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2012年9月のアーカイブ

追伸

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月30日 5:15 PM
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う~ん、やはり台風がこちらに向かってきている… しかも、台風の進路に対して目の少し右側が一番危険なのです。(ちょうど、今日中2の理科でやりました)
間もなく暴風圏内に入りそうなので、残念ながら今日はこれで店仕舞い。生徒も全員帰しました。

さあ、中間テスト!

今日は日曜日で通常授業はありませんが、小6の都立中日曜特訓、個別指導の授業(今日は高3生が頑張っています)、中学生の中間テスト対策と、なかなか忙しい1日を過ごしています。いま、ようやくちょっと手が開いたので、ブログの更新をしています。
小6の日曜特訓では、実際の適性検査問題の形式の対策問題を本番と同じ時間で解き、点数を出します。ここからの時期は、1回1回のテストの結果がとても重要になってきます。本番のつもりで緊張感を持って取り組ませたいと考えています。当然、解説→やり直しがセットでついてくるので、生徒たちはなかなか大変です。
中学生の中間テストがいよいよ今週から始まります。さすがに生徒たちも、この週末は中間テストの範囲の勉強に気合いが入っています。今日も、多くの生徒たちが来校し、ポイント整理の授業や対策プリントに取り組んでいます。今、この時間はすべての教室が埋まっていてなかなか盛況です。私は、理科の教師としてあちこちで引っぱりだこです。中3生たちは「天体」と「仕事」(これも理科の単元です!)で苦しんでいます。今日中に、何とか自信を持たせて帰したいと思います。
おい台風、まだ来るなよ!

受験生の失敗

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月29日 12:26 PM
  • 未分類

昨日は入試における学校側のミスについて書きましたが、今日は受験生のミスについてです。ミスと言っても、テストでの失点というレベルではなく、もっと根本的な、大きなミスについてです。

〇小6都立中クラス。入試前日の壮行会終了後、生徒たちで話をしている。「明日、学校に何時集合だっけ?」 「9時だよ」 「わかった、ありがとう」 お~い、受験する学校が違うでしょ! 集合時間も違うんだよ~! お前は8時半だぞ~! 危ない。危ない。

〇西武文理高校の受験に行った生徒から、当日の朝泣いて電話がかかってきた。「高田馬場に来ちゃった…」と。高校は狭山市だぞ??? 事態がすぐに飲み込めなかったのだが、西武線を反対方向の電車に乗ってしまったと判明。行き方を電話で説明して、すぐに向かわせて、狭山市の駅からタクシーをとばしてギリギリセーフ! 余裕を持って出たからよかったのだが、危なかった。しかし、もうちょっと早く気づけよな!

〇田舎の高校を受験した女子生徒。上履き持参なのにすっかり忘れてしまった。貸し出し用のスリッパはなく、近所にコンビニもない… 最悪なことに当日は雪混じりで無茶苦茶寒かった。靴下は履いているものの、足がかじかんで集中できなくなってきた時、その生徒はある機転によって乗り切りました。さて、どうしたのでしょう?
正解は、手袋を履いたです。厚手の手袋だったので、とっても快適だった…だそうです。でも、その格好を想像すると笑っちゃいますね。

〇受験票を忘れたという話はよく聞く。昔は結構厳しかったが、今は学校の対応も優しい。途中で気づいても取りに戻る必要なし。事務室で写真照合の上、再発行してもらえる。

〇入試に母親の車で向かったが、高速に乗ってとんでもない大渋滞。集合時間に間に合わないと焦るも、どうすることもできない。結局、まだ高速の上にいる時に入試が始まってしまいました… 当然、受験することはできません。第一志望校に合格したので、後で笑い話になりましたが、当日帰って来たお母さんの顔は青ざめていました。

〇慶応志木高校の合格発表に行ったはずの生徒がなかなか帰って来ない。携帯のない時代なので所在もつかめず、みんなで心配していたところ、塾に電話が入った。「間違えて三田校舎に行ってしまった」 確かに、入試は大学の校舎で行いましたが…

〇今まで私が直接担当した生徒で、第一志望校に合格しながら、保護者の方がお金の払い込み・入学手続きを忘れて通えなくなった生徒が2人います。
1人の方は、すっかり時間を間違えていて、学校に行った時にはもう手続きが終了していました。お父さんが土下座までしたそうですが、もちろん認められるわけがありません。(手続き時間終了と同時に補欠繰り上げの電話を始めている学校も多いです) 保護者の方は、本人にすまなくて…と泣いていらっしゃいましたが、偉かったのは、生徒本人。「しょうがないっすよ。別の高校で頑張ります」と。
今は、ほとんどの学校で現金を取り扱いません。金融機関に納入した証明書を持って、学校に行くケースが多いのです。それも踏まえて時間に余裕を持っていないと、焦ることになります。最終的には何とか間に合ったケースでも、冷や冷やものの時もありました。

追伸

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月28日 2:15 PM
  • 未分類

今、銀行に行くついでに、立ち食いそば屋に寄ってきました。(塾の教師は、夜10時過ぎまで夕食を食べられないのです…)
もりそばを注文したら、かけそばが出てきました。ありがとう、と言って食べたことは言うまでもありません。(さっき、あのブログを書いていなかったら、きっと「おばちゃん違うで~」と言っていた…)
しかし、安倍さんの食べた「3500円カツカレー」、一度でいいから食べてみたいなぁ。

合格発表にもミスはある

昨日は不正入試について書きましたが、今日は入試の合格発表におけるミスについてです。26年も塾の講師をやっていると、様々なことに遭遇します。その中でも、とんでもない事例をいくつか紹介します。

〇某大学附属高校…合格発表は手渡し。当日、合格した(はずの)生徒の中学校に高校から電話が入り、「間違えだった。実は不合格だった」と。当然、唖然。今回合格にはできないが、2次募集を受けてくれれば優先的に取る、とも。(これも問題) 聞くところによると、かなりの生徒に合格発表の封筒の中身を入れ間違えたらしい。

〇T高校…まだ単願推薦(確約)が全盛の時代。その確約で受けに行った生徒、手応えもまずまずだったが、発表で番号がない。塾に電話が入ったので、そんなはずはないので事務室に行って聞けと指示。事務室で「ボク単願なんですけど、番号がないんですけど…」と言わせたら、しばらく調べていて、「ゴメンゴメン、間近えていた。合格だった」と。

〇K高校…やはり併願確約をもらっていた生徒。第一志望校に合格してしまったので、滑り止めのその高校は風邪を引いたことにして入試を欠席した。すると、翌日郵送で合格発表が送られてきて、何と合格! その生徒は無視したが、もし手続きをしに行ったらできちゃったのかな?

〇K女子高校…不合格者が少なかったのだが、担当の生徒が不合格。どのくらい足りなかったのかという状況でも分かればと思って、教師が高校に電話して話をしていたら、「じゃあ、合格でいいです」と。???

〇K高校(上の2つとは別の高校です)…完全なすべり止めとして受けに行った生徒。入試から帰ってきての答案再現では3科で270点くらいあり、余裕の合格のはず。しかし、合格発表では番号がなく、あり得ないので高校に問合せさせたら、「合否については答えられない」の一点張り。試験の態度が悪くて(暇すぎて寝ていたらしい)はねられた可能性はあるが…

私は、別に学校を糾弾したいわけではありません。我々もテストの処理を日常的にやっていますが、どんなにミスをしないようにと誓っても、ゼロにすることはできません。人間だからミスは出ます。要は、複数の人間で確認する等、ミスのチェック体制を敷くことが大切なわけですが、特に私立中の入試の場合など、入試をやって当日の夕方発表というような学校が増えているので、とてもそんな余裕はないはずです。(よく間に合うなぁ、採点してないんじゃないの?と思ってしまう時もありります) ある高校の合格発表作業の様子を「集計隔離室?」で見させていただいたことがあります。1人の先生がエクセルに3教科の点数を入れて、範囲指定→ソートとかしているのですが、ちょっとゾッとしました。いくつかの列だけズレたりして、とんでもないことが起こらないかな…と。
お伝えしたいことは、入試でもミスは起こっているということです。丸つけ・点数計算・集計・掲示物作成・手渡し物作成等、いくつもの段階があるので、全国でこれだけの入試があれば、ミスがゼロであると仮定する方がおかしいとさえ思います。
あまり疑心暗鬼になってもいけないのですが、あまりにも納得できない不合格であれば、学校に問合せしてみるべきだと思います。
入試でのミスは人生が変わってしまうので、大問題なわけですが、例えば、スーパーやコンビニで1つしか買っていないのに2回レジのカウントをされていたり、お釣りを間違えられたり、そんなことが家に帰ってきてから判明するようなことって、よくありますよね。そんな時に、「あいつ絶対に許せない!」とか、「みんなに言い触らしてやる!」とか怒り沸騰モードになってしまうのは、私はどうなのかな?と感じます。お金を返してもらったりという正当な権利は行使する必要がありますが、自分だってミスをすることもあるし、世の中からミスはなくならないのだし、(その程度のことであれば)笑いとばすくらいの余裕があった方が、人生楽しく生きられると思うのですが、皆さんはいかがでしょうか?
でも、生徒のテストでケアレスミスについては、厳しく対応していきますよ。それをなくさせるのが、我々の仕事ですから…

不正入試

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月27日 3:23 PM
  • 未分類

ニュース等でご存知の方も多いと思いますが、今春の中央大学附属中学校の入試で不正がありました。横浜山手中という、2年前から中央大の系列になった学校ではありますが、今回大学の理事長が絡んでいますし、不正合格の判断をした校長は、それまで中央大学高校の校長をしていた方ですから、そのことはあまり免罪符にはなりません。
詳細はまだ分からないことも多いのですが、簡単にまとめると、大学の理事長の知人の孫が中学校を受験するので、理事長が校長に「よろしく頼む」と言ったそうです。そう言われたた校長が、入試での点数は足りなかったのに、最後の合格判定会議で合格に変更して発表しました。その後の調査で不正の事実をつかんだ大学が合格の取り消しを指示し、3月になって当該の生徒に伝えられたということです。
なぜ、その時ではなく、今になってこの事実が明るみに出てきたのか不思議ですが、報道を見ていても、責任のなすりつけ合いや、報道陣とのバトルばかりが目について、一番肝心なことが見えてきません。当該の受験生が一番傷ついているであろうことは間違いありません。「コネで一旦合格になったけど、点数は足りなかったので取り消された」という事実を本人も知っているはずです。保護者の方が、取り消しを拒否したという報道も見ました。それはそうですよね。採点のミスであっても、一旦合格にした生徒は入学を許可するのがこの世界の通例です。(逆の場合は、入学後でも追加合格にします) 今さら、何で…という思いは強いでしょう。さらに、今の在校生や保護者のケア、OBや関係者の落胆、そして今後受験を考えている生徒たちの思いはどうなっているのだろうと心配になります。
実は、私は中央大学附属のOBです。さらにこんな仕事をしているので、入試や学校の情報には一般の方よりも詳しいわけです。今まで、中大附属中高は、スポーツ推薦等も取らないし(だから運動部が弱くなっているのですが…)、入試にもコネは通用しないし、そう意味ではクリーンな学校だと信じていました。その私でも、今回のことで、もしや今までもこんなことがあったのでは…と頭をよぎります。同じような思いを抱いてしまった在校生やOBも多いのではないでしょうか? また、来春受験を考えていた生徒で、急きょ志望校を変更するという生徒も出てくるはずです。在校生も含めて、「ああ、あの不正入試があった学校の生徒ね」、という見方をされてしまうのは、避けようがないのです。生徒たちには、何の罪もないのに…
今回の騒動で、学校側がそこまで考えて事を起こしたのか、もっと言えば発表したのかが疑問です。誤解を恐れずに言えば、学校の判断としてそういう最終結論(理事長のコネで合格)を出したのであれば、変える必要はないし、そのことを公表すべきでないと考えます。
公立の場合は問題になりますが、私立ですから、建学の精神に則り、学力以外の要素で合格を決定しても問題ないと私は考えます。ただし、そのことをきちんと公表すべきだし、本当は入試要項にも謳うべきでしょう。コネ入学ありとは書けないでしょうが、親子面接を実施し、それを重視すると明記しておけば、みんなそういうことか…と理解します。実際、伝統ある女子校などでは、卒業生(OG)の子女や妹は入試で有利であることを公言している学校もあります。お受験(小学入試)でお坊ちゃん・お嬢ちゃん学校などでは、寄付金の額で合格最低点が異なる場合があることは、皆さんも耳にしたことがあるはずです。合格の基準が学力だけではないことを、みんなが分かっているからあまり問題にならないのです。
今回のケースは、そういう事例に較べると、あまりにも「寝耳に水」だから問題になったのだと思います。最後に書きにくいことを書いてしまいますが、もし理事長の直接の孫だったら、それでも大学側は合格を取り消せと指示したのでしょうか?

国語世論調査その2

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月26日 4:47 PM
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では、前回の宿題の答え合わせをしたいと思います。

①うがった見方をする
「物事の本質を捉えた見方をする」が正解です。「疑ってかかるような見方をする」ことだと思っていた方がいるのではないでょうか? 良い意味で使われる言葉なんですね。

②失笑する
「笑いも出ないくらい呆れる」ではありません。「こらえきれずに、つい吹き出して笑ってしまう」ことです。

③割愛する
「不必要なものを分割して捨てること」ではありません。「惜しいものを手放すこと」です。

④にやける
顔がにやけてるよ!なんて使っちゃいますが… 「薄笑いを浮かべる」は☓です。正解は「なよなよしていること」です。

⑤他人事(読み方)
小6のクラスで、「これ、何て読む?せーのっ!」と言ったら、全員「たにんごと!」と言ってくれました。残念ながら「ひとごと」です。都立中の作文では、「他人事」の作文を書くと落ちるよ、という話をしたことは言うまでもありません。

う~ん、日本語は難しい…

国語世論調査その1

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月24日 12:35 PM
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今年も、国語世論調査の結果が発表されました。教育に携わる者として、毎年結果を楽しみにしています。
皆さん、まず次の言葉を自分で使うかどうかを正直にカウントしてみてください。
①1歳上→1コ上
②むかつく
③すごい速い(すごく速いが正解です)
④まったりする
⑤なにげに…
⑥チョーきれい!
⑦真逆(まぎゃく)
⑧がっつり食べる
⑨半端(はんぱ)ない
⑩全然OK(本来否定文で使う言葉ですね)
⑪~みたくなりたい(みたいに、です)
⑫~します。その時に→~じゃないですか、その時に
いかがでしょうか? ちなみに小6のクラスでアンケートを取ってみたら、使うのは3~4個でした。これらはすべて言葉の誤用なのですが、なにげに(笑)、使っている人が増えてきています。一般的には若い人に多いのです。確かにお年寄りの方が、「今日はガッツリ食べるぞ~」とか言っているのは想像つかないですよね。
調査の中では、他にも本来の意味と異なる使い方をされている言葉がまとめられています。
いくつかピックアップしますので、これについても皆さん、どんな意味か、どんな時に使う言葉かを一緒に考えてみてください。(正解は次回に…)
①うがった見方をする
②失笑する
③割愛する
④にやける
⑤他人事(読み方)
次回に続く…

面接・集団討論対策その4

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月23日 12:58 PM
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急に秋がやってきました。今朝は寒いぐらいでしたね。しかし、明日からまた夏が逆戻りで、30度くらいの日が続くとのこと。これだけ気温差が激しいと、調子狂っちゃいますね。皆さん、くれぐれも体調には気をつけてください。

ここに、1枚の「グループディスカッション採点表」があります。(出所は言えませんが…) 大きく分けて、2つの枠があります。1つは「発言内容」ですが、もう1つ「参加の仕方」という枠があり、それぞれに項目が細分化されていて、1つの項目を5点満点でつけるようになっています。「参加の仕方」の方は、「積極性」「リーダーシップ」「協調性」「態度・表情」の4項目に分かれています。これで要求されることがだいたい理解いただけると思います。
一般的には、グループディスカッションを始める前に、リーダーと書記・タイムキーパーなどの役割を決める場合が多いのですが、まずはそこに立候補するかどうかというところから駆け引きが始まっています。リーダーをやった方が有利に思えるかもしれませんが、過去の例だとそうとも言い切れず、うまく議論を進行できなかったり、自分だけで話を結論付けてしまったりすると、マイナス点がつく場合もあるのです。リーダー以外も、発言はしっかりしなくてはならないのですが、しゃべり過ぎたり、他の人の意見を聞いていなかったりすると、協調性なしと判定されてしまうのです。ここの兼ね合いが集団討論では一番難しいですね。自分が話をしていない時の態度(目を見て聞いているかとか…)も見られているので、最初から最後まで気を抜けません。
グループ全体としての評価も当然出てきます。テーマに対して、時間内に適切に結論を出せたかどうかということと、全員が議論に参加して、グループとして機能したかどうかということの2点がポイントです。まったく発言しない生徒がいた時に、「○○さんはこの点についてどう考えますか?」と振ってあげたりすると、高評価がもらえるかもしれません。(まぁ、そんな余裕がある生徒はなかなかいないでしょうが…) 就職試験では、グループ全員合格、全員不合格と判定をされることもあります。そういう意味では、試験における集団討論は、とても怖い部分があると言えます。
都立高校の入試の場合は、面接官(先生)が討論の進行を補助して、助け舟を出すような案も出されています。しかし、この部分も高校によってだいぶ違ってくると思います。先生はまったく放置して、それこそ30分間沈黙が続いて、全員OUT!みたいなケースが出てくるかもしれません。その中で、賢く振る舞えば、飛び抜けて良い点数を取れる場合も… いずれにしても、対策をきちんと立てかかどうかで、集団討論の点数がかなり変わってくることは間違いありません。

面接・集団討論対策その3

  • 投稿者: gs_staff
  • 2012年9月21日 12:48 PM
  • 未分類

さて、問題の集団討論ですが、今まで高校入試で実施されたことがないので、みんなが手さぐりの状態だと思います。それだけに情報を収集して、対策をきちんと立てた生徒が有利になります。就職試験では当たり前のように行われていますし、神奈川の県立中入試でグループワークのような形が実施されています。あとはお受験(小学校受験)ですが、これはあまり役に立たないですね。(そもそも、討論と呼べるのかどうか…笑) 都立中では、直接集団討論が行われることはありませんが、テストの中で学級会の運営や話し合いのルール等が出題されたりすることと、作文の中での主張・表現力にプラスになることから、生徒たちに「ディベート」や「1分間スピーチ」をやらせてきました。(合宿でやることが多かったですね) そのあたりの経験と、都立高校の先生とのパイプによる情報を総合して、対策を立てていきたいと考えています。
前述したように、グループ分けがどうなるのかと、テーマが事前に発表になるかどうかがポイントです。事前にそのあたりの情報が分かるなら、塾でそれを前提に対策を立てられるわけです。おそらく、高校としてもそれ(塾での対策)を恐れて、細かい情報は当日まで発表しないのではないかと思います。(都立高校にとっては、私のような者の存在が迷惑でしょうね… すいません)
まずテーマですが、ディベートの形は取らないまでも、二項対立のテーマで、どちらがいいのか? そのメリット・デメリットを論ぜよという形が多そうです。例えば、「中学生は携帯を持つべきか?」とか、今はやりのテーマでいうと「原発は必要か?」とか、自分の立場を明確にして、反対意見を考慮しつつ論を展開する形です。なぜ私がそう思うかと言うと、都立中の作文がほとんどその形だからです。あとは、組織の問題点を解決するための対策を出されるパターン。例えば、「学校でいじめをなくすにはどうしたらいいか?」とか、「日本の若者にボランティア精神を根付かせるために私たちが何ができるか?」とか、模範解答が1つに決まらないテーマです。私が今まで目のあたりにしたテーマでは、「サザエさんの登場人物の中で、一緒に仕事するとしたら誰がいいか?」というようなちょっと変わったものもありました。サザエさん派とカツオくん派が最後まで譲らず、見ていてもなかなか面白かったです。こういうテーマだと、そもそもその対象(サザエさんとか)やキャラクターを知らないと圧倒的に不利ですし(まぁ、あんな国民的番組くらいは見とけよ!ということでしょうが…)、知っているかどうかで決まってしまうテーマは、あまり良いとは言えません。
私が危惧しているのは、高校の先生方が集団討論に不慣れなために(失礼!)、不適切なテーマを与えてしまうのではないか…ということです。例えば、「高校に入学して頑張りたいこと」とか、「将来の夢」とか、独立した個人の希望・考えについては、個人面接で聞くべきことで、集団討論として行っても意味がありません。
集団討論の採点基準では、実はテーマの内容・質問に的確に答えられるかどうかよりも、もっと重要な部分があるのです。
(次回に続く…)

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