚園に入園させるのがとても大変で、費用もかかるため、通わせたくても通わせられないという家庭が多いと聞きます。今までより1年早く学校に通うようになれば、お母さんもパートで働きに出ることもできるようになりますし、経済効果にもつながるかもしれません。
ただし、財政面の負担が増えたり、教室や教師が不足したり、通学の安全確保をどうするかというような解決していかなくてはならない課題があることも追記しておきます。
外国の例を調べていたら、確かに義務教育の延長により、基礎学力の底上げが明らかに認められたという事例はあるのですが、私が驚いたのは、スウェーデンの研究報告です。次の報告の一部を読んでみてください。

「1年間長く義務教育を受けた人々では受けなかった人々よりも、40歳を過ぎてからの死亡率がわずかに低く、肺がんや事故、女性では心筋梗塞などの虚血性心疾患による死亡率の低下が認められた。」

125万人を対象にしてデータを取ったもので、統計的な有意性はあるとの結論づけですが、その根拠はまだ解明されていません。私には原因・理由の想像すらできません。なぜ、40歳を過ぎてからなのだろう…?

三者面談に臨むにあたって その3

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年11月28日 12:45 PM
  • 未分類

<ポイント3>最後は頭を下げるしか…
三者面談では、最後は保護者の方に頭を下げていただかなくてはならない場面があります。
中学校の先生は、極力受験校を減らすように働きかけてくるケースが多いのです。私立で滑り止めを1つ受けて、あとは都立ね、というパターンです。都立第一志望の方に考えていただきたいのです。都立に合格できれば問題ないのですが、万が一都立に不合格となってしまった場合、私立のその滑り止めの高校に3年間納得して通うことができるでしょうか? もし、私立で選ぶなら、もっと他に自分にあった高校があるはずです。あらゆる面で気に入っている高校だったら、滑り止めではないはずですから… ということは、私立でも最低2~3校の受験を用意しておく必要があるということです。男子で、難関附属高校レベルを考えている生徒は、受験機会が多いこともあり、私立だけで4~5校受験することは当たり前です。というより、そのくらいの覚悟で受験に行かないと、最難関高に合格するのは厳しいということです。
三者面談でこちらからそういう話(私立の複数受験)をすると、中学校の先生は難色を示す場合があるかもしれません。でも、簡単に引いてしまったら、お子様の不利益になる場合が多いのです。必要なことは、しっかりと主張するべきだと思います。最後は、「結果についての責任は家庭で取りますので…」と頭を下げていただけば、だいたいOKとなるようです。
一昔前に較べると、物分かりの良い先生が増えてきたように感じています。それこそ、「好きにしてください。どうせ塾で決めてきたんでしょ。調査書何でも書くわよ」みたいな(笑)。先生ご自身が中学生の時に進学塾に通っていたり、大学生の時に塾でアルバイトとして働いたことがあるような方が多くなってきたこともあるかもしれません。
一番困るのは、若い先生で進路指導が初めてというようなケースです。学校というところは、ある意味治外法権的なところがあり、ベテランの先生でも他のクラスには口出ししないというような不文律?があるようです。先生方も忙しくて、他の先生のフォローまで手が回らないというようなこともあるでしょう。過去の例では、こちらが保護者を通して、先生に様々レクチャーしながら受験校を確定したり、担任の先生から塾に問合せの電話があって、基本的なことを一からご説明したというようなこともありました。
それでも、三者面談で話がこじれてしまった時(受けたい高校を受けられなくなりそうとか…)はどうすればいいのでしょうか? 私の25年の塾講師生活の中で、担当生徒の中学校の三者面談に一緒に行ったことが一度あります。その時は塾で働いている親戚のおじさんになりました。父親のふりをして、中学校の先生と電話で話をしたことは数知れず… (あっ、もちろんご両親に頼まれてですよ。勝手にそんなことしたら大問題だ) そのうち何度かは、かなり「強面」を装いました。(「装う必要がないだろ!」という突っ込みはお受けできません) 面白いもので、そうすると中学校の先生の態度が豹変するケースが多かったです。お伝えしたいことは、こちらの態度次第で対応が変わる場合が多いということです。
中学校の先生と揉めるのは得策ではありませんが、本当に困ったらそんな手もあるのだということを頭の隅に入れておいてください。いよいよ、来週から最終三者面談が始まります。

三者面談に臨むにあたって その2

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年11月27日 10:53 AM
  • 未分類

<ポイント2>第一志望校は譲らないこと
まだ今の時点では、第一志望の高校にまったく偏差値が足りない生徒、過去問をやってもまったく歯が立たないので不安になっている生徒等、いるのではないかと思います。しかし、まだこの時期に諦めてはいけません。都立高校は内申の比重が低い高校が増えてきています。内申が多少足りなくても、本番で点数を取りきれば合格は可能です。私立高校は、内申はほとんど関係がありません。本番で点数を取りさえすれば合格することができます。
毎年、それまで伸び悩んでいた生徒が、冬休みを境にして見違えるように点数を取れるようになってくる生徒が多数います。まだこれから3ヵ月近くあるのです。受験勉強に専念できる3ヵ月です。どれだけのことをできるか考えてみませんか? お伝えしたいのは、行きたい高校があるのであれば、今の時点で簡単に諦めないで欲しいということです。
中学校の先生は、安全策を勧めるケースが多いのです。「そんなに無理してどうするの…」というようなことを言われることもあるかもしれません。それでも、まだ可能性があるのであれば、合格を信じて立ち向かって欲しいということです。もちろん、昨日書いた通り、滑り止め校をしっかり抑えた上での話ですが…
三者面談では、「無理だよ」と1度言われただけで、希望を取り下げてしまうようなことのないように、強い意志を持って臨んで欲しいと思います。少なくとも、願書を出す段階になって、どうしても難しいという状況であれば、その時に受験校を変更しても遅くないのではないでしょうか?

三者面談に臨むにあたって その1

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年11月26日 12:36 PM
  • 未分類

毎年、中学校の三者面談が終了した日に、大変なことになってしまうケースが少なからずあります。生徒本人が泣いて帰って来たり、保護者の方が血相を変えて飛び込んで来たり…
様々な理由があるのですが、内申がかなり落ちたとか、第一志望校を口に出したら笑われたとか、自分が考えていた高校より2~3ランク下の高校を勧められたとか、予想以上にボロクソに言われたりして、動揺したり、落ち込んでしまったりするのです。「そんな高校絶対に無理だから受けちゃダメだ」とか、「明日までに〇〇高校(自分の成績よりかなりランクが下)の併願推薦を取るかどうか決めて来てくれ」とか言われて、パニックになってしまった生徒・保護者もいました。
そうならないために、三者面談に臨む前に、本人・保護者と綿密な「作戦会議」を開いておく必要があるのです。それこそ、「先生にこう言われたらこう答える」とか、「即答を要求されたら、その場で返事をせず1回持ち帰ってもらう」とかいう想定問答を事前に確認しておくことになります。
中学受験と違って高校受験は、中学校の先生に「調査書」を書いてもらえなければ、受けに行くことすらできないのですから、三者面談がいかに重要な局面かご理解いただけるものと思います。
今日から、3回に渡って、最終三者面談のポイントをまとめてみます。

<ポイント1>完全な「滑り止め校」を明確に決定しておくこと
中学校の先生が最も心配するのはこの部分です。中学校としても、どこにも受からない生徒を出すことはできないのです。ほぼ100%の確率で合格できる高校を、1つは受験する必要があります。
一般論で言えば、「併願確約(B推薦・C推薦)」の形で1校は受験する必要があります。内申が確定した時点で、推薦の形で受験できる高校の提示があると思います。その中から、学校見学等によって気に入った高校を1つ選びましょう。
ご家庭で考えていたレベルより、1~2ランク低い高校を提示されるケースもあると思います。中学校の先生としては悪気があるわけではなく、単に、合格が確実な高校ということでリストアップしてくださいます。まったく納得できない(もちろん本人の実力を加味した上で)高校であれば、お断りする勇気も必要です。その場合は、他で確実なラインの高校をこちらから提示しなくてはいけません。塾のテストや会場テストの結果(合格判定)を持参して、合格確実の判定が出ている場合は、それをお見せしたら納得してくれたというケースもあります。中学校の先生は、内申という1つの物差しでしか見てくれていませんので、そのあたりのかけ引きも必要になってくるでしょう。
埼玉県の高校は、個人(親子)で個別相談会に行く必要がある場合もあります。その際、確定した内申と、業者テストの成績表(高校によっては塾内テストでもOK)を2枚以上持参してください。条件をクリアしていれば、ほぼ確約の形がもらえると思います。(個別相談番号を願書に記入する高校が多い) 埼玉県は、1月(22日以降)に一般入試を行う高校が増えていることも特筆しておきます。ということは、冬休みが終わったら、もうすぐ入試です!
「併願確約」の形が取れれば、入試本番で余程のことがない限り合格させてもらえるのですが、逆に言うと、余程のことがあれば不合格となります。3科で120点以上とか、1科目でも1桁の点数を取ったらアウトとか、高校によって基準が異なりますので注意してください。

期末テスト終了→受験校最終確定へ

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年11月24日 11:58 AM
  • 未分類

中学生の期末テストが終了しました。特に中3生は、これにより内申点が最終確定してしまうため、とても重要なテストでした。生徒たちはよく頑張ったと思います。中2生・中3生は、授業のない日にもほとんどの生徒が塾にやって来て、黙々と勉強していました。
答案が少しずつ返却されてきました。その都度、生徒たちが結果を報告に来るのですが、特に中3生の答案を見る時は、ちょっとドキドキものです。「今までで一番良い点数だった」と嬉しそうに見せに来る生徒がいる一方、「できれば見せたくない」という感じで恐る恐る差し出す生徒も… 来週にはすべての結果が出そろうので、楽しみに待ちたいと思います。

中3生は、ここから3週間、ある意味とても大事な局面を迎えます。受験校の最終決定をする時期なのです。重要なことは、もう「志望校」ではなく、実際に受けに行く「受験校」の最終決定だということです。願書を提出するのは1月に入ってからですが、12月15日から私立高校の事前相談(これについては後述)が始まるため、それまでには受験校をほぼすべて確定しなくてはなりません。
来週で期末の結果が出そろい、それを受けて12月上旬から中学校での最終三者面談が始まります。そこで仮内申(仮とは言ってもほとんど変更になることはありません)が伝えられ、受験校を決定することになります。1月に入ってから一部変更は可能ですが、推薦の形で受験する私立高校(滑り止めとして併願推薦をもらう場合が多い)と、都立高校の推薦入試を受検するかどうかは最終的な決定となり、変更することは難しくなります。

事前相談というのは、中学校の先生が私立高校を回り、自分の中学校から受験を希望している生徒のリストを提出して、単願推薦・併願推薦の受験者について、内申基準を満たしているかどうかと、確約・あるいは優遇等の措置がもらえるかどうかの確認をして来る場です。12月15日が解禁日で、そこから一斉に中学校の先生が動き出すため、それまでに(中学校の方で12月12日くらいが締め切りとして提示される場合が多い)最終決定をしておかくなくてはならないわけです。

それに伴い、塾の方でも来週から「受験校最終決定面談」が始まります。中学校の三者面談より先に行うのが大変重要です。なぜかと言うと、事前の準備・作戦の上手い下手で、成果(三者面談の成果って何か変ですが…)が大きく違ってくるケースがあるからです。
(次回に続く…)

カウンセラーの仕事その1

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年11月22日 12:29 PM
  • 未分類

昨日のブログに、コメントをいただきました。私の問題提起を基に、家族で様々な話をして絆が深まり、家庭円満につながるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。そうですか… 今日は「いい夫婦の日」なんですね。別に狙ったわけではないのですが、タイミングが良かったですね。ちなみに、「いい夫婦の日をすすめる会事務局」(こんな組織があることに驚き!他の時期はどんな活動をしているのかな?)の行ったアンケートによると、夫婦円満の秘訣の1位~3位は「話をする・話を聞く」「信頼する」「言葉にして感謝を伝える」でした。また、いい夫婦の日に何をしたいか?という質問には、「2人で外食」と答えた人がダントツでした。今日は難しいでしょうが、明日にでも(明日は勤労感謝の日ですね。お父様方、主婦の仕事も勤労ですよ…)たまには夫婦水入らずで外食に出かけて、たっぷり話をしてみたらいかがでしょうか? 余計なお世話かな…(^_^.)

昨日、カウンセリングについてのお問い合わせもいただきました。私が持ってている資格は、民間の資格ですが(心理カウンセラーには国家資格がないのです)、「メンタル心理カウンセラー」「上級心理カウンセラー」「チャイルドカウンセラー」「家族療法カウンセラー」という4つの資格です。テキスト(ほぼ20冊!)で勉強を進め、何十枚にも渡る添削問題を提出し、返却されたものを復習して、何回かのスクーリングに参加し、最後に試験を受験して基準点を満たせば合格となります。勉強する内容は、心理学から、精神医学の基礎、最新のカウンセリング理論まで多岐に渡り、なかなか大変でした。1日かなりの時間勉強に費やしましたが(ほとんどが深夜の時間帯)、本格的に勉強を始めてからすべての合格証書をいただくまでほぼ半年かかりました。私にとって幸いだったのは、最後の試験はほとんどが記述・論述問題なのですが、これは私の専門分野のためにあまり苦労しなかったことと、実際に生徒・保護者の方・部下たちから相談を受けた経験が多かったため、具体的なイメージを持って勉強に臨むことができたことです。
現在も、NPOの「日本心理カウンセラー協会」に所属していますが、仕事が忙しく、月1回の定例会(勉強会)になかなか参加できないのが残念です。
私がカウンセラーの資格を取ろうと思ったのは、もちろん今の仕事で役に立つ・プラスになるからという理由が大きいのですが、生徒・保護者・職員を含めて、世の中のみんなを元気にさせてあげたい(Good Smileです!)という思いが強いです。
このホームページのトップページに「カウンセリングルーム」の案内を載せていますので、興味がある方はご覧ください。最近カウンセリングに訪れるのは、(元教え子・元部下が多いのですが)20代の若い方がほとんどです。(特に女性が多い) 就職を目前に控えた大学生や、就職して2~3年目の社会人が、将来のこと(仕事・結婚等自分の進む道)を真剣に考えた時に、様々悩みが深くなって誰かに相談したくなるようです。早い方は1回で、普通は2~3回で表情が明るくなって帰って行くケースが多いです。
もちろん、GSの生徒・保護者の方からはもちろん、塾の講師・代表の仕事としての相談で費用をいただくことはありませんので、ご安心ください。
(次回に続く…)

読売オンラインより

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年11月21日 5:10 PM
  • 未分類

先日ブログの中でご紹介した、読売新聞の「都立高校推薦入試の集団討論」の記事がオンラインに入りましたので、ぜひご一読ください。
(以下のアドレスを左クリックでコピーして、パソコンの画面左上のアドレス窓に貼り付けると早いです)

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/03/20121117-OYT1T00453.htm

無条件の承認とは

昨日まで1週間に渡り、いじめについて私の考えを書いてきました。この間、GSの保護者の方はもちろん、外部の方からもリアクションがありました。様々考えさせれたとか、もっと大人がしっかりしなくてはならないと思ったとか、子どもを守れるのは最後は親しかいないとか、皆さんがこの問題に真剣に向き合っていること、そして保護者の方からは子どもに対する愛情がひしひしと伝わってきました。
その中で、昨日書いた「無条件の承認メッセージ」について教えて欲しいという声がありましたので、今日はそれについて解説したいと思います。この考え方は、心理学・カウンセリングの理論に基づいています。私も大学の教育心理学の講義で少しかじったた記憶がありますが、正式に体系立てて勉強したのは、カウンセラーの資格を取得するために勉強した時です。

親は子どもが生まれた時から、様々なメッセージを送っています。これを専門用語では「ストローク」といいます。ストロークは、他人の存在を認め、その存在を認めたことを表す言動です。赤ちゃんの時には、ただ抱きしめてあげるとか、撫でてあげるとか、身体で表現するストロークから始まり、そのうち、笑顔を見せるとかうなずくとか、視覚を中心としたストロークが加わってきます。そして、3歳~4歳くらいを境に、言語によるストロークの割合が増えていきます。
このストロークを考える時に重要な点が2つあります。1つは、ストロークにはプラス(肯定的)なものだけでなく、マイナス(否定的)のものもあります。身体的なもので言えば、ひっぱたくとか蹴飛ばすとか暴力的なものです。非言語のもので言えば、睨むとか見下すとかが、言語的なものでは、文句を言うことや罵倒することがここに含まれます。もちろん、子どもたちは(特に親からは)プラスのストロークをもらいたがっているのですが、心理学的に言うと、「特に小さな子どもは、ストロークが何もないよりはマイナスのストロークの方を求める」と定義されています。つまり、親に無視されること、無関心な態度を取られることが一番つらいのです。それよりは叱ってもらった方がなんぼかまし、ということです。子どもが、親の気を引こうとしていたずらしたり、特に兄弟げんかをふっかけるのは、この理論で説明することができます。
もう1つ、このストロークには(プラスのものもマイナスのものも)、条件つきのものと無条件のものがあります。例えばプラスのストロークで言えば、いい子にしていたらおこづかいをあげるとか、テストで良い点数を取ったら褒めてあげるとか、これは条件つきのプラスストロークです。条件つきのマイナスストロークは、悪いことをしたら叱るとか、〇〇しないとぶっとばすぞ!というようなものです。
この段階でだいぶ話が見えてきたのではないかと思います。子どもが親の愛情を本当に感じるのは、無条件のプラスのストロークを与え続ける中で、(子どもが納得する)条件つきのマイナスストロークを適度に与えられている状態なのです。例えば、テストで良い成績を取った時に褒めるのはいいのですが、悪い点数を取った時に叱られることが続くと、「お母さんは勉強のできる僕が好きなんだ」と思い込み、「成績が悪くなったら僕の存在価値がない」というような思いをどこかで持ってしまいます。また逆に(矛盾するように感じる方がいるかもしれませんが)、悪いことをしたのに叱ってくれないと、自分が疎外されたように感じてしまうこともあるのです。
子どもが生まれた時には、「あなたがいてくれるだけでお母さん(お父さん)は幸せ」と心の底から感じたはずです。無条件のプラスのストロークもたくさん送ったことでしょう。しかし、小学生、中学生と成長していく中で、(特にお母さんが)成績を上げて欲しい、いい学校に入って欲しい、もっと言えば自分の思い通りに育って欲しいという思いが強くなってしまい、条件つきのプラスストロークが多くなり、あげくの果てには、子どもと顔を合わせるだけで無条件のマイナスストロークを送ってしまうようになってしまったり…
子どもを叱るべき時は叱っていいのです。それができない家庭では、子どもが何らかの問題を抱えてしまう可能性が高くなることが統計的にも明らかになっています。ただ、その前提に「無条件の承認」がないと、子どもが思春期を迎えた時に、「こんなはずじゃなかった…」ということになってしまうのではないかと、私は心配するのです。

いじめに関する考察その7

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年11月20日 12:58 PM
  • 未分類

深刻ないじめを受けている子どもは、通常親には相談しません。信頼していないからではなく、大好きなお母さん・お父さんに心配をかけたくない、悲しい思いをさせたくないと考えるからです。だから、家では明るく振る舞ったりして、親がいじめに気づかないケースが多いのです。気づくのは、裸になった時に体にあざを見つけたとか、多額のお金が財布からなくなっていたとか、いじめがエスカレートしてからです。不幸にもいじめられていた子どもが自殺してしまい、遺書(メモ)を残している場合は、いじめていた生徒や助けてくれなかった先生への恨みつらみと共に、親に対しては感謝の言葉を綴っている子どもが多いです。親御さんのやりきれないであろう思いは想像を絶します。

精神科医の樺沢紫苑さんは、先日の「自殺とうつ病予防のメンタル研修会」の中で、いじめられている子どもが自殺を考えるのは、「孤独」を感じた時たと述べています。誰か1人でも親身になって話を聞いてくれたり、励ましたりしてくれているうちは大丈夫だと。ただし、前述した通り、この「誰か1人」に親がなるのは難しいのです。だからこそ、学校や塾の教師の役割ってとても大きいなぁと背筋が伸びる思いがします。樺沢さんは、「「最後の1人」だと思っていた学校の先生が、いじめる側についたり、いじめの事実に懐疑的的な言葉を投げかけたり、相談しても何の対応もしてくれなかったりして、見捨てられたと感じた時に子どもは一気に孤独を感じ、自殺の道を選んでしまう」と分析しています。

最後にまとめてみたいと思います。わが子がいじめられていることを知った時に、親は何ができるのか? もちろん、学校やいじめている子ども・その保護者と直接対峙し、いじめを止めさせることが必要になることもあるでしょう。その際は、「文句を言う」「今までのことを咎める」というスタンスではなく、「自分の愛する子どもをいじめないで欲しい」という思いをきちんとぶつけることが重要だと思います。
それでも改善しない場合は、「安全が確保されない限り、学校に行かせない」ということを、それなりの立場の人、機関に正式に表明してもいいでしょう。もちろん、あまりにも悪質で、犯罪行為に該当する場合は、警察の力を借りることも躊躇する必要はありません。
しかし、私が一番重要だと考えていることは、子どもが小さい頃から折に触れて、「お父さん・お母さんは、何かあった時には命をかけてお前を守る」ということを、メッセージし続けることです。もっと言えば、子どもに対して、「あなたがいてくれるだけで、お父さん・お母さんは嬉しい」という「無条件の承認メッセージ」を伝えていくことです。普段は子どもが照れもあってあまり反応してくれなくても、この親の思いが伝わっていれば、本当に苦しくなった時、孤独を感じた時に頼ってくれるのではないかと思うのです。
皆さんは、我が子にこのメッセージを真剣に発信することができますか?

ホーム > アーカイブ > 2012年11月のアーカイブ

検索
フィード
メタ情報

ページの上部に戻る