ホーム > 未分類

未分類のアーカイブ

都立中の作文<その8>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年8月21日 9:53 AM
  • 未分類

私は「なぜならば、〇〇だからだ病」と名付けているのですが、何も考えずに、教わった形式にだけ合わせようとして、理由になっていないことを理由に書いたり、結論が体験とマッチしていなっていたりするような答案を書く受検生が増えているという話を、数年前に某都立中の先生から伺ったことがあります。そうはっきりおっしゃったわけではないのですが、そういう生徒を落としたいと考えているんだろうな…と、私は感じました。
この「病気」を診断するのは簡単です。生徒が作文を書いているところを横で見ていて、最初の書き出し(結論)を書いた後に、(何も考えないで)条件反射的に「なぜならば」と書くからです。問題の内容によっては、必ずしもそこで理由を書く必要はありませんし、理由を書くにしても、唐突な「なぜならば」は、それだけで評価を落としてしまう可能性すらあると感じています。

また、筆者の主張をただなぞっているだけで、自分の考えをほとんど書けていない答案が多いという話もありました。(都立中は、要約問題が1~2題出題されるのですが、こちらは自分の考えを書いてはいけません。文章中の筆者の主張を簡潔にまとめることが必要です) ここ数年の採点基準を推測すると、おそらくこの部分が非常に重要な要素になっていることは間違いないと思います。
私は、最近の採点基準の中に「独創性」という項目がある(しかも配点が高い)のではないかと推測しています。文章がそこそこうまく書けていたとしても、「みんなと同じ」では高得点がもらえないようになって来ているからです。数年前の採点基準とは、そこが大きく変わって来ている可能性が高いです。

この部分は、相当訓練しないとなかなか書けるようになりません。特に、5年生までに悪い癖がついてしまっていると、小6になって本格的に過去問に取り組み始めた時に、修正するのに相当の労力を必要とします。作文の受検勉強を本格的にスタートした時から、(当たり前なのですが)常に自分で考えて、自分の言葉で書くようにして行かないと、本質的な作文の力はつきませんし、(今の採点基準だと)高得点を取ることができるようにはなりません。
(次回に続く…)

都立中の作文<その7>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年8月20日 9:33 AM
  • 未分類

都立中には得点開示制度があるので、本番で取った点数が分かります。生徒が入試から帰って来た後の「答案再現」と照らし合わせると、「この作文で何点だった」ということがリアルに掴めて、それが講師たちの経験値として積み重なって行きます。
一昔前は、「こんな作文でこんなに高得点がついてしまうんだ…」と感じる場面が少なくありませんでした。特に、(多摩地区の学校では)立川国際と武蔵の採点基準が甘くて、そこそこの作文で90点くらいもらえていることが結構ありました。私の目から見たら、到底納得できないような甘い採点もありました。(論理が破綻していたり、同じことを何度も書いていたりするのに80点や90点をもらえているとか…) 当時は、 適性(算・理・社)の方ではあまり差がつかない問題が多かったこともあり、作文で高得点を取ってしまえば、それだけで合格ラインを超えてしまうことも多かったのです。
しかし、各中学校とも、このままではダメだということに気付き始めます。6年後の大学受験に向けて、本当に優秀な生徒が取れていないことを認識したようです。実際、ある中学校の先生が、「作文だけ高得点で入学した生徒の成績は思わしくない場合が多い」というようなことをおっしゃっていたことがありました。

私が感じている最近の採点基準の変化は、大きく2つです。
1つは、総じて作文であまり大きな差がつかなくなった(つけなくなった?)ことです。どこの中学校でも、80点・90点という点数はあまり見なくなりました。ここ数年のGSの生徒たちの例で言うと、ほとんどが60点~70点くらいに分布しています。80点以上取った生徒は(過去6年間で)数名しかいませんし、逆に半分取れなかった生徒も数名しかいません。他の塾の講師に聞いても、だいたい同じ感想が返って来ることが多いので、たぶん間違っていないはずです。
作文たけでぶっこ抜いて合格を手に入れることが、なかなか難しくなって来ているということです。「作文は(合格するためには)ある程度取って当たり前で、はずしたらかなり厳しくなる」というのが、最近の都立中の傾向です。共通問題の適性(特に理系)でどのくらい取り切れるかで合否が分かれます。テストの標準偏差が小さくなっているために、実は最後の最後は、報告書(通信簿)の点数の差で合否が決まっているケースも増えているような気がします。実際、GSの過去数年間で言うと、通信簿オール3の生徒はほとんどが合格しています。

もう1つ、これは中学校によって違いがあるような気がしているのですが、自分で考えていない型にはまったような作文は、高得点がもらえなくなって来ていると感じています。
(次回に続く…)

都立中の作文<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年8月18日 10:09 AM
  • 未分類

都立中の作文についても、やはり過去問レベルの作文をどのくらいこなしたか(前回書いた通り、合格点を取れるようになるまで書き直すことも含めて)が勝負だと思います。作文がうまくならないと言っている生徒は、まず絶対量が足りな過ぎる場合が多いです。GSの生徒たちは、この部分ではおそらくどこにも負けていないはずです。都立中の過去問については、様々な中学校のものを古い方から順番にやって来ていて、昨日の時点で平成26年までつぶし終わりました。(極端に傾向が異なるものや、質が劣るものははずしてあります。立川国際のただ写すだけのものや、武蔵の古文、桜修館の写真、三鷹の心情理解等々です) 夏期講習中も、授業の課題とは別に、銀本をひたすら解いています。北から順番に解いているのですが、昨日の宿題は長野県でした。
これだけの量をこなしていると、まず要約ができるようになって来ます。先日授業中に白鴎中の過去問を実施したのですが、要約の30点中平均点が25点くらい出ました。ほぼ模範解答通りの答案で満点をもらった生徒も多かったです。自分の意見を書く作文の方は、まだかなり波がありますが、(クラス全体的に)春頃に較べるとだいぶうまくなって来たと感じています。

(自分の意見を書く)作文の方で言うと、原稿用紙の使い方から始まって、漢字や文章表現等技術的な部分はもうあまり心配はいりません。まだ細かいところでミスをする生徒はいますが、ここは今後次第に直っていくはずです。問題は、内容の部分です。
この時期にまともな作文が書けるようになって来るかのポイントは、あたり前のことなのですが、自分の頭で考えて自分の言葉で結論を書こうとしているかどうかです。筆者の主張をなぞって終わってしまったり、誰が書いても同じようなつまらない型にはまった抽象的な作文を書いていたら、いくら時間をかけてもうまくなりません。
実は、都立中の作文の採点基準が、ここ数年でだいぶ変わって来ている(中学校が多い)のです。都立中の先生からそういうお話を直接伺ったこともありますが、GSの生徒たちが本番で書いて来た作文と得点開示の点数を突き合わせて分析している中で、そのことに確信を持ちました。
(次回に続く…)

都立中の作文<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年8月17日 9:52 AM
  • 未分類

前々回の記事の中に書いたことですが、GSの都立中クラスがとても少人数であることに対する反響がありました。そうなんです。今までの平均的な感じで言うと、「受検生が5名いて、そのうち2名が合格して行く」というような状況です。開校以来ト-タルで見ても、私立中コースの方がかなり人数が多いのです。ただし、今年の小6は久しぶりに都立中クラスの方が多いですし、今の小5の志望校を考えると、来年の小6は都立中クラスの方が圧倒的に多くなりそうな状況です。GSに関わる方々の中で言うと、少し都立中の人気が持ち直して来ている実感があります。それと、GSの都立中の合格率が高いこと(少人数であること、授業料が大手塾よりかなり安いことも含めて)が、ようやく地域に知られて来たこともあると感じています。
そんな少人数の指導故にできること(逆に言えば大手塾にはできないこと)がいくつもあり、それが都立中の合否に直結する要素になっているはずです。

都立中の作文について一番重要なことは、「同じテーマで、合格点に届くまで何度も書き直しをすること」です。授業で解説を聞いて、メモをするくらいではまったく意味がありません。さらに言えば、書いたその場でチェックを受けて、すぐにやり直しをしなくてはいけません。作文を書いた後、1週間くらいしてから返却されて、それを家に持って帰ってからやり直しをしているようでは、力がつきませんし、そもそも書くべき量がこなせずに終わってしまいます。
GSの小6の生徒たちの夏期講習での様子を例にあげて、どのくらい作文を書いているのかをお伝えします。1日の授業の中で、入試問題レベルの作文を平均3本は書きます。その場ですぐに採点して(入試問題は点数を出しますし、それ以外の作文は10点中の点数で明示します)、簡単な講評をして返します。10点中7点が取れていないものは、その場ですぐに書き直しになります。2回目もすぐに採点して、7点が取れるようになるまで繰り返します。ほとんどの生徒は(この時期は)2回目でクリアするようになって来ていますが、苦労する生徒は、1つのテーマにつき4~5回書き直しをする羽目になります。4回も5回もダメ出しを食らうと、さすがに泣きながら書いている生徒もいたりします。授業時間以外で、それ以外に、自分が受ける中学校の過去問や、銀本の中の過去問で作文を少なくとも1本は書くので、平均すると1日に8本くらいの作文を書いていることになります。重要なことは、書いたその場でチェックを受けて、不十分なところを理解して、その場で書き直しているということです。こんな形の指導は、少人数のクラスでなければできません。指導者側のスキルと覚悟も必要です。私が若い頃に速読を身につけたため、1枚(400字)の作文を5秒程度で読める(合計30秒で最低限の赤入れをし、生徒にまずいところの指摘をできる)特技を持っているからできることでもあります。

この、「合格点に届くまで、その場で何度でも書き直す」ということが、都立中の作文で点数を取れるようになるためのすべてだと私は考えています。小6になった時点でまともに作文が書けない生徒でも、これを毎日繰り返して行けば(生徒によって必要な時間に差はありますが)、誰でも書けるようになります。都立中の作文の勉強で最悪なのは、「何を書いていいか分からないと言って手を止めている」ことと、「書きっぱなしで、採点されたものをそのまま放置すること」です。だいたい、作文が書けるようにならないと言っている生徒のほとんどは、このどちらかに当てはまっています。
(次回に続く…)

都立中の作文<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年8月16日 9:57 AM
  • 未分類

2つ目は、これも小5までに、様々な体験を積んでおくことと、それを自分の言葉で表現できるようにしておくことです。もちろん、読書もしないよりはした方がいいですし、こども新聞を読む習慣がある子とない子では、作文の力にかなり差があるように思います。
これはご存知の方が多いと思いますが、都立中の作文は、必ず自分の体験に基づいて自分が感じたこと、考えたことを書くようになっています。この部分のリアリティと結論に至る説得力で、点数に大きな差がつきます。もちろん、嘘というか自分が体験していないことをあたかも体験したかのように書いても全然問題ないのですが、純真な(?)小学生は「嘘は書けない(書いてはいけない)」と思い込んでいたり、書いたとしてもやはりリアリティに欠けるものになってしまったりします。

将来的に都立中の受検を考えている保護者の方にお願いしたいことは、様々な場所に連れて行って、様々な体験をさせて、様々なことを感じられるようにしてあげて欲しいということです。直接的に勉強につながることでなくてもいいのです。本人が、非日常の体験を数多くして、その中で様々な気付きを得て、結果として自分の将来の血肉として行くことがとても重要です。
ある程度長期間のスパンで、お小遣いを与えて自分でお金の管理をさせるとか、家族旅行の計画を立てさせるとか、今までしていなかったこと、そして自分で真剣に考えて進めないと何もできなくなってしまうようなことにチャレンジさせることも検討してみてください。要は、子ども扱いしないで大人として認めてあげて、ある部分は任せてしまうというような経験を積んで行くことが、子どもの成長には不可欠であるということです。

さらに言えば、本人が感じたこと、考えたことを極力言葉にさせることも意識していただくといいと思います。感想文を書くということではなく、感想を言わせたり、親子で意見を戦わせたりするレベルでOKです。私の経験で言えば、親子で会話が少なかったり、本人があまりしゃべらない生徒は、都立中の作文で苦労する場合が多いです。そういう意味では、親が察しが良すぎて、先回りしていろんなことをやってあげてしまったり、本人の意思を確認せずに、親が大事なことを決めてしまったりする家庭は、注意が必要だと思います。
(次回に続く…)

都立中の作文<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年8月15日 10:17 AM
  • 未分類

都立中の作文は、1年あれば何とでもなると思っています。
GSの開校以来の過去6年間で、都立中は28名が受験して10名が合格しています。合格率は36%程度です。ここ3年間に限って言えば、ちょうど50%です。都立中の人気が落ちて来ているとは言っても、全体の倍率が6~7倍くらいあった中でのこの結果は、なかなかのものだと自負しています。(もちろん生徒たちが頑張っている証です)
この合格者10名の顔を思い出しても、小6になった時点で作文がとんでもなく酷かった生徒が結構いることに気付きます。それこそ、模試で偏差値40くらいだったり、過去問で(100点中)1桁の点数を取っていた生徒もいます。作文が下手と言うよりも、何を書いていいかわからなくて手がまったく動かないというような生徒もいました。その生徒たちが、1年後には一丁前の作文を書くようになって、合格を勝ち取って行きます。

1年あれば何とでもなるとは言っても、いくつかの前提条件があります。
1つは、小5までに漢字・語句知識・文法など基礎的な事項をある程度しっかり仕上げておくことです。GSでは、小5までに小6の漢字・語句知識はひと通り終わらせてしまうので、ここまでが勝負です。都立中で必要な文法的なことは(塾の)小4レベルがしっかりできていれば問題ありません。小6になって、小学校配当漢字がまともに書けなかったり、小4レベルの文法が理解できていないとても苦労します。1つ例を挙げると、文を「私は~」で始める癖がついているのに、それを述語で回収できないようなレベルの生徒です。作文の内容以前に、何を書いているのか分からない文になってしまうので、当然点数を取れるようにはなりません。
小6のこの時期になっても、漢字がボロボロだったり、文法が目茶苦茶だったりする生徒も一部にいます。ただし、GSでは授業の中でその部分は一切対策を行いません。時間対効果がとても薄くなってしまうからです。漢字練習帳は渡してあって、自分で家でコツコツやることになっていますが、この時期にそれをやっていると、過去問レベルにあまり時間を取れなくなり、苦しくなって来ます。まず、小5までに漢字や文法の基本的なことを仕上げること。これが絶対に必要です。私立中レベルのことは必要ありません。小学校で学習するレベルが完璧にできているというレベルでOKですから、そんなに難しいことではありません。
(次回に続く…)

都立中の作文<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年8月13日 10:27 AM
  • 未分類

毎回模試の成績が返って来た時に、私の立場での重要な仕事があります。それは、成績の点検→突っ込みです。
大きく2つあります。1つは、生徒個人ごとの成績表を全員分じっくり見て、長い目で成績が上がっているか、はずしている科目がないか等をチェックすることです。そこで対応が必要な生徒がいれば、クラス(科目)担当に対応を指示したり、自分で生徒を呼んで話をしたりします。逆に努力が結果に結び付いて来ている生徒は、褒めること、自信を持たせることの指示を出す場合もあります。そのタイミングで、(成績順の)クラス替えの検討会が開かれる場合もあります。
もう1つは、学年・クラス・科目ごとの平均偏差値を計算して、一覧表にまとめて、講師たちに提示することです。もちろん、ただ提示するだけでは意味がありません。「あれ~、〇〇クラスは〇〇の科目だけ成績が伸びてないな~」とか、「ちょっと今回はずしすぎじゃない…?」とかいう突っ込みが入ることになります。私も多くのクラスを担当しているので(今年は、小4・小6・中1・中3を担当しています)、時には自分に突っ込みを入れなくてはならない場面もあります。クラス全体として思わしくない科目の講師とは、そこで対策を相談し、次のテストに向けてやるべきことを決めることになります。少し長い期間に渡って苦労していた科目の成績が上がって来ると、とても嬉しいものです。
というような経緯の中で見た時に、この2~3年くらいについて言えば、国語の成績が上がっているクラスが多いということです。もちろん、1年間単位で見れば、成績か大きく伸びている科目がほとんどなのですが…

話を戻します。都立中の作文についても、ここ数年間の模試の偏差値・過去問の得点の推移で言えば、数字は(他の科目と較べても)伸びています。私立中の国語に較べると、ずっと成績を上げやすいことは間違いありません。なぜかと言うと、(誤解を恐れずに言えば)「都立中の作文に、本質的な国語力はほとんど必要ない」からです。さらに言えば、小学校での作文の上手い・下手もほとんど関係ありません。逆に私は、小学校での作文が上手いと言われている生徒(特に女子)は、都立中の作文で苦労するケースが多いと感じているくらいです。
小学生にとっては、私立中型の国語と都立中の作文はまったく別の科目だと考えて対策を立てて行くべきです。実際、私立中受験で御三家レベルに普通に行けば受かって行くような生徒が、入試直前期に都立中の作文を解いてみても、(対策を立てていなければ)ほとんど点数を取れません。まず、原稿用紙を全部埋めきれる生徒が少ないですし、内容的には、自分の体験から得られた気付きや、結論に至る論理展開が書けない場合が多いです。妙に偉そうになってしまったり…
まず、このあたりの「誤解」を払拭することが、都立中合格への第一歩だと考えています。
(次回に続く…)

都立中の作文<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年8月12日 12:44 PM
  • 未分類

私は、塾の講師を始めてからの32年間で、様々な科目の指導をして来ました。英語以外は、1年間通して責任持ってクラスを担当したことがあります。ほとんどが、難関校を目指す生徒が多いそれなりのレベルのクラスです。英語も、中1・中2の代講(臨時スポット)程度では何度か授業をやったことがありますし、そのレベルでは問題ないはずですが、(英語だけは)中3を責任持って指導する自信はありません。
GSでも、算数・数学・理科・国語・社会・都立中文系・都立中作文と、多岐に渡って指導をして来ました。そういう意味では、文系・理系オールラウンドプレイヤーです。(本当は体育会系なのですが…(笑)) 社会という科目に違和感を持つ方がいらっしゃるかもしれませんが、実は私は「社会」の教員免許を持っています。法学部だったので、社会の免許しか取れなかったのです。もちろん、教育実習にも行きました。授業を担当したのは、中1の地理でした。就職した後、通信課程に入学し直して、数学の免許を取ろうとしましたが、仕事と両立はできず、取得単位0で除籍処分となりました…(泣)

これだけ多くの科目を長いこと担当して来た塾講師はそうはいないと思っているのですが、この経験の中で、成績を上げやすい科目と上げにくい(時間と手間がかかる)科目があることに気付きました。あくまでも私の独断と偏見ですが、それをまとめてみます。

(1年間単位で見た時に)一番成績を上げにくい科目は、間違いなく「国語」です。特に私立中受験の小学生の方がそう感じますが、中1で入って来た時に国語がかなり厳しい状態だと、かなり苦労するはずです。他の科目にも影響が出てしまう可能性もあります。
国語については、幼児・小学校低学年のうちの取り組みがとても重要だと感じています。(ぜひ「ガウディア」をご検討ください!) 机の上の勉強だけでなく、読書や会話による語彙力の獲得も含めてということになるので、家庭での取り組み・環境も大きく影響を与えます。
もちろん、小5や中2くらいになってから、国語を何とかしようとしてできることはたくさんありますし、実際そこから成績が上がる生徒もいるわけですが、かなり大変なことであることは間違いありません。
ちなみにGSでは、特にこの2年間、クラスの平均偏差値で国語の伸びが結構大きいです。書いていることと矛盾しているのですが、生徒たちの頑張りはもちろん、講師が優秀なのだと捉えてください。あっ、私はこの2年間に限って言えば、国語は担当していません…(笑)

逆に、私が一番成績を上げやすいと感じている科目は、「(都立高校)の理科」と、「都立中の作文」です。
都立高校の理科については、中学受験の理科に較べると、信じられないくらい簡単です。覚えることも少ないですし、複雑な計算問題もありません。記述問題も数問出題されますが、きちんと対策を立てていれば苦労しないばすです。定番問題が多く、努力が確実に報われることは間違いありません。どちらかと言うと、選択肢の読み取りも含めた読解力で差がつくと言ってもいいくらいです。GSでは、(都立高校の理社については)毎年中3になってから本格的な学習をスタートしますが、夏の終わりに80点、本番で90点というラインは、あまり苦労しないで(勉強に時間をかけないで)クリアする生徒が多いです。
都立高校の社会も理科と同じレベルで易しいのですが、必要な知識量が理科よりもかなり多いのです。その部分をクリアするのに、一定の時間が必要です。

都立中の作文については、意外に感じる方が多いかもしれません。「国語が一番上げにくい科目で、作文が一番上げやすい科目っておかしいのではないか…?」と感じている方もいるでしょう。しかし、私の経験で言えば、これはおそらく事実です。
(次回に続く…)

夏期講習は後半戦へ<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年8月11日 10:28 AM
  • 未分類

この夏のGSの受験生たちの「過去問バトル」のターゲット校は以下の通りです。もちろん、生徒の志望校によって異なる部分はありますが、クラス全体での目標を明確に設定しています。

<小6私立中コース>
日大二中のレベルで確実に合格点を取り切ること。明八中のレベルで勝負ができるところまで底上げをすること。
→都立中コースや中3に較べると、夏の終わりに間に合わせるのはなかなか大変だと思います。単元学習が終わってからまだあまり間がないことと、4科目ともかなりのレベルで力をつけないと点数として出て来ないからです。(都立高校は5科目ありますが、理社が中学受験に較べるととても楽なので、負担があまり大きくないのです) 知識量の詰め込みが、まだこの時期には間に合わないということもあります。
それでも、夏の終わりに日大二中のレベルでもたついていると、明八中や中附中、帝大中レベルの受験は苦しくなってしまいます。(穎明館は、過去数年GSの生徒は落ちていないので、ラインが皮膚感覚で掴めません) 明八のレベルも、科目によってはある程度勝負できるところまで行かないと、夏の達成感は得られません。
ポイントは、基本問題と暗記物でしっかり点数を取り切ること。毎年、これがやり切れているかどうかで、夏の終わりの結果は大きく左右されます。

<小6都立中コース>
南多摩中で合格点を取り切ること。これが最大唯一の目標です。武蔵中の適性Ⅲは、まだこの時期に真剣勝負として扱うには不適切なので。
→まったく難しいミッションではありません。(数年前までの問題であれば)適性で半分近く取って、作文で60点取れば合格ラインを突破できます。科目ごとに見れば、ほとんどの生徒が取ったことがある点数です。問題は、2科目両方はずさずに取り切れるかどうかです。今までの何回かの「バトル」では、「適性で取った生徒は作文ではずし、作文で取り切った生徒は適性で歯が立たない」という状況が続いています。夏の終わりのこのタイミングで打破しないといけません。
毎年、クラスで半分くらいの生徒が目標をクリアしています。さて、今年は…

<中3>
中附・中杉・明八のレベルで確実に合格点を取り切ること。早実のレベルで勝負ができるところまで底上げすること。
都立の理科・社会については、2科目で160点を取り切ること。
→毎年、中大レベルは夏の終わりにほとんどの生徒がクリアします。(夏の終わりに)早実で合格点を取った生徒は、GS開校以来数名しかいません。成績上位の生徒は、中大レベルを余裕でクリアした上で、ここが勝負です。
都立理社は、前回ボーダーラインを超えた生徒は1名のみでした。ギリギリ惜しかった生徒も1名のみ。まだ単元学習がすべて終了していないこと、初めて過去問を解いたことを割り引いても、ちょっとはずし過ぎです。ケアレスミスも結構ありました。夏の終わりには、言い訳は効きません。

入試本番までまだ半年あるという言い方もできますが、もう半年しかないという言い方の方が正しいと思います。(正確に言えば、もう半年は残されていないのです) 毎日これだけのことをやって来ているのですから、夏の終わりには何としても結果を出さないといけません。ここでしっかり結果を残せれば、今後に向けて自信を持つこともできるでしょう。
今後の受験(受検)の方向性を左右する大勝負まで、あと10日余りとなりました。そろそろ、生徒たちを「超本気モード」に入れないと、間に合わなくなってしまいます。

夏期講習は後半戦へ<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2018年8月10日 12:24 PM
  • 未分類

夏期講習会も、本日より後半戦に突入します。台風13号の影響を心配しましたが、今回は問題なく授業が行えるのでホッとしています。また次の台風が発生しているのが気になりますが…
お盆の期間も授業を行います。ただし、このクールは小6・中3・中2のみですので、他の学年では、帰省や家族旅行に出かけている生徒も多いようです。(ガウディアはすべてのクールで授業を行っていますが、選択制なので希望日を選べるようになっています)

うかうかしていると、あと2週間で夏期講習会が終了してしまいます。最近は、8月の最後の1週間は学校で授業が始まるところが多いので、講習会はその前に終了せざるを得ない状況があります。(そのおかげで、我々も夏の終わりにちょっと遅い夏休みをいただけるようになりました)
私は、夏の後半に入ると、この「終了してしまう」という感覚が強くなります。時期で言うと、甲子園の高校野球が佳境に入り、セミが鳴き始める頃からです。(はい、この1週間でだいぶ鳴き始めましたね)
小6・中3の受験生は、この夏である程度の結果を残さないといけません。結果というのは、模試の偏差値や過去問での点数ということになるわけですが、夏の終わりにまったく話にならない状況のまま終わってしまうと、今の第一志望校の合格可能性がほとんどなくなってしまい、(特に中3生は)志望校の変更が必要になってしまったりするケースも出て来ます。そういう意味では、「ここからの残り2週間がのるかそるかの勝負所になる」という感覚が私の中ではとても強いのです。実際、GSの過去数年間の状況を振り返ってみても、夏の終わりに急に点数を取れるようになって来たような生徒は、入試本番で良い結果を出しているケースが多いですし、その逆も然りという結果が出ています。

小6も中3も、朝1時間目の授業の様子だけで、「おっ、気合いが入って来たな」と感じる生徒と、「すっかりぶったるんでるな」と感じる生徒にくっきり2分されている様子が見て取れます。(もちろん「気合い入り組」の方が人数は多いのですが、その分「ぶったるみ組」の数名の生徒たちが目だって見えてしまいます) これらの生徒を1人ひとり(もちろん良い意味で)つぶして行くのが、このクールの私たちの重要な任務になります。
(次回に続く…)

ホーム > 未分類

検索
フィード
メタ情報

ページの上部に戻る